【実習インタビュー】助産学実習・ペリネイタルケア実習を終えて

看護学科 2022年度入学
新潟県 高志中等教育学校出身

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出身高校
新潟県 高志中等教育学校

実習の簡単な概要を教えてください

分娩介助実習・ペリネイタルケア実習は5月から10月にかけて実施しました。分娩介助実習では10例程度の分娩介助が必要なため、実習期間を延長し、オンコール体制で実習を行いました。

実習では、娩介助実践とあわせて、産後のお母さんや赤ちゃんの状態を助産師と一緒に観察し、ケアを行いました。また、「継続ケース」として、妊娠期から産後まで一人の妊産婦を受け持ち、経過を継続的に観察するとともに、必要な援助を実践する実習もありました。

実習を通して「楽しい」と感じたことは何ですか?

継続ケースでは、妊娠期から産後まで長期間関わることができたため、妊婦健診で毎回お話ししたり、退院後の2週間健診や1か月健診で赤ちゃんの成長を一緒に見守ったりできたことがとても嬉しかったです。お母さんとたくさんお話しできたことも印象に残っています。

また、助産師は病院だけでなく、地域をはじめとする多様な場で活躍していることを知り、助産師の専門性や幅広い可能性を実感することができました。さらに、毎日かわいい赤ちゃんと関わる中で、心が癒されたことも、頑張ることができた大きな理由です。

実習で「難しい」「大変だった」と感じたことは何ですか?

分娩介助実習は、最も難しさと大変さを感じた実習でした。お産の経過は産婦さん一人ひとり全く異なり、ある程度の予測は立てられるものの、大きく予測と異なることもあり、臨機応変に対応することがとても難しかったです。

自分の技術が未熟であることもあり、常に緊張感をもって実習に臨んでいました。実践を通して毎回課題が明確になるため、落ち込むこともありました。加えて、オンコール実習では、いつ呼ばれても対応できるように生活することが大変でした。

「自分が少し成長した」と感じた点があれば教えてください

講義のみでは、実際に現場に立ったときに自分がどこまで対応できるのかを具体的にイメージすることが難しかったのですが、実習を通して「自分にできないこと」に向き合い、それを次に活かそうとする姿勢が身についたと感じています。

分娩介助を経験する中で、毎回振り返りを行い、できたこと・できなかったことを整理し、次回どのように活かすかを深く考える機会がありました。その中で少しずつできることが増えていく実感があり、できている部分は伸ばし、課題は改善するという振り返りの重要性に気づくことができました。

また、技術面だけでなく、産婦さんやご家族との関わりについても、例数を重ねるごとに満足できる点が増えていきました。分娩後の振り返りで、産婦さんから「いてくれてとても心強かった。本当にありがとう」と言っていただいた時には、自分のケアが産婦さんにとって意味のあるものだったと実感でき、大きな成長を感じました。

授業で学んだ内容が実習で役立ったと思うことがあれば教えてください

すべての授業が実習に役立っていると感じています。アセスメントや助産診断の基礎から、分娩介助の演習まで、実習では欠かせない内容でした。実際の現場では教科書通りに進まないことも多く、応用的な対応が求められる場面も多々ありましたが、講義や演習で学んだ基礎があったからこそ、状況を考えながら行動することができたと思います。実習中は常に新しいことを吸収する姿勢を大切にしていました。

実習そして最終カンファレンスを終えての感想を教えてください

すべての実習を終えたときは、「やりきった」という気持ちが強く、大きな達成感がありました。オンコール実習中は、いつでも病院に向かえるように生活していたため、実習が終わり、友達と勉強したり、普段の生活ができる日常がとてもありがたいものだと実感しました。

最終カンファレンスでは、実習での経験を踏まえた「なりたい助産師像」を発表し合い、自分が大切にしたい助産師像だけでなく、自分にはなかった視点にも気づくことができました。それぞれが目指す助産師像を共有し、「素敵な助産師を目指して、それぞれの場所で頑張ろう」と気持ちを新たにする、とても有意義な時間になりました。

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