ブックタイトル臨床心理学研究科 臨床心理学専攻(修士課程)

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概要

臨床心理学研究科 臨床心理学専攻(修士課程)

約15万冊の書籍を所蔵。蔵書検索端末(OPAC)や、膨大な学術情報を検索できるデータベースなど、研究や学修に必要な情報を素早く手にできるようサポートします。図書館3号館と6号館には大学院専用の講義室を設置。講義のほか様々な研究会や勉強会にも利用されています。AV機器も完備し、専門的な議論を行える環境を整えています。講義室院生一人ひとりに専用の学習机、ロッカー、本棚を用意。貸与されるノートパソコンから無線LANに接続することも可能です。大学院生研究室・研究生室6 臨床経験の豊富な教員による実務的・専門的な指導のもと、臨床能力を養成します。臨床心理センター 受付・待合室第3相談室プレイルーム本研究科は、1学年10名総勢20名の定員に対して9名の専任教員が指導にあたります。教員の多くは豊富な経験を有する臨床心理士であり、地域を中心とする心理臨床活動に幅広く取り組んでいます。院生と教員の距離が近い少人数教育によって、学修面はもちろん就職面においても綿密な指導が可能です。臨床心理センターは、「大学院の研究・教育施設」であるとともに「地域の方の相談の場」であり、一般の方々を対象に児童・青年・成人のこころの悩みについての相談活動・カウンセリングを行っています。院生が実際の事例を担当する場合は、教員のスーパーヴィジョンのもと、クライエントのこころをどのように捉え、援助するべきかを検討し、心理臨床への理解を深めます。近年、人のこころに寄り添い、こころの問題の解決や支援に取り組む「こころの専門家」に対するニーズは高く、臨床心理センターへの相談件数も増加傾向にあります。平成27年度は年間で2,222件の面接を実施※しました。実践を通じて臨床感覚を養う「臨床心理センター」臨床心理センターや外部機関で実践教育を受けるとともに、臨床心理士にとって必要不可欠な研究手法を学び、大学院修士課程2年間の集大成として修士論文の作成に取り組みます。テーマと研究手法は、基礎的な研究から応用的研究、社会問題に関わるものまで多岐にわたり、広い専門分野に携わる教員が在籍する本大学院ならではの特色と言えるでしょう。修士論文をまとめる過程では年に2回の発表会が開催され、院生や教員たちが論文の内容に関する白熱した議論を行います。修士論文を完成させることで、院生たちは自ら問題を見出し、掘り下げて考える姿勢を身につけます。2年間の集大成として取り組む「修士論文」■化粧による心理的効果と自己イメージの関連 ■分離不安を呈した前思春期女児との遊戯療法過程の検討 ―心的発達を支えた「靴」を通して―■幼児期における自己調整の過程とその意義について ―泣きの場面に焦点をあてて― ■箱庭制作過程における「砂に触れる体験」に関する一考察■臨床動作法導入時における樹木画の変化について ■風景構成法における付加物の意味と描き手の防衛スタイルの関連■レジリエンス、ソーシャル・サポートが心的外傷後成長に及ぼす影響の検討■対面およびツイッターにおける自己開示と孤独感との関連 ―青年期を中心として― ■過剰適応高群における居場所が精神的健康にあたえる影響平成27年度修士論文題目一覧※受理面接は82件施設紹介学修支援体制/ 施設紹介