教員紹介 - 金子 貴夫
Q. 先生の研究・活動を教えてください
現在は、LGBTQの方に配慮した看護を検討する研究をしています。性的指向や性自認に関わらず、誰もが「生命、自由及び身体の安全」を脅かされない権利があります。LGBTQの人々に対する医療現場での配慮は、偏見や無理解による健康格差を解消し、すべての人が安心して医療を受けられるために不可欠です。そこで、看護師が患者の性的指向や性自認に関わらず、平等な看護をできるようになった経緯や取り組みについて明らかにしたいと、研究に取り組んでいます。
Q. この分野の面白さは、どんなところですか?
LGBTQの人々に対する医療現場での配慮として、看護師が患者の性的指向や性自認に関わらず、平等な看護をできるようになった経緯や取り組みについて明らかにすることで、SDGsにもかかげられている「3.すべての人に健康と福祉を」を達成することに寄与できると考えています。
授業紹介
精神看護学(授業補助、実習指導)
精神看護学では、心の健康に関する内容を扱います。 看護理論を踏まえた知識や技術を用いて、心を病む人が求めるケアや適切な関わり方についての学びをサポートします。
メッセージ
学業(特に理系科目の基礎)、コミュニケーション能力、体力・精神力を培い、ボランティアや病院体験で現場を知ることができます。看護師は大変な仕事だからこそ、患者さんや家族から感謝されるやりがいを感じることができます。 医療の現場や人々の暮らしの中で活躍する看護師を一緒に目指しましょう。

