1.出発する前に

 

 私にとって海外へ行くことも留学をすることも全てが初めての経験だったため、出発前は焦りと不安でいっぱいでした。準備をするための期間は長いようで短く、とても慌ただしく過ぎていきます。自分で責任を持って計画的に準備をするというところから 、もう留学はスタートしていたんだと思います。焦らず出発までの期間を有意義に過ごすためにも、余裕を持って十分な準備をしておく事が大切です。

 

事前学習

 私はパスポートを持っていなかったので、まずはじめにパスポートを作ることから留学準備が始まりました。

 7月の下旬にはパスポートが出来上がりました。7〜8月中は、成績証明書を受け取るために卒業した高校へ行ったり、ホストファミリー斡旋料を学校へ送金するために銀行へ行きました。期限までに個人で集めなければならない書類が多かったので 、忙しかったです。

 夏休み中には事前学習として何回か学校に集まり、留学のために必要な書類書きや簡単な英会話の練習をしました。その他にカルチャーショックやアメリカの文化についても学びました。事前にこれらを学んだことによって、留学中の自分の体調管理やケアに役立てることができました。9月には東京のアメリカ大使館へビザを取得に行きました。インターネットで時間帯を予約して、朝の早い時間から大使館前に並びました。ビザが発行されるまでには 、あまり時間がかかりませんでした。

 私は6ヶ月留学だったので、1年の後期に取る予定だった授業はもちろん出ることができませんでした。そのため帰国してから、入学時に計画した履修予定の授業をいろいろと変更しました。授業は資格や単位に関わってくる重要なことなので、出発前に自分の履修登録をよく把握しておいたほうがいいと思います。私は帰国してから、焦って計画し直すことになってしまいました。
 



持ち物

パスポート

 パスポートは、留学準備期間中にもたびたび必要になるので、持っていない人は焦らないためにも早めの7月上旬 〜下旬には作っておいたほうがいいです。私の場合はパスポートが出来上がるまでに1〜2週間かかりました。
スーツケース  一番大きいサイズのスーツケースを一つ持って行きました。しかし6ヶ月後には物が倍以上に増えてしまったため、アメリカで同じくらいの大きさのスーツケースをもう一つ買い足しました。日本を出発する時に2つ用意して行ったほうが、後々焦らないでしょう。
かばん  機内に物を持ち込むために、ボストンバッグを一つ用意しました。
その他のかばん  学校用にリュック、外出用に肩から掛けられるバッグ(これは防犯にいいと聞いたため)、外泊用に大きめのトートバッグを持って行きました。
衣料品  だいたい一週間分の洋服、下着、ズボン類、靴下と冬用のジャケットを持って行きました。ホストファミリーによっては洗濯が一週間に一回の家があるので、困らない程度に持って行きましょう。パーティーや教会用にキレイ な服を用意しておくといいかもしれません。冬用に、マフラー、手袋もあるといいと思います。
 私はスニーカーを2足とスリッパを持って行きました。パーティーなどのためにパンプスも持って行くといいと思います。スリッパは家で毎日履いていました。
日用品  旅行用の小さいボトルのシャンプー、ボディーソープを持って行きました。あとはアメリカで買いました。洗顔料、はみがき用品、化粧水、体を洗うスポンジなどは 、慣れた日本の物が良かったので、日本から持って行きました。 バスタオル1枚と普通のタオル、3枚くらい持って行きました。足りない分のタオル類やドライヤーは、ホストファミリーの家のものを借りていました。
学用品  筆記用具、はさみ、のりなどを持って行きました。授業用のバインダー、ルーズリーフ、ノートなどは、アメリカと日本ではサイズが違います。私は学内の売店で買い揃えました。
 アメリカの医薬品は日本人の体には合わないと聞いていたので、日本で揃えて持って行きました。普段飲まないような薬も 、一応持って行きました。生活スタイルが変化するので、体調を崩す事があるかもしれません。必要だと思う薬を十分に持って行きましょう。
パソコン  学校から借りているパソコンを持って行きました。私の部屋にはインターネットをつないでなかったので、パソコンはほとんど活用しませんでした。図書館で毎日学校のパソコンが使えるので持って行かなくてもいいと思います。
ケータイ  解約してアメリカへ持って行きました。目覚まし代わりにも使ったし、パソコンから日本の友達のケータイにメールを送る時のアドレスチェックにも役立ちました。
時計  目覚まし時計1つと腕時計を2つ持って行きました。1つは日本時間にセットしておいて、日本へ電話する時に時間を確認していました。目覚まし時計の予備の電池を持って行ったほうがいいと思います。
電子辞書  電子辞書は毎日たくさん活用しました。予備の電池も持って行ったほうがいいと思います。
変圧器※  私は約4千円の物を持って行きました。もっと安い物もあるようです。
 ※アメリカと日本では電圧が違うので、日本の電気製品でも使用できるようにするための器械です。中にはアメリカでもそのまま使える電気製品もあるので、説明書を良く読んだ ほうがいいと思います。一般の電気屋さんで買えます。
MD、CD  暇な時やリラックスしたい時に、よく音楽を聴きました。ウォークマンなどを持って行くといいでしょう。
折り畳み傘  シアトルは雨がよく降るのであると便利です。
デジカメ  デジカメは大切な思い出を一生残しておけるので、持って行ったほうがいいです。留学はとても貴重な経験なので、写真をたくさん撮りましょう。予備のメモリカードがあったほうがいいです。
お土産  日本風の物を用意していきましたが、私のホストファミリーは、過去に何人もの日本人や他のアジアの国々の留学生を受け入れていたため、日本の物もあまり珍しくなかったようです。実用的なメモ帳などが喜ばれました。 必ずしも日本風な物にこだわらなくてもいいと思います。
その他  洗濯用ネットを3つ、圧縮袋を多め、日本に手紙を書く時のレターセット、クリスマスプレゼントなどを包む時のラッピングセット、ホストファミリーに家族や友達を紹介するための写真、爪切り、綿棒など。

 

注意事項

 MD、CD、携帯、変圧器など破損が心配な物は全てボストンバッグに入れました。はさみ、カッター、剃刀などの危険物は、手荷物に入れておくと空港の検査で引っ掛かります。スーツケースに入れましょう。 眉バサミなどもスーツケースに入れます。

 

お金

 出発前に準備した金額について紹介します。

日本円  帰りの新幹線に乗るために必要です。私は一応3万円くらい持って行きました。
現金  現金で500ドル(約55,000円)持って行きました。アメリカに着いてから、不足している物をすぐ買えるくらいの額が必要です。8月中に銀行に行って現金を日本円からアメリカドルに換えました。
クレジットカード  現金の持ち合わせがない時に、すぐに支払いができるので便利です。VISAカードなら、アメリカのほとんどのお店で使用できます。私はカードを持っていなかったので、出発前に作りました。 出来上がるまでに時間がかかる場合があるので、作るなら早めに手続きを済ませておきましょう。私はできるまでに1ヶ月かかると言われました。
トラベラーズチェック※  2,000ドル分(約220,000円)をトラベラーズチェックにして持って行きました。そのうちの600ドルを最初の月の家賃として、アメリカに着いてからすぐにホストファミリーに払いました。
 ※小切手の一種で、お金の代わりとなるものです。銀行で作ることができます。

 

注意事項

1.お金を日本円からアメリカドルに換える時は1ドル、5ドル、10ドル、20ドル札くらいの、できるだけ小さい額に換えてもらった ほうがアメリカで使いやすいです。その際は大きな銀行を利用したほうがいいです。小さい銀行だと、ドル札の枚数に限りがあることがあるそうです。

2.トラベラーズチェックは使い方に応じて額の大きさを選んでください。トラベラーズチェックにしたお金をアメリカで銀行に預ける場合はなるべく大きな額、それを使って買い物をするなら小さめの額が便利です。

 

ホストファミリーにあいさつ

 滞在先のホストファミリーが決まったら、連絡を取ってみましょう。 e-mail アドレスがわかったら、メールで自分の自己紹介をしたり、わからないことを質問してみたりするといいと思います。私はホストファミリーの e-mail アドレスがわからなかったので 、手紙を送りました。実際にホストファミリーと対面する前に連絡を取っておくと、お互いに親しみが湧くし、改めて留学をするということの実感がわきます。

 

【生活していて不足している物がある時】

 日本から持って来た物が足りなくなって、どうしてもまた日本の物が使いたいという時は、シアトルにある宇和島屋という店で買えます。ここでは種類は少ないけれど、日本の雑誌や日用品、食べ物などが買えます。でも高いです。家族から小包で物を送ってもらうこともできます。私は二回送ってもらいました。でも、これもわりと高いです。

夕暮れのシアトル

日本の物もたくさん売っている宇和島屋

 

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