定期的にみんなで勉強ができる講座があることは、心の支えにもなっていたと思います。

福祉心理子ども学部 臨床心理学科 2021年度入学
新潟県 新潟中央高校出身

勤務先
新潟市(一般行政)
出身高校
新潟県 新潟中央高校

本学への志望理由、入学した理由を教えてください。

始めは、高校生の頃に見たドラマに興味を持ち、心理学を学びたいと思っていたことがきっかけでした。
新潟青陵大学を志望した理由としては、県内で唯一第1種指定大学院を併設しているところに魅力を感じたからです。また、将来は地元である新潟で働きたい思いが強く、地域と連携した授業を行っていることをパンフレットで知ったことも志望理由の1つでした。

あなたにとっての青陵大学の魅力を教えてください。

様々なことに挑戦しやすい環境が整っていることだと思います。
私も地域と関わる取り組みに挑戦してみたいと思い、地域連携実習という講義を受講したり、社会連携センターのプロジェクトに参加したりしました。自分が受験した公務員試験についても、学習を進めるためのテキストを借りられることや、学習をサポートしてくれる先生方が居てくれたことで、受験まで諦めずに続けられたのだと思います。その他にも、資格取得のためのテキストが図書館に沢山あることや、優しく真摯に私達の挑戦をサポートしてくださる先生方や職員さんが沢山居ることが、挑戦を後押ししてくれていると感じることが多く、青陵大学の魅力の一つだと思いました。

臨床心理学科だから学べたことや身につけられた力はなんですか?

相手の立場になって考えたり話したりする技術だと思います。授業内でカウンセリングの練習をする機会があり、聴き手・話し手・観覧者の3役を体験することができました。相手が話しやすいと感じてくれるような聞き方や、相手のことを理解するための質問の仕方を実践しながら学べることは、臨床心理学科だからこその授業だと感じました。この技術はアルバイト先の学習塾をはじめ、様々な人と関わる時に発揮できるスキルになったと思い、就職活動中にもこのスキルをPRしながら面接を進めていました。

大学生活を通して、自分が成長したと感じたこと、意識の変化や将来・進路に繋がったことなどを教えてください。

学生生活を通して、専攻科目以外のことについても学ぶことができたことは、自身の成長や進路に繋がったと感じています。心理学の授業も大変面白いものが多かったのですが、集中講義で地域の方とお話しする機会があったり、DXについて学ぶ講座に参加させてもらったりと、専攻科目以外の学びも多くありました。そのおかげで、同級生以外の人との素敵な出会いや自身の知見を深めることができたのだと思います。

就職活動について、教職員から受けたサポートやアドバイスがあれば具体的に教えてください。

就職活動中に受けたサポートとして一番大きかったことは、学習面でのサポートです。
私が受験した行政職は、憲法・民法等の法律科目やミクロ・マクロ経済学といった科目の受験が必須でした。これまで全くと言って良いほど勉強したことがない科目が多く、分からないことが山ほどあったため自分一人での学習はほぼ不可能だったと思います。しかし、キャリアサポートステーションの職員さんが勉強を教えてくれる時間を設けてくださったおかげで、学習を進めていくことができました。小さな質問にも丁寧に答えてくださり、私の学習を支えてくれていたことは印象深いです。また、学内で公務員講座が開催されており、3年生の夏頃からほぼ毎回参加していました。公務員講座内では、教養科目・時事問題の解法解説や簡易的な模試の実践練習、学習に関するアドバイスを受けることができました。私は1人で勉強することが多かったので、定期的にみんなで勉強ができる講座があることは、心の支えにもなっていたと思います。他にも、論作文について教えていただけることもあり、筆記試験の全面的なサポートをしていただいていました。

授業や実習が就活で活きた、役に立ったことはありますか?

授業や実習で話し合いの場面が多かったことは、就活で活きたと感じることが多かったです。面接や集団討論では、自分の意見・考えを相手にわかりやすく伝えることが大事になってきます。そこで、普段の授業の中で、意見交換の時間を設けられていることが多かったことが、時間内で自分の考えを整理して相手に分かりやすく伝える練習になっていたのだと思います。
それ以外にも、座学以外の講座・実習での体験は面接での話題にすることができ、そのことを深堀って質問していただくことが何度もありました。担当の教授が初学者である私たちにも理解ができる様な、分かりやすく楽しい授業を展開してくださったことは、本当に感謝しています。