【活動報告】能登半島災害支援ボランティアへ参加して

社会福祉学科 2024年度入学
長野県 中野立志館高校出身

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出身高校
長野県 中野立志館高校

【活動報告】能登半島災害支援ボランティア

■ 活動の目的

映像やメディアでしか知ることのできない能登の現状を、自分の目で確かめたいという思いから参加しました。復興の力になりたいだけでなく、現地の人々の声を直接聞き、被災地の“いま”を自分の肌で感じることを目的としました。

■ 活動メンバー構成

社会福祉学科9名・看護学科7名・臨床心理学科2名・子ども発達学科4名・人間総合学科2名・幼児教育学科4名・職員5名

■ 活動日

2025年8月

■ 活動場所

石川県 能登半島・輪島市

■ 活動内容

能登半島地震の復興支援として、過去3回のプログラムのうち、私は第2回・第3回に参加しました。

  • 第1回(自分は不参加)
     仮設住宅への訪問活動/家財の運び出し

  • 第2回
     世界農業遺産・千枚田での土砂かき、家財の運び出し、訪問活動

  • 第3回
     千枚田の草刈り、家財の運び出し

土砂で埋もれた棚田の作業や、家の片付けなど、体力を使う活動が中心でした。

■ 最も注力したこと

被災者の方とのコミュニケーションです。
震災後、人の出入りが減り「寂しさ」が増していたと現地の方が話していました。

私たち学生が訪問すると、
「若い人と久しぶりに話せた。元気をもらえたよ」
と言ってくださる方も多く、その時間が支援活動の一部としてとても大切だと気づきました。

■ 工夫した点

周囲に気を配りながら行動することを特に意識しました。

  • けがをしたメンバーがいれば看護学科の学生と連携して手当

  • 熱中症気味の人には飲み物を持って行き、声をかける

  • 作業の進み具合や体調を見て互いにフォローし合う

学科が異なる仲間と協力しながら、安全に活動できるよう工夫しました。

■ 最も大変だったこと

真夏の中で行った千枚田の草刈り作業です。
気温が高く、途中ふらつきそうになるほどの過酷な環境でしたが、水分補給を行いながら最後までやり遂げました。体力だけでなく、気力も試される作業でした。

■ 活動を通して成長したと感じた点

人のために行動しようとする気持ちが強くなったことです。
困っている人を見つけたら自然に動けるようになったり、「誰かの役に立ちたい」と心から思えるようになった点に成長を感じます。

■ 今後の展望

能登の現状を知ることで、災害支援の必要性を強く実感しました。この経験を発信し、
「自分もボランティアに参加してみたい」と思う人を増やしたい
と考えています。能登への関心を風化させないことも、私たちにできる大切な支援だと思っています。