自分の興味や関心を大切にして、一歩踏み出してみてください。きっと素敵な学びと仲間に出会えると思います!

福祉心理子ども学部 子ども発達学科 2025年度入学

出身高校
新潟県 新潟清心女子高校

大学で学んでいることの中で特に興味をもっているもの

私は幼児教育について学んでいますが、その中でも特に「子どもの表現」に興味を持っています。例えば、子どもが言葉を話せるようになるまでの過程で「パー」「アー」といった喃語を発したり、まだ言葉で伝えられない時には体を使って表現する姿が見られます。子どもは「伝えたい」という強い気持ちを持っているのに、それを言葉でうまく伝えられないことが多いと思います。そのときに表情や仕草に込められた感情をどう読み取り、どう支えるのかという点にとても関心があります。今後は、そうした子どもの感情表現について、より深く学んでいきたいと考えています。

「大学の学び」で高校までの学びと大きく違うと感じた点

大学の授業は高校の授業と比べて「専門性を伸ばす学び」だと感じています。高校までは幅広く色々な教科を学びましたが、大学では自分の学科に沿った専門的な知識や実践を学ぶ機会が多く、自分の得意分野をさらに磨いていけると実感しています。

印象に残っている授業や実習

印象に残っている授業は「保育内容総論」です。この授業では実際にこども園を訪問し、現場の保育の様子を見学しました。大学の講義で学ぶことが全てだと思っていましたが、現場に行って初めて見えてくる子どもや保育者の姿があり、教科書だけでは学べない多くのことを体験できました。

学びの中で成長を感じた瞬間

私はもともと人前に出て表現することが得意ではありませんでした。しかし、大学に入ってから子どもの教育内容に沿った手遊びや、身振り手振りを使った表現を学ぶことで、次第に人前で表現する力を身につけることができました。子どもの前で表現するためには恥ずかしさを捨てることが必要で、その経験が私にとって大きな成長につながったと感じています。

将来なりたい社会人像

大学での学びを通して、将来はこども園の先生として働きたいと考えています。また、幼児教育だけでなく心理学についても学ぶことで、子どもや保護者の気持ちに寄り添える幅広い視点を持った保育者になりたいと思っています。

高校生のときに知っておきたかった大学の学び

子ども発達学科では、新潟について学ぶ授業が多くあります。新潟県にゆかりのある歴史的人物について学ぶ機会もあり、高校生のときには想像していなかった内容でした。こうした地域に根差した学びも大学ならではだと感じました。

高校生へのメッセージ

大学は「学びたい」という気持ちをしっかりと伸ばしてくれる場所です。同じ学科に進んだ仲間も、同じ分野を目指しているからこそお互いに支え合い、励まし合いながら学んでいます。高校生のみなさんも、自分の興味や関心を大切にして、一歩踏み出してみてください。きっと素敵な学びと仲間に出会えると思います。