看護学科では、2024年2月19日(月)~22日(木)に卒業前看護技術トレーニングを実施しました。
卒業前看護技術トレーニングは基本的看護技術の習熟だけではなく、新社会人としての心構えや態度を身につけることを目的としています。例年卒業を控えた看護学科4年生を対象に実施しており、今年度の参加者は57名でした。
臨床の場で必要となる採血等の看護技術に加え、シミュレータ人形を活用し、急変時対応を学ぶシミュレーション演習を実施しました。
さらに、今年度は臨床現場で活躍している卒業生4名から講師としてご指導いただきました。技術指導に加え、学生が抱えている不安や疑問、卒後のキャリアプランなどについて丁寧に応えていただくなど、有意義な機会となりました。
<トレーニング内容>
①注射(点滴静脈内注射、側管注)
②静脈血採血
③輸液ポンプ・シリンジポンプ
④膀胱内留置カテーテルの挿入
⑤シミュレーション演習(急変時の対応)
<参加者の声>
・看護技術を先生や先輩に教わりながら学ぶことができ、就職する前に必要な手技を身につけることができたと思う。
・実際にやってみることで手技をより理解することができた。コロナで無くなった演習もあったので再度行うことができて良かった。
・シミュレーション演習では、観察項目からアセスメントし病態を考え、対応につなげるというような流れに沿ってできてよかったです。
・先輩への話しかけ方や、自分から聞くことなどが課題だと気がついた。自信を持って実施できるように予習をしっかりしたいと思った。
・先輩看護師が見ているところ、新人看護師としての乗り越え方、先輩看護師へのマナー等を知ることが出来、新人看護師のイメージを深め、どのような心構えを持つと良いのか知ることが出来た。
・現場での経験などをもとに安全な看護技術や新人看護師の心構えを具体的に丁寧に教えてくださりありがとうございました。先輩のような看護師になれるように就職してから努力して頑張りたいなと思いました。
<当日の様子>