9月24日(日)に今年度第2回目のインクルージョン講座「映画『うちげでいきたい』から自分の最期の迎え方を考える」を開催いたしました。
今回の講座は2部構成となっており、第1部は、映画『うちげでいきたい』を上映いたしました。在宅看取りが主題の映画ですが、家族の物語を主軸に描かれており、参加者の方からは「自分の状況と重なった」等、共感の声が聞かれました。映画上映後には、監督である鳥取大学の孫 大輔先生と本学教員 佐々木 祐子先生とで映画の内容についてオンラインでディスカッションを行いました。
第2部では、斎藤内科クリニック 院長である斎藤 忠雄先生よりACP(アドバンス・ケア・プランニング)についてやACPと終活の違い等、実例を交えて分かりやすく講義をしていただきました。 「人生の最期」について考える少し難しい内容でしたが、斎藤先生のユーモアを交えた講義で会場からは時折笑い声が聞かれ、和やかな雰囲気の中でじっくりとお話を伺うことができました。
講義後には、司会者、講師、コーディネーターでディスカッションを行い、参加者の皆様よりいただいた感想・質問に時間の許す限り回答いたしました。
映画、講義、ディスカッションを通して、自分を見つめ直したり、家族や周りの方と話し合うきっかけになれば嬉しい限りです。
※本講座は、公益財団法人 在宅医療助成 勇美記念財団の助成を受けて開催いたしました。
*開催終了*
講座名 |
映画『うちげでいきたい』から自分の最期の迎え方を考える |
開催日時 |
2023年9月24日(日)13:00~15:45 |
講師 |
斎藤 忠雄(斎藤内科クリニック 院長) |
コーディネーター |
佐々木 祐子(新潟青陵大学大学院 看護学研究科 エンド・オブ・ライフ・ケア領域 教授) |
司会 |
三石 佳那 (BSN新潟放送 アナウンサー) |