
8月の新潟県北部豪雨災害で被害に遭われた地域を支援するために、9月6日(火)に村上市へ本学からボランティアバスを運行し、本学学生・職員計12名でボランティアに参加してきました。
二次災害の可能性などから今まで入ることが出来なかった地域を中心に、重い泥を土嚢に詰めて運び出すなどの力作業がメインの活動となりました。
被災から時間が経っていることもあり、硬い土の掘り起こしや、倒木などが混じった土砂はスコップで掬いづらく、運び出すのに大変な作業も多かったですが、学生達は声を掛け合いながら作業にあたっていました。

また、作業を進めるうちに、泥に埋まって見えていなかった飛び石や玉砂利が見えてきたり、泥を詰めた土嚢が何十袋にも及んだりと、徐々に本来の姿を取り戻していく様子に感慨深い想いを感じながらの活動となりました。
災害ボランティアが初めての学生も多く、今回のボランティア活動を通じて学生達からの感想には、「1日では終わらず、作業を持ち越してしまったが、それだけ復興に時間がかかり、人手がいるということを痛感した。」、「ニュースで見聞きするだけではわからない被災地の現状を見ることができた。」、「これからも被災地の力になりたい。次回もあれば参加したい。」とそれぞれ実際に被災地に足を運び、自分の目で見て、地域の方や他のボランティアの方々と共に作業にあたったからこその気づきや、思うところなど様々感じられたようでした。
台風の影響で非常に暑い中での活動となりましたが、事故なく怪我なく終えることができました。現地のニーズは変化していますが、今後も被災された方の心や想いにも寄り添いながら力になれることを考えていきたいと思います。