授業を「受ける」だけでなく、自分から「探究する」姿勢が大切だと実感しています。

福祉心理子ども学部 社会福祉学科 2025年度入学
新潟県 新井高校出身

出身高校
新潟県 新井高校出身

大学で学んでいる事の中で特に興味をもっているものについて教えてください。

私は社会福祉について学んでいますが、その中でも特に高齢者福祉と児童福祉に関心を持っています。現代は超高齢社会であり、高齢者福祉はますます重要性を増していると感じています。高齢者が安心して暮らせる環境を整えることは、これからの社会全体にとって大切な課題だと思います。また、児童福祉については、子どもたちが安全に、そしてのびのびと楽しく成長していけるような環境づくりに関心があります。未来を担う子どもたちが心身ともに健やかに育つために、自分がどのように関わっていけるかを考えながら学んでいます。

「大学の学び」で、高校までの学びと大きく違うと感じた点は?

高校までは、国語や数学など全員が共通して学ぶべき基礎的な科目が中心でした。しかし大学では、自分が学びたいと思う専門分野を主体的に深めていくことが求められます。学ぶ内容もより専門的になり、授業を「受ける」だけでなく、自分から「探究する」姿勢が大切だと実感しています。

印象に残っている授業やゼミ、実習などについて。

印象に残っているのは「レクリエーション活動援助法」の授業です。土日に集中して行われた演習形式の授業で、さまざまなレクリエーションを実際に体験することができました。遊びの中にも学びがあり、レクリエーションを通じて人とのつながりや楽しさを共有できることを学んだのが大きな収穫でした。普段の座学とはまた違った雰囲気で、とても新鮮で充実した経験になりました。

学びの中で、自分が「成長した」と感じた瞬間について。

私は以前、グループ活動があまり得意ではありませんでした。しかし大学に入ってからのグループ学習では、自分から進んで意見を言ったり、話し合いをまとめたりすることが自然にできるようになりました。待つのではなく、自分から動くことで全体の雰囲気をよくできることに気づき、それが自分の成長につながったと感じています。

大学での学びを通じて、将来どのような社会人になりたいか。

大学では、社会福祉に限らず幅広い分野を学ぶ機会があります。まだ1年生なので専門的な内容はこれからですが、幅広い視点を持ちながら、積極的に活動できる社会人になりたいと思っています。福祉に関する知識だけでなく、柔軟な考え方を持ち、さまざまな場面で行動できる人を目指しています。

高校生のときに「知っておきたかった」と思うこと。

社会福祉学科といっても、国語・数学・英語などの基礎的な学びは大学に入ってからも必要であることです。高校の学びがそのまま大学での専門的な学びにつながることを、もっと早く知っておきたかったと思います。

大学での学びに興味がある高校生にメッセージ。

大学では幅広い分野を学べるので、まだ学びたい分野がはっきり決まっていなくても大丈夫です。むしろ大学で新しい興味を見つけることもできます。楽しい大学生活が待っているので、不安に思うよりもワクワクした気持ちで進学を目指してください!