教育理念・教育目標

新潟青陵学園の建学の精神

「新潟青陵学園」の祖型「裁縫伝習所」が誕生したのは、明治27・28年の日清戦争と同37・38年の日露戦争のちょうどその中間の明治33年で、当時の日本は決して豊かな国ではなかった。そのような状況において、女子のための『実学教育』と女性の地位向上の啓発活動をしていた帝国婦人協会創設者・下田歌子女史の新潟来訪を機に設立されたものである。

明治から令和の現在に至るまで、産業構造は一次産業、二次産業次いで三次産業中心へと変化し、併せて就業構造も大学進学率も大きく変わったが、本学は、下田歌子女史の教育思想をもとに、地域の人材育成のニーズに応えるべく、「日進の学理を応用し、勉めて現今の社会に適応すべき実学を教授する」を建学の精神としている。

教育理念

新潟青陵大学の教育理念・目的

本学は、学校法人青陵学園建学の精神である「日進の学理を応用し、勉めて現今の社会に適応すべき実学を教授する」に則して「実学教育」を基調とし、2010(平成22)年の本学設立10周年を機に、「こころの豊かな看護と福祉の実践」を大学の理念に、「人間性に富んだ看護・福祉の全人的教育」を大学の目的に新たに掲げました。

新潟青陵大学短期大学部の教育理念

本学は、時代のニーズに応え、地域のリーダーとしての活躍が期待される市民、産業人の育成を目的とする。そのために社会人としての自立や活躍の基盤となる教養・専門的知識・技能を身につけさせ、資格取得に向けての万全を期する。さらに社会人の学習意欲を満たし、絶え間ないスキルアップを目指す生涯学習の場を提供する。

人間総合学科

あらゆる面で変化の激しい時代には、先端的な専門知識、技術を身につけるとともに、不易の教養、学問を学ばねばならない。短大2年間の課程でこのことに完璧を期することは困難であるので、生涯を通じての明確な目的意欲の体得を目指す。

幼児教育学科

ここ半世紀で我が国の家庭や近隣社会の在り方は大きく変化してきた。そのことは子ども達の心身の発達に強く影響を及ぼし、かつ、保護者の考えにも変化をもたらしている。このような状況に対応しうる、一段と高いレベルの資質をもった保育者の育成を目指す。

教育研究上の目的

教育研究上の目的(新潟青陵大学・新潟青陵大学大学院・新潟青陵大学短期大学部)

新潟青陵大学の教育上の目的

生命尊厳・人間尊重の理念に基づき、国民の福祉と健康を支え、全人的な視点からこれを保証する社会の要請にこたえると共に、クオリティ・オブ・ライフ(QOL)の向上に寄与する人材を養成する。