3.学校について

 

 

 私たちが通っていたアメリカのシアトル郊外にある GRCC (グリーン・リバー・コミュニティー・カレッジ)は、新潟青陵女子短期大学の姉妹校で、私はその中の集中英語プログラム(IESL)に秋クォーターからの3ヶ月間授業に参加しました。そこではいろいろな国からの留学生が多く通い、アカデミック(GRCC の大学の正規クラス)に通えるくらいの英語力を身につけるプログラムで、グラマー、リーディング、ライティング、リスニング、スピーキングの英語の勉強をします。そしてそれぞれレベル1(基礎クラス)からレベル5(学科準備クラス)に分かれています。

 


 

☆オリエンテーション☆

 

 ここでは初めて登校した日から1週間のオリエンテーションについて、私の日記を元に説明したいと思います。

 

 

9月16日(月)

 

 登校初日です!! アメリカに到着してまだ1日も経っていないのに、次の日から学校へ行かなければなりませんでした。なぜならこの日はレベル分けのテストがあるからです!

 朝早くから登校し、受付を済ませ、午前中はレベル分けのテストを受けました。このテストはエッセイ(小論文)面接マークシートのテストからなっていて、私は時差ボケの睡魔に襲われていて、はっきり言ってテストどころではありませんでした…。午後からは学校案内でしたが、広すぎてさっぱり覚えられませんでした。

 帰るのは夕方頃で、この日は私にとって初めての海外という緊張や、当たり前ですが説明や周りから聞こえてくる会話は全て英語なので、かなり辛い一日になりました…。私がかなりのショックを受けていると、同居人の Ivan が励ましてくれて、思わず泣いてしまいました…。

 

9月17日(火)

 

 学校はお休みでした。その代わりに、青陵留学生10人とみんなのホストファミリーと、田中先生でピザパーティーをしました。みんなのホストファミリーと対面し、一緒にピザを食べたり、おしゃべりをしたり、写真を撮ったりしました。

 その後みんなでスーパーモールという、私たちが住んでいたアーバン市の代表的なモールへ買い物に行きました。私はこの日に必要な日用品(シャンプーなど)を買いました。

 前日よりは少しアメリカに慣れましたが、まだまだカルチャーショックを受けたままで、とても憂鬱でした…。

 

9月18日(水)

 

 この日も学校はお休みたったので、家でゆっくりしていました。午前中に Marsha とワシントン ID という証明書を作りに行きました。午後は Marsha と家でずっと映画を見ていました。でも英語がとても速くて、集中していないとさっぱり聞き取れなくて、この日はとても疲れたので早く寝ました。

 

9月19日(木)

 

 登校2日目。この日も朝早くから登校し、学校の生徒全員でゲームをしたりしました。それから授業や今後のスケジュールなどの説明があり、テストの結果を渡され、クラス分けが発表されました。その後、学校の BookStore で教科書を買ったり、ルーズリーフを買ったりしました。

 家に帰ると、同居人の Yukiko ちゃんが日本から戻って来ていて、初めて対面しました。「わからないことがあったらなんでも聞いてね」と励ましてくれて、本当にうれしかったです。

 

9月20日(金)

 

 キャンプです! 秋クォーターからの新入生が参加できるイベントで、いろいろな人たちと仲良くなれます。(※イベント2参照)

 

9月21日(土)

 

 キャンプから帰宅。ホストファミリーに迎えに来てもらい、家に帰ると3人目の同居人 Coco がいました。

 それからホストファミリーに10ドル分のフォーンカード(※番外編参照)をもらいました。この日はキャンプで疲れていたので、ぐっすり眠れました。

 

9月22日(日)

 

 ホストファミリーと同居人4人で家族会議が開かれました。そこで家での決まりごとを教えられました。

 その後ホストファミリーと Ivan、Coco、私で "Fair" に行きました。"Fair" とは日曜に開かれるバザーのようなもので、牛や馬がいたり、乗り物があったり…と、とにかくいろんなものがありました。どこも人だらけで、アメリカ人は本当に歩きながら飲んだり食べたりするんだなと実感したりもしました。でもどこもかしこも、とてもにぎわっていました。

 

9月23日(月)

 

 さて、いよいよこの日から授業の始まりです!!!

 

 

 

 この最初の1週間はとても長く感じました。すること全てが初めてで、とにかく本当に当たり前のことですが、全部が英語です。私は留学へ行く前、このことをかなり甘く見ていました。説明されるのも、誰かと話すのも、周りから聞こえるのも、全てが英語なのです。相手の言ってることが全く理解できなかったり、自分の言いたいこともほとんど言えなかったので、私にとってもどかしくて辛い1週間になりました。

 

 でも今振り返ってみると、辛いのはこの1週間だけでした。授業が始まってからは、少しずつアメリカ という場所や英語にも慣れてきたのか、とても楽しい毎日が始まりました!!

 


 

♪番外編【国際電話の巻】♪

 

 フォーンカードとは、日本のテレフォンカードとは違い、公衆電話以外に家からでもかけられます。まず、自分が電話をかける地域(だいたいの人はアーバン市からだと思います)と、英語のアナウンスの電話番号を選んでそこにかけます。そうすると「ピンナンバーを押してください」というアナウンスが流れるので、フォーンカードに書いてあるピンナンバーを押します。それからアナウンスにそって、日本の国番号、市外局番、相手の電話番号にかけると、日本の家族や友達と話せます。

 

 しかもこのカードはホストファミリーの家から国際電話をかけても、ホストファミリーの家の電話代には含まれないという、優れものです! 最初に、10ドル分のフォーンカードをホストファミリーからもらえます。

 


 

☆学校生活☆

 

 時間割はこのようなものでした。月曜から金曜まで、毎日この時間割の繰り返しです。

12:00〜13:00 グラマークラス

13:00〜14:00 ランチタイム

14:00〜15:20 リスニング・スピーキングクラス

15:30〜17:00 リーディング・ライティングクラス

 だいたいみんな午前中に学校へ来て、図書館に行きます。そこでメールチェックをしたり、宿題をしたりして時間を過ごしていました。

  お昼は、いつもカフェテリアで食べていました。お弁当がない時は、カフェテリアでサンドイッチやピザを買ったりしました。でもカフェテリアで売っているものは値段が高いので、節約のためにもなるべくお弁当を持って行った方がいいと思います。

 


 

☆授業とクラス☆

 

 私のクラスはレベル2で、全員で20人という大人数でした。しかもその半分が日本人で、日本人がとても多いクラスでした。クラスの国籍の内訳は日本人、韓国人、台湾人、スペイン人でした。このクォーターはレベル2のクラスが1つしかなかったので、全部のクラスが毎時間、全員同じクラスメートでした。他のレベルの人たちはいくつもクラスがあるので、時間ごとにクラスメートも違い、多くの人と仲良くなれます。でもクラスメートと授業がいつも一緒だったので、とても仲良くなれました♪

 

 授業内容については以下のようなものです。

 

 

12:00〜13:00 

グラマー

Mrs. Vivette Beuster

 

 教科書にそって進みます。日本と同じように、文法の使い方の説明をした後、教科書の問題を解いていきます。

 問題を解いている間に先生がクラスをまわってくれるので、授業や宿題でわからなかった所を質問すると、とてもわかりやすく教えてくれます。どんどん質問した方が絶対いいと思います!

 毎週テストがあり、そのテストで80%以下だと補習がありました。

 

14:00〜15:20

リスニング

 

スピーキング

Mrs. Vivette Beuster

 

 基本的に教科書に沿って進みます。日本人以外の外国人とペアになって、意見を交換したり、教科書を読んだり、お互いに単語の意味を言い合ったりします。とにかく、英語を声に出すことが多い授業です。

 毎週、リスニングテスト、単語テスト、プレゼンテーションがありました。授業の中でこの授業が一番大変でした。

 

15:30〜17:00

リーディング

 

ライティング

Mrs. Ellen Riggs

 

 教科書よりもプリントを多く使った授業でした。毎週、フリーライティングの練習をしたり、長文を読んだりしました。

 宿題が多く、1人1冊本を読み、毎週要約したものを提出したり、単語テストなどがありました。クォーターの最後には、自分の選んだテーマで、毎週調査してきた事について約10分間のプレゼンテーションがありました。

 

 

 

 

♪ Vivette ♪

♪ Ellen と Treela ♪

(Treela はアカデミックの生徒ですが、たまに授業を教えてくれたりしていました☆)

 


 

☆イベント2☆

 

 学校主催のイベントが何回かありました。私が行ったイベントのいくつかを紹介します。私は行かなかったのですが、この他にもフットボールゲームの観戦などいろんなイベントがありました。

 

 

キャンプ

 

 学校の授業が始まる前の、レベルに関係なく新入生全員の親睦会のようなもので、友達を作るとてもいい機会です。午後から学校に集合して、バスに乗って近くの森へ行きました。みんなでゲームやおしゃべりをして、夜には映画が上映されたり、キャンプファイヤーをしたりと、内容盛りだくさんでした♪

 アメリカのキャンプファイヤーはマシュマロを炎の中で焼き、それをチョコレートと一緒にクラッカーに挟んで食べるもので、とてもおいしいです。このキャンプで初めて寝袋で寝ました。アメリカのどこの家も寝袋があるのには驚きました。

 

シアトルトリップ

 

 希望者全員でバスに乗ってシアトルへ行きました。ある目的地へ着くとほとんど自由行動でしたが、どこに何があるのかさっぱりわからなかったし、シアトルはとても広いので、ただうろうろしていたのを覚えています。有名なパブリックマーケット(市場)へ行ったり、スペースニードルというシアトルのシンボルの展望塔へ行ったりしました。

 

ハロウィンパーティー

 

 10月31日のハロウィンの前夜祭として、学校でパーティーがありました。生徒だけでなく家族も来ていて、みんないろいろな衣装を着ていました。パーティーではマジックショーやダンスなどがあり、とても楽しかったです。

 

 

 

 

♪キャンプにて先輩たちと♪

 

 

♪シアトルトリップ♪

〜パブリックマーケット〜

 

 

♪シアトルトリップ2♪

 

 

♪ハロウィンパーティーにて先輩たちと♪

♪私とアヤコとアイ♪

 

 

 

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