大学では「自分の考えを伝える」機会が格段に増えました
福祉心理子ども学部 子ども発達学科 2022年度入学
- 出身高校
- 新潟県 新津高校出身
大学で学んでいる事の中で特に興味をもっているものについて教えてください。
私は発達心理学に特に興味を持っています。この学問では、人間の心と身体の成長について体系的に学ぶことができます。授業で学んだ知識を実習先で子どもたちと関わる場面で思い出し、「これは講義で学習したことだ」と照らし合わせる瞬間がとても面白く、学びと実践がつながることの楽しさを感じています。
「大学の学び」で、高校までの学びと大きく違うと感じた点は?
高校までの勉強は知識を覚えることが中心でしたが、大学では「自分の考えを伝える」機会が格段に増えました。課題としてレポートを提出することも多く、テーマについて自分はどう考えるのかを深め、その考えを他者にわかりやすく伝えることが大切だと感じています。
印象に残っている授業やゼミ、実習などについて。
特に印象に残っている授業は「子育て支援Ⅰ」です。地元の子育て支援制度や施設について調べる時間がありました。調べてみると、今まで知らなかっただけで、実は身近に子育て家庭を支援するための仕組みが数多く整えられていることを知り、驚きと同時に学びの意義を強く実感しました。
学びの中で、自分が「成長した」と感じた瞬間について。
成長を感じたのは、グループワークで自分から発言のきっかけを作れたときです。それまでは少し消極的で発言をためらうことも多かったのですが、事前に自分の考えを整理しておいたことで自信を持って意見を言うことができました。その結果、議論が活発になり、主体的に行動する大切さを実感しました。
大学での学びを通じて、将来どのような社会人になりたいか。
大学で福祉や心理を学ぶ中で、人との関わりやコミュニケーションの重要性を強く感じました。将来は広い視野を持ち、多様な価値観を尊重しながら、周囲の人から信頼される社会人になりたいと考えています。
高校生のときに「知っておきたかった」と思うこと。
実習についてもう少し早く知っておきたかったと思います。実習の流れや内容を知っていれば、少しでも心構えができて安心できたのではないかと感じています。
大学での学びに興味がある高校生にメッセージ。
大学生活は4年間という長い時間があります。その中で、きっと今まで以上にじっくり自分と向き合う時間を持てるはずです。大変なこともあると思いますが、振り返ったときに「楽しかった」と思えるような大学生活を送ってほしいです。応援しています!