ブックタイトル臨床心理学研究科 臨床心理学専攻(修士課程)

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概要

臨床心理学研究科 臨床心理学専攻(修士課程)

7就職実績大学院修了後も、教員の指導を受けながら臨床心理センターでの臨床実践や研究に取り組むことのできる研究生制度があります。臨床心理士資格試験は大学院を修了して半年後に実施されるため、研究生になることで資格取得までの間も、じっくりと実践や学修に取り組むことが可能です。〈敬称略〉柏崎厚生病院、高田西城病院、黒川病院、川室記念病院、白根緑ヶ丘病院、南浜病院、こころの発達クリニック、河渡病院、三峰病院、新潟大学医歯学総合病院、一陽会病院、常願寺病院 などこれまでの修了生の勤務先(平成21年度~平成27年度修了生)医療領域新潟県立教育センター、新潟市教育相談センター、新潟県内/市内の高等学校・中学校・小学校スクールカウンセラー、新潟こども医療専門学校教員、新潟医療福祉カレッジ教員、東京学館新潟高等学校 など教育領域新潟市リワーク研修センター、新潟県児童相談所、社会福祉法人新潟カリタス会聖母乳児院、浜松市発達医療総合福祉センター、新潟市特別支援サポートセンター、社会福祉法人喜泉 など福祉領域本学大学院臨床心理その他センター、本学キャンパスライフサポート室 など修了後の進路(平成23年度~平成27年度修了生:48人)研究生制度第1期生として学んだのち、新潟県内の病院で臨床心理士として勤務しています。カウンセリングなどで話を聞く機会が多いのですが、単に言葉の意味を捉えるだけではありません。どのような考えからこう言っているのか、言葉の端々から患者さんの真意を汲み取り、より相手の心に寄り添うことが求められます。私はつねに「話を聞かせていただく」姿勢で患者さんと向き合い、その方にとっての最善策を提供することを心がけています。人との関わり方に答えやフォーマットはありません。悩みや不安の数だけ寄り添い方も変わる難しい仕事ですが、患者さんの心に触れるたびに興味が深まり、いつもやりがいを感じています。言葉の奥にある真意を汲み取り、患者さんの心に寄り添うことを心がけています。本間 友美さん(平成19年度修了)医療法人白日会 黒川病院 臨床心理士スクールカウンセラーとして地域の小中学生やその保護者、教師を対象に相談業務を担当しています。ひとくちに小学生と言っても、1年生と6年生では感じ方や行動は全く異なります。そのため、言葉によるカウンセリングだけでなく、例えば描画を用いるなど、発達年齢に応じた適切な関わりをすることが大切です。相手が何を求め、どんな悩みや不安を抱えているか。常にそのニーズを把握することに努めています。大学院在学中、プレイセラピー実習や臨床心理センターでの実践演習、ケースカンファレンスへの参加などを通じて、多くの視点や引き出しを身につけたことが職務に活かされていると感じています。相談者に寄り添い、ニーズを知る。その学びが活かされています。荒井 祐生さん(平成23年度修了)新潟市スクールカウンセラー修了後の進路/ 社会人選考修了生メッセージ1修了生メッセージ2(平成26年度取材当時)医療領域:17人教育領域:17人福祉領域:7人その他:7人