ボランティアセンターでは、9年前より児童養護施設のこども達を対象に自然体験活動の機会を提供しています。この事業を通して、子どもたちの自主性や想像力を養い、社会の中で生き抜く力を身に付けてもらう場を学生が中心となり企画・運営してきました。コロナ禍を経て、現在は学生の時に企画運営していた卒業生が仕事を調整し、運営を行っています。
今年度は計3回の事業を予定しており、先日、今年度1回目となるデイキャンプを新潟県少年自然の家で行いました。
カヌー体験や野外ウォークラリーのプログラムを通し、非日常の体験を行うと共に、子ども同士、コミュニケーションをとりながら、協力する機会を設けることで、他者支援やコミュニケーション力向上にも繋がります。
今回はコロナ禍前ぶりに現役の学生も事業に携わり、卒業生が作り上げてきたこの事業の意味や価値を知ると共に、卒業生の長年の経験からできる運営ノウハウを間近で学ぶ機会にもなりました。
卒業後もこうして仕事を調整しながらサポートしてくれる卒業生の“想い”には感銘を受けます。子どもたちも9年の月日と共にそれぞれが成長し、自立していっています。そんな子供たちの成長を事業を通して間近で見れることもスタッフのやりがいになっています。この事業を通して子どもたちの学びや経験の一旦になるように、明るい未来を願って今後も継続した繋がりの機会を設けていきたいと思います。
今後はこのように卒業後も頑張って活動している卒業生の活躍にも焦点をあててご紹介していく予定です!
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