看護学科では、2023年2月20日(月)~24日(金)に卒業前看護技術トレーニングを実施しました。
卒業前看護技術トレーニングは基本的看護技術の習熟だけではなく、新社会人としての心構えや態度を身につけることを目的としています。例年卒業を控えた看護学科4年生を対象に実施しており、今年度の参加者は54名でした。
昨年度は新型コロナウイルスの感染拡大を受け、遠隔(オンライン)でのトレーニング実施となりましたが、今年度は感染対策をしながら対面で実施することができました。例年の看護技術項目に加え、文部科学省補助金により導入したシミュレータを活用し、‟急変時の対応”を学ぶシミュレーション演習を実施しました。
また今年度は卒業生2名にもトレーニング指導に参加していただきました。技術指導だけでなく、多くの学生が抱えている就職に対する不安などについて丁寧に応えていただくなど、非常に貴重な機会となりました。
①注射(点滴静脈内注射、側管注)
②静脈血採血
③輸液ポンプ・シリンジポンプ
④膀胱内留置カテーテルの挿入
⑤シミュレーション演習(急変時の対応)
<参加者の声>
・一緒に働く仲間と参加できた事が心強くもあり、自分だけができていないと頑張らないとと鼓舞される気持ちにもなった。全てが終わったあと、精神的に一段階強くなった気持ちになった。
・実際に看護技術を行うとなるとどれだけ緊張するのか、どれだけ事前の準備が必要なのか実際にわかり、就職に向けてどれだけ勉強が必要か分かった。
・シミュレーション演習では、実際の現場のような臨場感があり、どのような対応をするかを具体的に学習できたのはすごくよかった。
・技術の他に新人としてのマナーや質問の仕方など実際を意識しながら取り組むことができて入職後のイメージができた。
<当日の様子>
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