カリキュラム紹介

授業紹介
-
-
- ヒューマンケア心理学
- 患者さんが何を思ってその言葉を発せられているのか、どうしてそのような行動をとられるのか、患者さんとどのように関わっていったら良いのか、心理学の視点から学びます。
-
- 看護ケアマネジメント論
- 対象者・家族が地域の中で、支え合いながら健康を保つために、地域や組織をみる、個々のニーズを把握する、そしてケアマネジメントする、という「人・地域・社会」全体を見わたした視点で展開される看護について学びます。
-
- 公衆衛生看護管理論
- 大規模自然災害や感染症の集団発生等の健康危機に関して、保健師が行う発生時の対応や予防対策について、グループメンバーと考えながら知識を身につけていきます。
-
- 助産診断学Ⅰ〜Ⅲ
- 妊娠・出産・産後の女性や赤ちゃんについて正常な経過と病気の診断法、治療、予防法、また女性の生涯を通じた健康問題について学びます。
-
- 教職実践演習(養護教諭)
- 4年間の養護教諭に関する「学びの軌跡の集大成」として、教師という仕事の意義や養護教諭の役割についての理解を深めるとともに、養護教諭として働くための実践的な力を身につけます。
本学の特色ある授業
心理学

看護学科
中村 恵子教授
心理学は、こころの諸現象を科学的に研究していく学問分野です。心理現象の理解として、学習や発達、人間関係、動機づけ、アセスメント、心理療法などの心理学の基礎知識について学びます。科学的な方法によって、人間の認知や行動を理解することをめざします。
看護において大切なこととして、患者さんの気持ちを理解すること、自分自身を理解することがあげられます。人間の健康に関わる心理学の基礎と応用の両面へアプローチできるように、「看護のための心理学」という視点から、看護に関連する事柄について取り上げます。
臨床看護統合演習

看護学科
清水 理恵助教
「看護のプロフェッショナル」として現場で働くことをめざすみなさんに、4年次に行う演習です。4年間を通して学んだ看護技術をブラッシュアップし、就職してすぐに必要とされる看護技術の習熟をめざします。演習では、ICT(情報通信技術)を活用したシミュレーション演習や臨場感のある映像教材を使います。演習室は、自主的に練習できる環境を整え、みなさんの学びの意欲をサポートしていきます。
また、県内主要病院に勤務する卒業生の先輩との交流を通して就職に向けての心構えを身につけ、看護のスキルだけではなく、広く見識を深められる内容です。
公衆衛生看護展開論Ⅲ

看護学科
伊豆 麻子助教
みなさんは自分や家族の健康を考えることがあると思います。しかし、自分が住んでいる地域の人々や地域全体の健康を考えたことはありますか?公衆衛生看護展開論Ⅲでは、地域全体を看護の対象と捉え、人々がより健康でいきいき暮らすにはどうしたら良いかを考えます。そして今の健康状態に影響している背景や要因は何かを探索し、対応方法を考えていきます。授業は、学内だけでなく、地域を巡り、そこに住んでいる方々や現場の保健師から話を伺うフィールドワークも組み入れています。人々の健康と暮らしとの関連を広い視野で捉え、展開する力を養います。
助産実践論Ⅰ〜Ⅳ

看護学科
小林 正子准教授
助産師は新しい生命の誕生や女性の健康を幅広く支援します。助産実践論Ⅰ~Ⅲは、妊娠・分娩・産後、赤ちゃんのケアを学修します。具体的には、妊婦健診の仕方や妊婦さんの食事・運動指導、分娩介助や陣痛の痛みを和らげるケアを学びます。また、産後の心身の回復を促すケアや授乳・沐浴などの育児支援を学びます。
助産実践論Ⅳは、女性のライフサイクル全般の支援を学修します。具体的には、思春期から更年期の女性が持つ性や身体の悩みに関するアドバイスや、健康な生活を送るための支援を学びます。
4年間の時間割例
1年次(前期)
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 人体の構造と機能 | スポーツⅠ | |||
2 | 感染免疫学 | 英会話Ⅰ | 心理学 | ||
3 | スタディスキルⅠ | キャリアデザイン入門 | 外国語学習 ストラテジー |
ITと社会 | 看護生理学 |
4 | 看護学概論 | 生物学 | 地域文化論 | IT活用演習Ⅰ | 地域連携と ボランティア |
5 | 初修第二外国語 入門 |
統計学 |
2年次(前期)
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 臨床医療論Ⅲ | 成人看護学Ⅱ | 小児看護学 | ||
2 | 公衆衛生 看護学概論 |
基礎看護実践論Ⅲ | 基礎看護実践論Ⅳ | ||
3 | 臨床医療論Ⅳ | 成人看護学Ⅰ | 薬理学 | スポーツⅡ | |
4 | 臨床医療論Ⅱ | 精神看護学概論 | 英語情報発信Ⅰ | 母性看護学 | |
5 | 精神保健学Ⅰ | 教育本質論 |
3年次(後期)
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 看護生涯学習論 | 看護研究Ⅰ | |||
2 | 産業看護学 | 養護概説 | 公衆衛生看護 展開論Ⅱ |
||
3 | 在宅看護学/ 在宅看護実践論 |
看護論演習 | 保健医療・ 福祉行政論 |
公衆衛生 看護展開論Ⅲ |
|
4 | 看護管理学 | 生命倫理学 | |||
5 | 国家試験対策 | 保健医療統計学 |
4年次(前期)
Mon | Tue | Wed | Thu | Fri | |
---|---|---|---|---|---|
1 | 保健医療社会学 | 在宅看護学 実習 |
文学 | ||
2 | |||||
3 | 人の生と死 | 在宅看護学 実習 |
|||
4 | 国家試験対策 | ||||
5 | 看護研究Ⅱ |
- ※時間割は一例です。