令和6年2月28日(水)に国立妙高青少年自然の家の方々にお越しいただき、「国立青少年教育振興機構 令和5年度法人ボランティア表彰 表彰式」が執り行われました。
本学ボランティアセンターを通して活動を行った学生3名(大学)が受賞する運びとなりました。コロナ禍という思うように活動ができない期間も歩みを止めることなく、3名それぞれが国立施設での活動に入学時より継続的に参画し、施設職員や参加児童、地域の方々からも根強い信頼があることから表彰が決定しました。
表彰式では国立妙高青少年自然の家 所長 小林 朋広 様より学生に表彰状が授与されました。
※法人ボランティア制度とは
独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施する「ボランティア養成事業」に参加し、知識や技術を学んで登録し、全国にある国立青少年施設でボランティア活動をすることができる制度です。今回表彰を受けた学生は、新潟県の国立妙高青少年自然の家にて継続的にボランティア活動を行っており、その活動が高く評価され、今回の表彰に至りました。
以下、受賞者のコメントになります。
◆上村 桜子さん(看護学科4年)
尊敬する先輩たちが受賞されていて憧れていた賞をいただけてとても光栄です。法人ボランティア活動を通して、視野を広げて行動できるようになったり、様々な事態に臨機応変に対応できるようになったり、コミュニケーション能力が身につきました。そして、日本全国に高め合い尊敬できる仲間がたくさんできました。法人ボランティアで得られたすべてのものは私の宝物です。活動を支えてくださったすべての皆様に感謝を伝えたいです。改めてこの度はありがとうございました。
◆親跡 優美香さん(看護学科4年)
ボランティアに参加したきっかけは、コロナ禍で理想の大学生活ができず、友達づくりのためでした。最初はなんとなく参加していましたが、ボランティアをすることで出会えた仲間と子どもたちのために事業を1から考え、運営するという貴重な経験をすることができました。ボランティアをするための環境を整えて下さった機構の職員の皆様には改めて感謝申し上げます。ボランティアの学んだものをこれからの人生でも活かしていきたいと思います。
◆鈴木 美有さん(社会福祉学科4年)
今回、素晴らしい賞をいただき、嬉しく感じています。コロナ禍で始まった大学生活の4年間でしたが、ボランティア活動を通し、多くのことを考え、学び、得ることができたのではないかと実感しています。学生ボランティアとしてどのように活動に携わり、支援をするか、各事業の参加者とどのように関わるかなどを考えながら活動し、コミュニケーション力や広い視野を持つこと、先を見据えて行動する力などが身についたと感じています。また、自主企画事業では同年代の学生と一つの事業達成に向け話し合いを重ねる中で、協調性や対人スキルを身につけることができたのではないかと思います。多くの方々に支えられ、ここまで活動ができたのだと思います。感謝の気持ちを忘れず、これまで学び得たことを活かしながら社会人になっても頑張りたいと思います。
「国立青少年教育振興機構 令和5年度法人ボランティア表彰」において本学学生が受賞されました