8月7日(月)、短大人間総合学科 坂井香菜美助教が中心となり、短大人間総合学科介護福祉コース1年生11名とともに「
本取り組みは、新潟市中央区役所が取り組む「日和山浜魅力創出事業~ハマベリング!!!~」の一環として、本学とNPO法人 地域活動サポートセンター柏崎、NPO法人 新潟海洋開発との連携事業として実施いたしました。
学生は、実証実験に参加する前に、学内で「ユニバーサルツーリズムの意義と可能性」と題した講義を受け、インクルーシブな環境づくりに関する基礎知識を学んだ上で、浜辺での実証実験に臨みました。普段介護を学んでいる学生たちですが、浜辺での車いすの使用は初めてという学生が多く、慣れない浜辺での車いすに苦労する姿も見られました。しかし、「補助の人数はどのくらい必要か」「どのように使用すれば利用者の方の負担が少ないか」など、学生同士で意見交換をしながら検証を進めていました。連日の猛暑の中でしたが、実際に水陸両用車いすに乗って海に入るなど、暑さにも負けず、学生も楽しみながら実証実験を終えることができました。
以下、参加した学生からの感想を掲載いたします。
<学生の感想>
・浜辺での体験では、普段使っている車椅子とはまた違った乗り心地や重さを楽しく学ぶことができました。今回の経験を通じて、心のバリアフリーの障害の社会モデルを理解する、困難や痛みを想像して共感する力を働かせることが大切だと学びました。
・実際に水陸両用車椅子を利用してみて、バランスが取れない時は少し怖さもありましたが、楽しく乗ることができました。また、車椅子を押す方は難しい操作はないが、しっかり支えていないと転覆につながってしまうため、注意が必要だと思いました。身体に不自由なところがある人も一緒に楽しめる方法は無いのか、一緒に楽しむためにはどのようなバリアフリー設備等が必要なのかを考えていく必要があると感じました。
改めまして、ご協力いただいた皆様、誠にありがとうございました。
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