令和4年3月17日(木)に国立磐梯青少年交流の家・国立妙高青少年自然の家の方々に本学にお越しいただき、「国立青少年教育振興機構 令和3年度法人ボランティア表彰 表彰式」が執り行われました。
本学ボランティアセンターを通して活動を行った学生3名(大学)が受賞する運びとなりました。3名がそれぞれ国立施設での活動に入学時より継続的に参画し、施設職員や参加児童、地域の方々からも根強い信頼があることから表彰が決定しました。
授賞式では国立磐梯青少年交流の家所長 福士 寛樹 様、国立妙高青少年自然の家所長 小林 朋広 様より学生に表彰状が授与されました。
※法人ボランティア制度とは
独立行政法人国立青少年教育振興機構が実施する「ボランティア養成事業」に参加し、知識や技術を学んで登録し、全国にある国立青少年施設でボランティア活動をすることができる制度です。表彰を受けた学生は、新潟県の国立妙高青少年自然の家、福島県の国立磐梯青少年交流の家においてそれぞれ継続的にボランティア活動を行っており、その活動が高く評価され、今回の表彰に至りました。
以下、受賞者のコメントと活動実績になります。
⋄高木 里穂さん(福祉心理学部社会福祉学科4年)
このお話を聞いたときは驚きましたが、1年生の頃から力を入れていたボランティア活動がこのような形で、表彰していただけることをとても嬉しく思います。
国立磐梯青少年交流の家の職員の皆様をはじめ、各関係者の皆様には4年間大変お世話になったと同時に感謝の気持ちでいっぱいです。
<活動実績>
「国立磐梯青少年交流の家」を中心に1年次より長期的な活動を継続的に行ってきた。特に、東日本大震災の復興支援の一環である「福島こども未来塾」においては3年間ボランティアとしてチームをまとめ上げ、精力的に活動に携わる。
ボランティアに参加するだけでは気づくことのできなかった運営側の想いに触れ、企画実行の裏にある難しさや課題にも直面しながらも、支援を通して継続的に児童の生活支援や活動支援に携わることで関係性の構築や支援のあり方をあらゆる視点から分析する力を養った。
また、先輩が築いてきた想いや自身の経験から得られた学びを後輩に伝えるべく、時に厳しく、時に優しく丁寧な姿勢で後進の育成にも力を入れている。
⋄大泉 瑛未さん(福祉心理学部臨床心理学科4年)
このような賞を頂けることに感謝申し上げます。ボランティア活動は、活動内容や仲間と向き合い、切磋琢磨することでより質の高いものができました。その際の様々な方からのサポートには感謝しきれません。この4年間の経験を活かし、大学院での学びを深めたいと思います。
<活動実績>
1年次より、東日本大震災復興支援事業である、「福島こども未来塾」の活動をはじめ「ボランティアセミナー」にて先輩ボランティアとして自身の活動経験を幅広く伝える等、「国立磐梯青少年交流の家」主催事業に数多く参画する。
また、全国の学生が集まる「ボランティアミックスキャンプ」への参加などマルチに活動を行ってきた。
ボランティア活動を通じ、他者との心の通った関わりを学び、活動を通じて得た仲間とともに、自分らしい役割を発揮し、持ち前の明るさで、場を和ませ、後輩たちにも寄り添いながら活動を支えてきた。机上の学びでは得られないものや気づきを子どもたちや職員、保護者との関わりを通じて身につけ、自身の成長につなげている。
⋄加藤 清佳さん(福祉心理学部臨床心理学科4年)
この度、大変貴重な賞を頂戴し、大変うれしく思います。4年間活動することができたのは、たくさんの方々に支えていただいたからだと感じています。支えてくださったすべての方に感謝の気持ちをお伝えしたいです。本当にありがとうございます。
<活動実績>
4年間を通して「国立青少年教育振興機構」の活動に積極的に参画し、幅広く活躍する。2年次には、文部科学省主催の日独学生青年リーダー交流事業に日本団員として選抜され、日本とドイツの青年リーダー交流事業の団員として活動した。同交流事業には4年次にも携わり、立場を変えてアドバイザーとして精力的に活動を行った。3年次には、国内の学生ボランティアが一同に会する「全国学生ボランティアフォーラム」の企画委員として、司会進行や運営を担い、国内外問わず、活躍の場を広げている。
また、新型コロナウイルスによる課外活動の様々な制限にも負けず、オンラインを駆使し、工夫しながら活動を続けてきた。
このことから、「全国青少年体験活動推進フォーラム」での分科会においてコロナ禍での取り組み事例を発表するなど学生の代表として様々な事業に携わってきた。
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