大学に入ってからは「自分から行動してみよう」という気持ちが強くなりました。

福祉心理子ども学部 子ども発達学科 2025年度入学
新潟県 新潟青陵高校出身

出身高校
新潟県 新潟青陵高校

大学で学んでいる事の中で特に興味をもっているものについて教えてください。

私は子ども発達学を学んでいますが、その中でも特に「虐待を受けている子どもの対応」に強く関心を持っています。理由は、現代社会において虐待の件数が増えていることを知り、子どもたちをどう守り、どうすれば救えるのかを学ぶ必要性を強く感じたからです。授業を通じて、単に知識を得るだけでなく、子どもたち一人ひとりの背景や状況を理解し、適切な対応を考える大切さを学んでいます。

「大学の学び」で、高校までの学びと大きく違うと感じた点は?

高校までは与えられた問題に対して一つの答えを導く学びが中心でしたが、大学では「自分で考える」ことが学びの中心です。正解がない問いに対して、自分の考えや行動を示し、その根拠を持って解決に向かっていく姿勢が求められます。自分の意見をしっかり持ち、他者と議論することで新しい気づきを得られるのが大学の学びの特徴だと思います。

印象に残っている授業やゼミ、実習などについて。

印象に残っているのは「子どもと表現」という授業です。最初は初対面の人が多く緊張していましたが、授業を重ねるうちに少しずつ打ち解けて仲良くなり、みんなで一緒にダンスを踊ることを通して集団で表現する楽しさや大切さを実感しました。仲間と一緒に一つの表現を作り上げていく過程はとても新鮮で、自分にとって大きな学びになりました。

学びの中で、自分が「成長した」と感じた瞬間について。

グループ活動を通して積極的に発言できるようになったことです。高校までは自分から意見を言うことはほとんどありませんでしたが、大学に入ってからは「自分から行動してみよう」という気持ちが強くなりました。グループ活動の中で自ら発言することができたとき、自分の中で大きな成長を感じました。

大学での学びを通じて、将来どのような社会人になりたいか。

困っている人を見かけたときに、自分から積極的に行動できる社会人になりたいです。大学で学んだ知識や経験を生かして、子どもやその家族を支えることができる人になりたいと考えています。

高校生のときに「知っておきたかった」と思うこと。

子どもに関する病気や症状、その対処法について、もっと早くから学んでおけばよかったと思います。事前に知識があれば、いざという時に冷静に対応できるのではないかと感じます。

大学での学びに興味がある高校生にメッセージ。

入試が近づくと不安や焦りが出てくると思いますが、焦らずに自分のペースで取り組むことが大切です。大学には自分の興味を深め、仲間と一緒に成長できる環境があります。安心して頑張ってください!