大学で学んだ知識や姿勢をもとに ”患者さんファースト” の支援者に。

社会福祉学科 ソーシャルワークコース
※現 社会福祉学科

関 悠河さん

卒業年
2018
職種名
ソーシャルワーカー
勤務先
新潟県立 精神医療センター
出身高校
新潟県 三条東高校
在学中資格取得
社会福祉士、精神保健福祉士

Profile

2019年新潟県庁入庁(福祉行政職)。魚沼保健所に精神保健福祉相談員として勤務し、2022年より新潟県立精神医療センターに配属。ソーシャルワーカーとして1年間成人外来を担当し、現在は児童青年期外来に従事。

Q1. ソーシャルワーカーの仕事について教えてください。

児童・青年期を対象とした精神科病棟のソーシャルワーカーとして、患者さんの入退院の調整や、退院後に地域で本人の希望に沿った生活ができるよう学校・児童相談所など関係機関と連携をとっています。関わっていくなかで笑顔が戻ってきたり、学校に通えるようになったりする子どもたちの成長に、やりがいを感じています。

Q2. 青陵での学びは今の仕事に活きていますか?

法律から対人援助職としてのスキル、さらには心理学など、医療・福祉に特化したなかでも幅広く専門分野を学ぶことができたので、今も振り返って実務に反映させています。実習のほかにも福祉施設への見学やボランティアへの参加など、現場を肌で知ることもでき、知識だけに留まらない一生懸命患者さんに向き合う姿勢も学びました。

Q3. これからどんな活躍をめざしていますか?

県の職員の仕事は、地域や病院での相談支援のほか、直接支援や県庁での制度立案など、多岐にわたります。異動をチャンスにいろいろな経験や知識を吸収していきながら、キャリアの方向性を見つけていきたいです。どの現場でも、当事者の人たちが地域で希望する生活を大切に、“患者さんファースト”の支援者でありたいと思っています。