授業の実践的な指導のおかげで準備万端！実習がより一層実りのある学びになりました。

本学への志望理由、入学した理由を教えてください。

私は、中学生のころから、保育士になりたいという夢がありました。最初は、子どもが好きだからという理由だけでした。ですが、職場体験やボランティアの経験から、一人ひとりに寄り添った保育を行いながら、子どもの成長を保護者の方とともに援助し、見守っていきたいと思うようになりました。新潟青陵大学では、保育士の資格だけでなく、社会福祉士の資格も取得できることを知り、福祉についてより深く学ぶことによって、障害のある子どもに対する支援などもあらゆる視点から考えることが出来るようになるのではないかと思い、新潟青陵大学を志望しました。

子ども発達サポートコースだから学べたことや身につけられた力はなんですか？

一つのことにとらわれず、様々な視点から考えることが出来る力を身に付けることが出来たと思います。保育だけでなく、福祉の分野などあらゆる分野を学ぶことが出来るため、支援について考える時など様々な視点にたち考えることが出来るようになったと感じます。また、実習や授業を通して、学んだことをグループワークを通して、意見の共有を行い、様々な意見を知ることにより、新たな気づきに繋がっていく。そんな機会が多く設けられてるからこそ、視点を変えて考える記述を身に付けることが出来たと思います。

あなたにとっての青陵大学の魅力を教えてください。

学生と先生との距離が良い意味で近いため、親身に寄り添ってもらうことができます。
座学だけでなく、絵本の読み聞かせやおむつ替えなど、実践的な学習も行うため、実習で活かすことができます。
自分一人で考えるのではなく、グループワークが多いため、他の人の意見を受け入れたり、自分の思いを伝えたりすることができるようになり、コミュニケーション能力が身につきます。

大学生活を通して、自分が成長したと感じたこと、意識の変化や将来・進路に繋がったことなどを教えてください。

中学や高校とは違い、自己責任だと思う場面が増えました。授業を履修するのも自分で決めて自分で行わなければならなかったり、課題も時間厳守のため、時間を過ぎると受け取ってもらえない授業があったりします。そのため、たとえできなかったとしても全て自己責任となるので、締め切りは必ず守るなど、社会で生きていくために必要な力を身につけることができたと思います。

また、グループワークなどの経験から、自分の意見だけでなく他の人の意見を聞く場面も多くあります。そのため、意見が異なることもありますが、そんな時にはその意見を否定するのではなく、「このような考え方もあるのか」と受け止めることができるようになりました。その結果、将来価値観の異なる人に出会ったとしても、その意見を受け入れ、一緒に考えていける能力を培うことができたと思います。

実習に関して、印象に残っているエピソードや成長できたことについて教えてください。

このときの実習では、「責任実習」として一日自分が保育者となり、計画を立てて保育を行いました。そのため、日々の生活の中で子どもの発達を観察したり、一日の流れを把握したりしながら、指導案を作成していきました。指導案では、どのような部分に配慮する必要があるのか、発達に沿った遊びにはどのようなものがあるのかなど、さまざまな視点から考え、保育者の方からも指導をいただきながら作成を進めました。

当日は、危険がないかを確認し、子どもたちが安心して楽しく遊びに取り組めるよう、子どもと密にコミュニケーションを取りながら保育を行いました。しかし、ピアノを弾く場面で緊張してしまい、演奏を忘れて最後まで弾ききることができませんでした。このまま適当にピアノを弾いても意味がないと思い、即座に切り替えて手拍子をしながら一緒に楽しく歌うことを選択しました。

反省会の際には、保育者の方から「ピアノがわからないまま弾くのではなく、切り替えて一緒に歌うという判断が即座にできたのは良かった」と言っていただきました。自分の中では失敗したと反省していた点だったため、評価していただけたことで、その場の状況に応じて即座に判断を行うことの重要性を実感しました。

この経験を通して、事前準備の大切さを学ぶことができたほか、子どもとの関わりの重要性についても理解を深めることができ、自分自身の成長につながったと感じています。

印象に残っている教員のサポートについて教えてください。

就職活動の際、地元で保育士の公務員試験を受けるか、関東へ出て保育士として働くか迷っていたときに、先生が親身になって相談に乗ってくださいました。私は、そのとき先生から「迷って受験せずに後悔するより、一度受けてみてダメだったときの方が納得できるし、後悔しないんじゃないか」という言葉をいただき、その言葉で決心がつきました。

確かに、迷っているくらいであれば、まずは受験してから考える方が自分でも納得できる結果になると思い、受験することを決意しました。その後も、関係書類を作成する際にはアドバイスをくださったり、面接練習を一緒にしてくださったりと、さまざまな面で支えていただきました。

そして、合格した際には一緒に喜んでくださり、最後までサポートしていただいたことがとても印象に残っています。

本学に入学してよかったと思うことを教えてください。

入学して感じたことは、自分は本当に子どもと関わる仕事がしたいという強い意思を持っているのだと実感したことです。勉強を進めていく中で、子どもに関する内容を学んでいるときには集中して話を聞くことができたり、もっと深く学びたいと思うようになりました。そのため、自分の意思を改めて確認する場にもなったと感じています。

また、学業だけでなく、学生広報スタッフなどの活動を経験することで、他学科の学生や高校生などと関わる機会もありました。その経験を通して、相手のことをよく考えることができるようになったと感じています。どのような情報を求めているのか、どのような関わり方をすれば相手のことを理解できるのかを考えながらコミュニケーションを取ることで、自己中心的な性格を少しずつ改善することができたと思います。

これまでの学生生活で楽しかったことを教えてください。

学校のことについては、保育実習に行った際、慣れない生活や日誌に追われてつらいことも多くありましたが、子どもたちの笑顔や、最後に保育者の方から褒めていただけたことで、実習の中で自分の成長を感じることができ、嬉しかったです。

学校外のことでは、友達と海外旅行に行ったり、趣味の活動を楽しんだりと、今しかできないと思うことをたくさん経験することができました。友達との思い出も多くつくることができ、とても楽しかったです。