図書館の役割
わたしたちのヴィジョン
新潟青陵大学・新潟青陵大学短期大学部図書館は、知識基盤社会において、学術情報基盤として恒常的な情報資源へのアクセスを提供するだけでなく、知を創造する学習・教育基盤として教養と専門性を備えた人材の育成を支援するとともに、人・本・情報との出会いの場を創出し、人を支えるための「こころ」を育みます。
わたしたちのミッション
私たちは、学生の学習成果の向上を第一に考えて資料を収集し、図書館による教育とサービスを提供することで、学生が生涯にわたって主体的に学ぶ力を身につけられるようにします。また、学内の研究活動の支援とともに地域社会にも広く開放し、卒業生のキャリア形成の支援と地域社会の情報源になることを目指します。
図書館の紹介
本学図書館は、1965(昭和40)年4月の新潟青陵女子短期大学開学に併せて設置されました。
当初図書館は旧1号館3階の東寄りの一角(1301講義室および1302準備室)に、図書管理室、新聞雑誌閲覧室、特別閲覧室、学生閲覧室、書庫室で構成されて、面積は252㎡の小規模なものでした。将来は独立した図書館を建設したいという構想もあって、開学時は校舎3階に暫定的に設置されました。
その後の蔵書の増加で1992(平成4)年9月頃には手詰まりの状態となったため、寄宿舎「ひめまつ荘」を改築した3号館に移転しました。これを機に、図書館システム「情報館」を導入して、10月に新図書館として機能の効率化を図って開館しました。
1996(平成8)年には新学科増設により、蔵書数も増加し、図書館スペースも拡充しました。また、2000(平成12)年4月には、新潟青陵大学開学と同時に、既存の短大図書館(総面積979㎡)を増床して大学、短大共用図書館(1,156㎡)としてスタートしました。
その後、新潟青陵大学大学院、新潟青陵大学、新潟青陵大学短期大学部の共用の図書館として、看護学、社会福祉、心理学、生活科学、語学、幼児教育、保育などの専門書を中心に蔵書数も15万冊に増え、データベースや電子ジャーナル、電子ブック等も導入して学習・研究環境を整備してきました。
2011(平成23)年には図書館システムを「E-CatsLibrary」に更新し利用者サービスの向上と業務の効率化を図り、2014(平成26)年の3号館の耐震・バリアフリー工事を経て、2017(平成29)年3月に竣工した新校舎の中に新図書館(1,621㎡)が設置され、4月24日に開館いたしました。
新図書館は4階建ての新校舎(1号館)の1階と2階の一部に設置され、1号館のコンセプトのひとつである「学生が主体的に学ぶ環境整備」を受けて、「学修図書館」としての機能を重視して計画され、学生の多様な学習ニーズに対応できるような設備と機能を備えています。
1階は個人学習(知識・情報の収集)を中心とする従来の図書館機能を備えた「Library」で、各学部学科の専門資料を分野別・深度別に配架することで、学習に必要な資料が探しやすくなっています。また、館内には通常の閲覧席の他に静かに学習できるエリアや学習個室を設置し、学生は自分のスタイルに合わせて場所を選び学習を進めることができます。「MediaCommons」では、学生や教職員のお薦めの本、雑誌、新聞、視聴覚資料、デジタル資料といった様々なメディアから新しい情報と出合い、学生・教職員・一般利用者と共有することができます。
2階はグループ学習(知識・情報の共有)を中心とするエリアとして「LearningCommons」が設置され、学生は教職員のサポートを受けながら対話を通じた深い学びを進めることができます。
施設概要
面積 | 1,621平方メートル |
---|---|
閲覧席 | 212席 |
図書 | 約150,000冊(うち洋書約10,000冊) |
雑誌 | 約1,600種(うち洋雑誌100種) |
視聴覚資料 | 約6,000タイトル(電子資料を含む) |