臨床心理学研究科
臨床心理学専攻(修士課程)

修了生・大学院生の声

在学生メッセージ

  • 伊藤 麻衣さん

    伊藤 麻衣さん
    (2016年度入学)

    心理面接や病院・施設での実習は、臨床心理士の素養を育てます。

    大学院で重視されているのは実習です。臨床心理センターでは、クライエントを担当して心理面接を行ったり、学外では子育て支援センターや精神病院などで心理臨床の実践を学びます。心理面接では毎回教員から丁寧な指導を受けました。思考の癖や対応の仕方など、自分ではわからなかったことに気づかされたり、発見があったり。クライエントからも、面接を通して心に寄り添う大切さを教えられました。最初の頃は「何か実りのある面接にしなくては」と思っていましたが、臨床心理士は一緒に考えて、結論を導き出すお手伝いをするのが本来の役割。約1年半にわたり面接した方は、最終的に結論を見いだすことができ、私もうれしく心に残る体験ができました。卒業後は臨床心理士をめざし、人々が少しでも生きやすくなるお手伝いをしたいと思います。

  • ●修士課程2年生 週間スケジュール(前期)の一例

    学科
    1限   社会心理学特論 人格心理学特論 児童・乳幼児心理臨床特論  
    2限 特定
    課題研究Ⅱ
    精神分析学特論 地域調査法特論 臨床心理センターインテーク会議  
    3限     臨床心理実習Ⅰ 臨床心理演習Ⅱ  
    4限      
    • ※※上記以外に相談事例担当、スーパーヴィジョン、修士論文の作成などを 行っています。

修了生メッセージ

  • 國塚 拓郎さん(平成20年度修了)

    新潟大学医歯学総合病院
    精神科 臨床心理士
    國塚 拓郎さん
    (平成20年度修了)

    困っている人の役に立つ人になること。一生かけて突き詰めたい仕事です。

    臨床心理士として精神疾患を抱える患者さんに心理検査などを行っています。目の前の患者さんがどんな方かを多角的に判断するには、自らの知識や臨床感覚を総動員して見立てをすることが大切です。大学院での実習経験や、教員の方からのきめ細かな指導がその基礎になっていると感じます。一方、力不足を感じることがあるのも事実。例えば、周りの医師や看護師に自分の考えを押しつけず、得られた情報を的確に伝えるのは容易ではありません。私はまだ成長の途上ですが、そのぶん経験を積んで視野が広がる面白さもあります。もっと困っている人の役に立つ人間になれるよう、生涯をかけて成長したいです。

  • 伊丹 愛美さん(平成24年度修了)

    新潟市教育委員会
    相談員(臨床心理士)
    伊丹 愛美さん
    (平成24年度修了)

    悩みを抱えた人が勇気を持って前に進む。そのきっかけでありたいと思います。

    不登校などの悩みを抱える子どもの相談に応じ、よりよい生活を送れるよう支援しています。大学院の頃は、いつも教員が見守ってくださる安心感がありました。社会に出てからも、勉強会やスーパーヴィジョン、様々な先生方の研修会など学びの場があり、刺激を受ける機会があることは幸せだと感じます。また、大学院での実習や、臨床心理センターでの臨床経験なども、社会で働く上で大いに糧となっています。私たち臨床心理士は、相談者の人生を大きく変えるようなことはできません。でも、悩みを抱えた人が、勇気を持って一歩を踏み出そうとする“心の成長”を間近で感じられる仕事です。
    そのやりがいを大切に取り組んでいきたいと思います。