子どもに関わる幅広い分野で活躍できる社会人になりたい

福祉心理子ども学部 子ども発達学科 2023年度入学
新潟県 北越高校出身

大学で学んでいる事の中で特に興味をもっているものについて教えてください。

私は子ども発達学科で学んでいます。その中でも特に子どもの発達に関心があります。子どもの成長段階を学ぶことで、年齢ごとにどんなことができるようになるのかを理解でき、実際の現場での参考になります。実習での子どもの様子と照らし合わせながら学べるので、発達の知識は指導案を書くときにもとても役立ちます。将来の保育実践に直結する内容なので、特に興味を持って取り組んでいます。

「大学の学び」で、高校までの学びと大きく違うと感じた点は?

高校までは受ける授業がほとんど決まっていて、選択の幅は限られていました。しかし大学では必修授業は少なく、自分の興味に合わせて時間割を組むことができます。自分の学びたい分野に力を入れて取り組める点が大きな違いだと感じています。主体的に選んだ授業だからこそ、より意欲的に学べるのも大学の良さだと思います。

印象に残っている授業やゼミ、実習などについて。

印象に残っている授業は「表現指導法」です。グループごとに指導案を作成し、学科全体で保育者役・子ども役・観察者に分かれて授業を行いました。子ども役はくじを引いてその子どもになりきり、保育者は説明やサポートを担当、観察者は保育者と子どもの関わり方を見て記録します。子どもの立場や保育者の立場を体験しながら学ぶことで、様々な視点を知ることができ、とても印象深い授業でした。

学びの中で、自分が「成長した」と感じた瞬間について。

授業を通して読み聞かせや手遊び、主の保育者役を経験する中で、最初は人前に立つのが恥ずかしくて緊張していました。しかし授業や実習を重ねるうちに少しずつ自信がつき、人前で堂々と発表できるようになりました。自分にとって大きな成長を感じた瞬間です。

大学での学びを通じて、将来どのような社会人になりたいか。

子どもの発達や福祉を学んでいく中で、保育だけでなく児童養護や障害児支援にも関心を持つようになりました。将来は保育士としてだけでなく、子どもに関わる幅広い分野で活躍できる社会人になりたいです。

高校生のときに「知っておきたかった」と思うこと。

子ども発達学科では、指導案や日誌を授業で学び直しますが、表現の仕方や文章力が求められる場面が多いです。保育に適した言葉づかいを意識して練習しておけばよかったと思います。

大学での学びに興味がある高校生にメッセージ。

大学では「好きなこと」「興味があること」を追求できます。周りも同じ目標に向かって学んでいるので、お互いに高め合い、挫けそうな時も支え合うことができます。自分の夢に向かって頑張ってください!