2.ホストファミリー
 
 
 今回、お世話になったアンドリーナ家(The Andolinas)を紹介します。とても素敵な家族でした。

1)紹介 「アンドリーナ家 3人家族と1匹」
 

ホストファーザー
ジョバンニ(Giovanni)
 イタリア人、34歳。セラピスト見習いで、とても勉強熱心。仕事から帰ってくると、いつも疲れた様子でした。
 趣味はピアノ。イギリスのレストランでピアノ演奏をしているときに、ウェイトレスだったホストマザーと出会ったというロマンチックなストーリーも聞きました。とてもピアノがうまくて、自費でCDを作っていました。
 アメリカに着いた当初は、緊張していた私をよく笑わせてくれました。そして、イタリア人だけに、料理がとても上手でした。彼の作るパスタとラザーニャがとても大好きでした。今でも恋しいです。
ホストマザー
ランシン(Lansing)
 35歳。私が通っていたグリーンリバーコミュニティーカレッジのコンピュータの専門家でした。金髪のすらりとした体形の美人です。
 優しくて、いつも私を気づかってくれました。私の英語をよく訂正してくれたので、とても助かりました。彼女からは、なにかと親切にしてもらい、とても感謝しています。
ホストブラザー
ルカ(Luca)
  6歳、小学校1年生。最初はとてもシャイだったけれど、すぐにうちとけて、本当はやんちゃ坊主だということがわかりました。よくおもちゃやブロックで、いっしょに遊びました。それに、コンピュータゲームもできたので、楽しい時間をいっしょにすごしました。金髪で青い目をしたこの子は、将来女の子泣かせになることでしょう!
ペット
ベラ(Bella)
  イタリア語で「美しい」という意味の名前を持つ、ラブリーな大型犬。1歳。ラブリーとはいえ、子犬だけに、よく跳びついてきたり、かんだりしてくれました…。一番印象に残っていることがあるのですが、柵と地面の隙間をくぐり、3回ほど脱走したことがありました。そのため、学校に遅刻しそうになったことも少なくなかったです…。

 
ランシンとジョバンニ
ルカとベラ



 
2)思い出 「あんなこと、こんなこと、あったでしょ♪」
 
◇ハロウィーン◇

 10月31日。死者の霊をまつる日で、日本でいうお盆です。先祖が帰ってきて、魔女やおばけが夜を徹して浮かれ騒ぐと言われています。だから、かぼちゃのちょうちんを魔よけにした、という話です。それが現在では、子供から大人まで、いろいろなコスチュームを着て楽しむお祭りになっています。
 ハロウィーンは、子供にとって特にうれしいイベントです。なぜなら、お菓子がたくさんもらえるからです。家の近所を、"Trick or Treat!"(お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ!)と言いながらまわります。お恥ずかしい話ですが、私は短大生にもなって6歳のルカといっしょに家々をまわりました。少し心苦しかったですが、お菓子がもらえたのでうれしかったです。こんな素敵なイベントなのに、日本に定着していないことが残念です…。
 家族みんなで、ちょうちんを作るのに必要なかぼちゃを手に入れるために畑に行きました。そこは、本当に見渡す限りかぼちゃ畑でした!!大きいもの小さいもの選り取りみどりです。私は新潟県の田舎に住んでいるので、一面の田んぼは見慣れていましたが、一面のかぼちゃ畑には少々面食らいました。けれど、結局かぼちゃのちょうちんを作る時間がありませんでした。残念です。畑でちょっとしたハプニングがありました。ハチに首を刺されてしまったのです!アメリカ留学中にハチに刺されたことも、ある意味ではよい経験だったと、ベットの中で自分を慰めていました。

◇感謝祭◇
 11月23日。感謝祭には、家族みんなで集まり、豪華な食事をします。感謝祭の起源は、昔アメリカに渡った開拓者たちをインディアンが食事に招待したことから始まりました。そのときに食事に出されたものとして、伝統的な料理七面鳥、クランベリー、かぼちゃのパイなどが一般に有名です。それからは、秋の収穫を祝う行事になりました。このような歴史を知る機会でもあるので、アメリカでいろいろなことを学んできてください。
 この日はランシンのお兄さん、セイント(Saint)の誕生日でもありました。料理担当がイタリア人のジョバンニだったので、伝統的な感謝祭料理ではありませんでしたが、チキン料理、サラダ、パンプキンパイなどを食べました。言うまでもなく、とてもおいしかったです。そのあとに、プレゼントタイム、そして「スターウォ−ズ」のコンピュータゲームで盛り上がりました。楽しかったです。
◇バースデーパーティー◇

 

 11月は、アンドリーナ家にとって誕生日の多い月でした。まず、ランシンとルカの誕生日です。二人とも、同じ誕生日でした。けれど、結局、ルカの誕生パーティーだけを盛大にしました。私は、何をプレゼントするべきかわからなくて、結局バースデーカードだけを送りました。私たちは、パーティーのためにチョコレートケーキを作りました。カラフルなクリーム、チョコチップなどをトッピングして、楽しかったです。ほかには、アイスクリーム、ジュースなどが用意され、甘いもののオンパレードでした。甘いものが大好きな私にとっては最高のメニューでした!!しかし、次の日からニキビで悩んでしまったことも事実…。食べすぎには注意!ルカの同級生を招待して、食事をし、歌を歌って、そのあとランシンのおみやげに買ってきた折り紙で折鶴、家、紙鉄砲などを作りました。折り紙の折鶴は、ルカの同級生と彼らの親とで折りましたが、なかなか苦戦していたようです。紙鉄砲は、ルカに気に入られたようです。パーティーでも、子供たちに大人気でした。あちらこちらで、バンバンうるさかったですが…。このように、折り紙はいろいろなところで楽しめ、コミュニケーションの役に立ちます。
 そして、感謝祭がセイントの誕生日でした。

◇体操エキシビジョン◇
 ランシンのお兄さん、セイントはテレビ局に勤めていたので、私は体操のチケットを無料で手に入れることができました。オリンピックのメダリストたちが男女合わせて15人くらいいました。私は、ひたすらオリンピックのように競技をこなすだけなのかと思っていましたが、カラフルなライトアップ、音楽、派手な衣装などが盛りだくさんで、とても楽しめました。さすがはアメリカ!派手なYシャツとスラックスをはいて体操をしていた男子選手たちが、シャツを脱ぎ捨てたときの女性の歓声はすごかったです!私もその中のひとりだったことは言うまでもないでしょう!まさにエンターテイメント!!これほど興奮して楽しかったイベントは、はじめての経験でした。
◇フェスティバル◇

 アンドリーナ家は仏教徒(ブティスト)だったので、ブティストが開催するフェスティバルに連れて行ってもらいました。ブティストと聞くと暗いイメージを持っていましたが、そんなイメージは数分で粉砕されました!!ダンス、合唱、太鼓の演奏、ブラスバンドなどで大いに盛りあがりました。口笛が飛びかい、拍手喝采、そしてスタンディングオベーション!!彼らの激しいまでの反応は、私にショックを与えました。フェスティバルが開催された日は、私がアメリカに到着してからまだ1ヶ月しかたっていなかったので、意思表示がまだまだ苦手だった私は大いに落ち込んだのを覚えています。アメリカの文化の違いをここで強く感じました。フェスティバルを観賞して感じたカルチャーショックと、フェスティバルを通して感じたアメリカ人に対する考えを、「6.感想」でより詳しく説明したいと思います。

◇お買い物◇

 たいていのアメリカ人は、日本人と違って毎日買い物には行きません。アンドリーナ家も例にもれず、食料がなくなりそうになったらまとめて買いに行くというやりかたでした。買い物はランシンの担当で、Fred Meyerという大きなスーパーへよく買い物に行きました。もちろん、ルカも一緒です。お店では、買い物かごを使うことはめったにありませんでした。たいてい、大型のカートで大量に買いこみます。そのあまりの多さに、はじめは驚きっぱなしでした。
 ひとつ気づいたことは、そのお店には、生野菜が少なかったことです。ランシンも、冷凍の野菜ばかり買っていました。これは、GRCCの先生の意見ですが、アメリカは大陸があまりにも広すぎて、輸送してくる間に野菜が腐ってしまうからではないか、ということです。
 Fred Meyerの会計台はコンベアー式で、買った商品をその上にのせ、会計係がそれを動かして自分の所まで引きよせて会計します。レジはほとんど使わず、バーコードを読み取る機械で会計していました。支払いは日本と違い、たいていがカードか小切手です。日本では見慣れない光景なので、私の目にはかっこよく映りました。

次ページへ進む
 
目次ページへ戻る