*ホストファミリー*

 
 私のホストファミリーは、ホストマザーとホストファーザー、その子供5人兄弟、さらにその子供や配偶者、というふうに大家族でした。クリスマスなどの大きいイベントになると全ファミリーが集まって100人以上になるそうです。大家族なだけあって 、ユーモアのある冗談をいつも言っているので、毎日のように笑っていました。私が週末になると必ず CCA に行くので、家に帰るといつも「あなたはいつも家にいないのね」と冗談を言われていました。テーマパークやフェアなどいろいろなところに連れて行ってくれて、勉強の手伝いもしてもらいました。半年間はとても短かったけれど 、このファミリーと一緒に過ごせて本当によかったです。

 


*家族構成*

 ホストファミリーは Cleveland 家でした。本当は大家族ですが、四女のコートニー以外はみんな独立しているので、常に家にいるのは下の5人です。でも 、毎日のようにホストペアレンツの子供が遊びに来るので、家の中は常に賑やかでした。クレッグとダウンの間には 5人の子供がいます。

 静かなところが好きで引越ししてきただけあって、とても広く静かなところで、外でキャンプファイヤーをしたり、森の中を探検したりもできました。GRCC から学校までは約30分近くあり 、少し遠いなと感じました。また家の近くにバス停がないので、どこかに出かけたい時は必ずファミリーの誰かに送り迎えを頼まなければなりませんでした。日本では考えられないことだったので 、初めの頃はその環境になれるのが大変でした。でも慣れてしまえば、平日は勉強や自分の趣味のために時間を使う、休日には CCA に行きどこかに出かけたり友達と騒ぐ、と区別が できるようになりました。アメリカは日本のように、平日も友達と出かけたり遊ぶということはほとんどなく、その分休日にしっかり遊ぶ、というのが普通です。実際にアメリカで生活してから実感しましたが、本当に平日と休日の区別がはっきりしていました。

 キリスト教の家でしたが、教会に行くことはほとんどないらしく、私も半年間で1度も行きませんでした。食事の前のお祈りや食べ物の制限などは全くありませんでした。

Craig (クレイグ)
 
ホストファーザー。毎朝学校まで送ってくれました。普段は物静かなのであまりたくさん話す機会はなかったのですが、私が困っているといつも助けてくれました。 何か質問すればしっかりとした答えが返ってくるので、頼れるおじさんのような感覚でした。アイスとミルクをまぜたシェークが大好きで 食後にいつも食べていました。私にも勧めてくれるので、たまに食べていました。

Dawn (ダウン)
 
ホストマザー。ダウンは普段はとても明るくてよく笑っていました。でも真面目な時もあって、2人で政治の話や自分自身の話など真面目な話もしました。GRCC のオフィスで働い ていたので、私は学校が終わるとダウンの働いているオフィスに行き 、一緒に帰っていました。どんな話をしても いろいろな考えを話してくれるので、会話はほとんど尽きることがなく、英語の勉強にもなりました。

Chris (クリス)
 
クリスはクレバランド家の長女で30代です。私がステイしている間に彼女自身大変なことがたくさんあったにもかかわらず、いつも明るく接してくれたので 、お母さんのような存在でした。休日になると必ず私たちの面倒を見てくれ、普段から私たちのことを気にかけてくれていました。クリスは本当にたくさん喋るし、どんな話も面白いので 、話していて楽しかったです。

Courtney (コートニー)
 
私よりも1つ年下の GRCC に通う学生でした。年が近かったので、ホストマザーとは話せないようなことも話しました。夜に 2人で外に出て話をしたことがとても楽しかったです。普段は年下とは思えないほどしっかりしていて、グレイセンの面倒を見たり、家事を手伝ったりと、私よりもしっかりしているんじゃないかと何度も思いました。

Grayson (グレイセン)
 
クリスの子供です。6歳でとても可愛いです。暇さえあれば部屋にやってきて「遊ぼう!」となるので、疲れている時は大変でした。それでもグレイセンからたくさんのことを学びました。子供でも私よりも英語が話せることに間違いはなく、子供の英語だからこそすぐに自分の英語として使えるので 、ちょっとした英語の先生でもありました。

夜のキャンプファイヤー。クリスと一緒に ホストファミリーの子供たち。かわいい!
クリスマスプレゼント。たくさんもらいました! とっても大きいクリスマスツリー

 


*ルームメイト*

 私のルームメイトは同じ青陵短大からの留学生小池あゆみでした。毎年 GRCC にホストファミリーが同じようにならないようにお願いしているらしいのですが、私たちが留学した年は GRCC 側も忙しかったらしく 、留学に行った6人のうち2組が同じホストファミリーにお世話になりました。家の中で日本語を使って話すことは簡単で楽ですが、私たちはそうならないように頑張りました。また辛いことや相談したい ことがある時などは、日本語を使って会話できるということもあり、悪いことばかりではなかったと思います。


*一緒に出かけたところ*

親戚の別荘。とてもきれいな所 手前で遊んでいるのはケイル

 私がお世話になったクレバランド家のみんなは、本当に私たちのことを気にかけてくれ、よくお勧めの観光地やイベントに連れて行ってくれました。またダウンが GRCC で働いていると言うこともあり、面白そうなイベントがあると教えてくれました。

Fair
(フェア)
 ホストシスターのクリスと一緒に行きました。基本的には馬や犬などの品評会ですが、ジェットコースターがあったり、ステージではイベントをしたりしていて 、実際には期間限定のテーマパークのようなものでした。おいしい食べ物もたくさんあって、とても面白かったです。
Theme Park
(遊園地)
 ホストマザーとファーザーは行きませんでしたが、残りの家族みんなで遊園地に行きました。アメリカの遊園地 にはとにかくジェットコースターがたくさんありました。私はもともとジェットコースターがすごく苦手だったのですが、乗る 機会があまりにもたくさんありすぎて、アメリカから帰る頃には大好きになっていました。
海の近くの別荘  ホストファミリーの親戚の息子のマットが住んでいる海辺の別荘に、泊りがけで遊びに行きました。とてもきれいな所で、夜の星は本当にびっくりするほどきれいでした。特に何をするわけでもなく、ビデオを見たり音楽を聴いたり 、飲み物を飲んだりしてのんびりと過ごしました。
Crab Festival  シーフードのフェスティバルです。別荘からの帰り道に行きました。驚いたことは 、シーフードと言ってもカニしかなかったということです。カニはとてもおいしかったのですが、アメリカ人は本当に魚を食べないのだなと思いました。
Pool (ビリヤード)  コートニーとクリスとティア(長男ケイシーの妻)と友達と行きました。

 


*普段の生活リズム*

 ESLのクラスは昼の12時から授業が始まるので、私は夜遅く寝て、朝も遅く起きるという生活をしていました。疲れている時は何度か寝坊したこともありましたが、いつもなんとか間に合っていました。

10:00〜11:00 起床、学校に行く準備
11:30 学校に到着
12:00〜16:45 授業、お昼休み
17:00 ホストマザーの働いているオフィスで待ち合わせ、学校を出発
17:30 家に到着
18:30 夕飯
19:00〜 宿題をする、自由時間、シャワーなど
3:00 就寝

 


*ホストファミリーと過ごすということ*

 私は毎週週末になると CCA に行き、友達と遊んでいました。そしていつも「パーティーがある」とだけ伝えていました。するとある日ホストマザーのダウンから 、「週末に友達と遊ぶのは問題ないけれど、危ないことはしないでね」と言われました。ホストファミリーには私のことを日本にいる親の代わりに見守る義務があるのだと教えてくれました。

 ホストマザーは半年間一緒に生活していて 、私がすることに対して制限を与えたりすることは一度もありませんでした。そして私はダウンが私の心配をしてくれていることに、その時初めて気づきました。それ以来、私は週末 CCA から帰ってきたあとは友達とどこに行ったのか、何をして遊んだのか話すように心がけました。ホストファミリーは実際の家族ではありませんが、本当に私のことを心配してくれました。そのため、普段から自分の考えていることや学校であったこと、休日の予定など話す必要があると思います

 また不満に思っている ことがあるのに伝えないのは一番悪いことだと思います。イヤだな、と言う気持ちは言葉で伝えなくても伝わってしまうと思います。自分で解決することが できる問題なら特別に話す必要はないと思いますが、ホストファミリーは、不満に思うことがあるなら伝えてほしいと思っているはずです。

 


 

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