「理解する」学びに変わったことで、知識が定着しやすくなり、学ぶこと自体が楽しいと感じるようになりました。

看護学部 看護学科 2025年度入学
福島県 会津若松ザベリオ学園高校出身

出身高校
福島県 会津若松ザベリオ学園高校

大学で学んでいる事の中で特に興味をもっているものについておしえてください。

私が興味をもっている講義は看護学概論です。この講義では、看護の専門的な知識や技術だけでなく、看護師としての姿勢や倫理観、患者さんにどう向き合うかといった「看護の土台」となる思考力を学ぶことができます。

「大学の学び」で、高校までの学びと大きく違うと感じた点は?

高校までは、あらかじめ決められたカリキュラムの中で、先生の指示に従って学ぶことが中心でしたが、大学では自分で時間割を組み、興味のある分野を選びながら学びを深めていくことが中心です。情報を自分で集め、判断し、行動に移す力が求められます。その過程で、自然と計画性や自己管理能力が鍛えられ、学びに対する姿勢にも主体性が生まれます。

印象に残っている授業やゼミ、実習などについて教えてください。

地域連携とボランティアです。全学部の中から9名程度で1つのチームを作り、チーム一体となって地域清掃に取り組みました。この活動を通して、自分たちの行動が地域に役立つことの喜びを覚え、行動に移すことの大切さを実感しました。また、他学部の学生と関わることで、普段の学びでは得られない多様な視点や考え方に触れる貴重な機会となりました。

学びの中で、自分が「成長した」と感じた瞬間を教えてください。

勉強に対する取り組み方が変わったときです。以前は文字や用語をそのまま暗記しようとしていましたが、今では内容のつながりや背景を意識し、順序を追って流れを理解しながら覚えるようになりました。このように「覚える」から「理解する」学びに変わったことで、知識が定着しやすくなり、学ぶこと自体が楽しいと感じるようになりました。

大学での学びを通じて、将来どのような社会人になりたいと考えていますか?

大学では、専門的な知識を身につけるとともに、人と向き合う姿勢やコミュニケーション力も養いたいと考えています。将来は医療職として、地域の人々に安心感を与え、気軽に声をかけてもらえるような医療従事者を目指しています。健康や生活に不安を抱える人が、いつでも相談できるような環境づくりに貢献したいです。

高校生のときに「知っておきたかった」と思う大学の学びのことは?

看護学科では、高校の生物学や化学などの基礎知識が看護を学ぶ上で活用できることがあげられます。これは、人体の構造や生命活動の仕組みを理解するための基盤となるからです。

大学での学びに興味がある高校生に向けて、一言メッセージをお願いします。

大学では、さまざまな価値観や背景をもつ人たちが集まっています。そうした出会いが、自分の視野を広げ、新しい「好き」や「大切にしたいこと」を気づかせてくれます。今はまだやりたいことが見えていなくても大丈夫です。人との出会いを通して、自分自身との出会いもきっと見つかっていきます。焦ることなく楽しんでください!!

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