まとめ


半年留学を通して

 私は青陵短大入学前にパンフレットで短期留学のことを知りました。将来について特に目標の無かった私は新しいことに挑戦してみたい自分を成長させたいと思っていて、少し興味を持ちました。そしてオープンキャンパスや短大入学後のオリエンテーションで先輩方のアメリカでの経験やたくさんの人との出会いを聞いて、私も行きたいと強く思いました。新しい環境の中で自分がどれだけ成長できるか試してみたかったというのもあります。幸いにも両親は私の決断に賛成してくれ、頑張ってこいと背中を押されました。しかし、現実は厳しいものでした。まず、自分の英語力の低さに落胆しました。留学前に事前に受けるTOEICでは留学に行けるギリギリの点数しか採れず、また、短大での授業もついていくのがやっとでした。今こんなにも大変なのにアメリカへ行ってやっていけるのかとても不安になりました。

 しかし、いざアメリカへ行ってみると自分の努力次第で楽しく過ごすことできました。まず言語の壁ですが、的確な英語を使わずとも伝える意思を持って話せば伝わることを実感しました。例えば、教科書を買いたいけれど教科書という単語が出てこない時に”I want to buy a book. I need it for class.” と伝えることで相手は「教科書のことかな」とわかってくれます。最初は「的確・正確・正しい文法」に気をけて窮屈な思いをしながら話していましたが、回り道をしてもいいんだと気づいてからは少し気楽に会話ができるようになりました。また、授業では質問をたくさんしました。わからなくて黙っていても先生は人のために待ってはくれません。しかし自ら主張することでどんな些細なことでも教えてくれます。黙っていては伝わらない、行動を起こさなければ自分自身成長できないと気づきました。

 半年間で成長した点は2つあります。1つは性格です。留学へ行く前は真面目すぎて融通が利かなかったり、失敗するといつまでも引きずっていました。しかし、いい意味で諦めがつくようになりました。テストの点数が悪かったり、忘れ物をしたりしても、「努力が足りなかったんだ、しょうがない」と割り切れるようになったのです。これは帰国後の今も「自分は成長したな」と思う点で、失敗したことに対しての解決策を考えられるようになりました。2つ目ははっきりと話すことです。そんなこと?と思われるかもしれませんが、コミュニケーションを取るために話すというのはほぼ必須なことです。わからないならわからない、意見があるなら自分の意見を述べるといった一見簡単そうなことを私は今までできていなかったのです。今はあやふやな返事をしなくなりました。家族や友人にも「はっきり話すようになったね」と言われました。意思をしっかり持つことで自分の目的がはっきり見えてきます。これらの2つの点については本当に成長できたと思います。

 また、この半年間でたくさんの国の人と出会い、今まで持っていたそれぞれの国に対するイメージが変わりました。日本に住んでいるだけでは到底出会えなかった人達と出会い、それぞれの国の文化や考え方を体感して世界は広いんだと実感しました。

 留学を終えて思う中学、高校と、もっと英語を頑張っておけばよかった、留学中にもっとたくさんの経験をしてればよかったというような後悔も多いですが、それよりも留学に行ってよかったという心からの満足感を得たということです。

 ちょっとだけ英語に興味がある、自分を変えたい、アメリカに行ってみたい、新しいことに挑戦してみたいなど、どんなに些細で小さな理由でも大丈夫です。自分のやる気次第で大幅に成長できるはずです。少しでも迷っている人がいたら、思い切って短期留学プログラムに参加してほしいと思います。 



 最後に、留学費用を出してくれたり、留学に対して不安でいっぱいの私の背中を押してくれたりした家族と、留学前に私の英語力を上げ、様々な面から支えてくれた先生方、留学中に出会ったたくさんの親切な人達、帰国時に温かく迎えてくれた友人達に感謝の気持ちを伝えたいと思います。本当にありがとうございました



充実した半年間でした!


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