臨床心理学研究科
臨床心理学専攻(修士課程)

修了生・大学院生の声

在学生メッセージ

  • 小熊 瑛美さん

    小熊 瑛美さん
    (平成27年度入学)

    臨床心理の学びは、自分の弱点を直視し、克服していく実践の繰り返しです。

    大学院では臨床心理センターでの担当事例などを通して、相手に対する理解への指導を受けるのはもちろんですが、自分の振る舞いや言動について教員から直接指導を受けることがあります。時に厳しい指摘もありますが1人では気づかなかった癖や思考パターンを知り、次に役立てられるのです。例えば面接で、「相手に嫌な思いをさせたくない」という気持ちが先立ち、うまく話せないことがあります。これは相手を気遣っているようで、「良き相談相手でいたい」という自分の気持ちが勝ってしまうことがあるからです。こうした指導を受け、実践と検証の繰り返しから学んだ臨床感覚を実社会でも活かしたいと思います。

  • ●修士課程2年生 週間スケジュール(前期)の一例

    学科
    1限   社会心理学特論 人格心理学特論 児童・乳幼児心理臨床特論  
    2限 特定
    課題研究Ⅱ
    精神分析学特論 地域調査法特論 臨床心理センターインテーク会議  
    3限     臨床心理実習Ⅰ 臨床心理演習Ⅰ・Ⅱ  
    4限      
    5限          
    • ※上記以外に相談事例担当、スーパーヴィジョン、修士論文の作成などを行っています。

修了生メッセージ

  • 國塚 拓郎さん(平成20年度修了)

    新潟大学医歯学総合病院
    精神科 臨床心理士
    國塚 拓郎さん
    (平成20年度修了)

    困っている人の役に立つ人になること。一生かけて突き詰めたい仕事です。

    臨床心理士として精神疾患を抱える患者さんに心理検査などを行っています。目の前の患者さんがどんな方かを多角的に判断するには、自らの知識や臨床感覚を総動員して見立てをすることが大切です。大学院での実習経験や、教員の方からのきめ細かな指導がその基礎になっていると感じます。一方、力不足を感じることがあるのも事実。例えば、周りの医師や看護師に自分の考えを押しつけず、得られた情報を的確に伝えるのは容易ではありません。私はまだ成長の途上ですが、そのぶん経験を積んで視野が広がる面白さもあります。もっと困っている人の役に立つ人間になれるよう、生涯をかけて成長したいです。

  • 伊丹 愛美さん(平成24年度修了)

    新潟市教育委員会
    相談員(臨床心理士)
    伊丹 愛美さん
    (平成24年度修了)

    悩みを抱えた人が勇気を持って前に進む。そのきっかけでありたいと思います。

    不登校などの悩みを抱える子どもの相談に応じ、よりよい生活を送れるよう支援しています。大学院の頃は、いつも教員が見守ってくださる安心感がありました。社会に出てからも、勉強会やスーパーヴィジョン、様々な先生方の研修会など学びの場があり、刺激を受ける機会があることは幸せだと感じます。また、大学院での実習や、臨床心理センターでの臨床経験なども、社会で働く上で大いに糧となっています。私たち臨床心理士は、相談者の人生を大きく変えるようなことはできません。でも、悩みを抱えた人が、勇気を持って一歩を踏み出そうとする“心の成長”を間近で感じられる仕事です。
    そのやりがいを大切に取り組んでいきたいと思います。