心理と福祉、 両方の視点からアプローチできることが私の強み。

社会福祉学科 心理カウンセリングコース
※現 臨床心理学科

三富 麻衣さん

卒業年
2015
職種名
臨床心理士
勤務先
医療法人 恵松会 河渡病院
出身高校
新潟県 新潟明訓高校
在学中資格取得
精神保健福祉士※/認定心理士(※臨床心理学科では取得できません。)
卒業後資格取得
公認心理師、臨床心理士

Profile

大学卒業後は本学大学院臨床心理学研究科に進学。卒業後は単科精神病院を経て2022年から本学大学院の臨床心理センターにて非常勤カウンセラー、さらに新潟市内のクリニックにて臨床心理士として勤務。2023年4月より現職。

Q1. 心理職の仕事について教えてください。

患者さんの心理検査や心理面接を行い、患者さんが感じる“生きづらさ”の原因を探ります。検査で得た情報を医師に提供しますが、有益な情報として治療に活かされて、患者さんの状態改善につながったことがわかるとうれしいですね。堅いイメージを持たれがちな職種なので、声をかけやすいような対応を心がけています。

Q2. 青陵での学びは今の仕事に活きていますか?

カリキュラムも施設も非常に恵まれた環境で、大学、大学院と発展的に心理学を修得することができました。特に「普通」は人それぞれ違うからこそ、援助する場面で内省したり話し合うことの必要性は、今も大切にしている学びのひとつです。患者さんに対して暮らしや制度の視点からも考えられるのは、心理と福祉の両分野を学べたおかげです。

Q3. これからどんな活躍をめざしていますか?

患者さんにも職員にも、心理士に聞いてみようかな?と思い浮かべてもらえるような、幅広い関係性をつくれる心理士をめざしたいです。心理職としての専門性を深めながら、支援するための知識の幅も、今後広げていきたいと思っています。生活のなかで心理の知識は自分や友人・家族などまわりの人が困っているときの助けになるので、これからも学びを深めていきたいです。