患者さんや家族、周りの人々に寄り添えるような社会人になりたいと考えています!
看護学部 看護学科 2025年度入学
新潟県 高田北城高校出身
大学で学んでいる事の中で特に興味をもっているものについておしえてください。
看護学概論に特に興味を持っています。「看護とは何か」「自分の看護観」など看護師になる上で、基礎となるような考えを学んでいます。様々な方の看護観に触れていくと、看護には正解がなく、ひとつの結論に対して多くの過程があることに気付かされました。学びを深めていき、自分の看護観を明確化させていくことがとても面白いです。
「大学の学び」で、高校までの学びと大きく違うと感じた点は?
大学の学習で感じたことは主体的に学ぶ力が必要だということです。高校では授業をし、課題を行い、テストをするという流れでした。大学ではその流れは変わりませんが、自分の理解を深めるために毎回の授業後に復習や、演習を自分で行っています。そうしないと、理解が不十分のまま終わってしまうからです。友だちと確認しあったり、自分で調べたりすることは大変ですが、自分が選んだ学問について学べるので充実した時間を過ごせています。
印象に残っている授業やゼミ、実習などについて教えてください。
看護・福祉史という授業が印象に残っています。看護と福祉の歴史を学ぶのですが、看護の歴史を学んだ際には、昔病気がどのように捉えられていたのか、看護師をやっている人はどのような人だったのか、今との違いに驚かされながら楽しく学ぶことが出来ました。福祉史では映画を見ながら、社会保障や制度の大切さを学び、制度が整ってきている時代でも制度を利用できず苦しんでいる人々の存在があることを学びました。看護だけでなく、普段あまり触れない福祉の分野も学ぶことが出来て有意義な時間でした。
学びの中で、自分が「成長した」と感じた瞬間を教えてください。
友達と一緒に勉強する中で、相手に説明する力がついたと感じました。元々自分の知識を相手に説明することは苦手でしたが、大学に入ってからその機会が増えていくと、自分がどう理解しているのか言葉に出せるようになっていきました。授業後やテスト前に分からないところを教え合い、アウトプットすることで知識の定着につなげることができました。
大学での学びを通じて、将来どのような社会人になりたいと考えていますか?
授業を通して「人に寄り添う」ということがどのような事なのか少しだけ理解できた気がしています。一言で寄り添うと言っても実際に寄り添うとは、相手の立場になって考える、相手の声を聞くなど様々なことがあります。これからも人との関わり方、寄り添い方を学び、患者さんや家族、周りの人々に寄り添えるような社会人になりたいと考えています。
高校生のときに「知っておきたかった」と思う大学の学びのことは?
大学では統計やグラフなどを使うことがあります。高校の時にしっかりと学習していると入学後の授業を受けやすいと感じました。また、大学の仕組み自体が難しいので、時間割や授業のとり方などをもう少し知っておけたら良かったと感じています。
大学での学びに興味がある高校生に向けて、一言メッセージをお願いします。
大学は高校までと違って、自分の好きな学問を選んで学ぶことができます。だからとても面白いし、楽しいです。そして新しい発見が多くあります。その分主体性は求められますが、好きなことのため、将来のためなら頑張れます。不安が多くあると思いますが、意外と何とかなることが多いです!自分の好きなことに正直に進んでください!