3.アメリカへいざ出発!

【初めての飛行機】
  
 私は生まれてこのかた飛行機に乗ったことがなかったので、乗る前はすごくワクワク・ドキドキした。うーん、どちらかといえばドキドキの方が大きかったと思うけど・・・。私が小さかった頃、飛行機が自分の頭の上を飛んでいるのを見て泣きそうになった。飛行機の大きさに圧倒されたのかと今は思う。あのときのイメージで飛行機の前に行ったので、私はすごくびっくりした。私の頭の上を飛んでいたのはこんなに大きな物体だったのかと。中に入って、動くのを待っている時間がもーびくびく。私と友達は少しでも揺れるとキャーキャーいって大変だった。でも慣れてくると外の景色がきれいだとか、雲の上を飛んでるねとか、だんだん暗くなったきたよとか、おしゃべりが楽しくなったきた。その楽しさから、周りの人のことを忘れて大声で話して怒られてしまった。でも、今となってはそれも思い出だと思う。
 
 飛行機では機内食がこれでもか、これでもかというくらい出てきた。でも行きの飛行機は海外に向かう飛行機なので、外国人向けの食事らしく私の口にあまり合わないというか、正直に言っておいしくなかった。約11時間も乗ると聞いて驚いた。実際乗ってみて、お尻や腰が痛いのなんので大変だった。でも、これからホストファミリーに会えるんだと思うとその痛さもなんのこれしきって感じだった。ただ必要以上に乗らなくてもいいかなーというのが帰ってきてからの感想だ。
 

【ホストファミリーとご対面】
 
 シアトルに着いて午前から午後にかけて、みんなでSnoqualmie Fallsとチョコレートファクトリーとすごく大きなスーパーマーケットに行った。私は見学している時もホストファミリーに会ったら何を話そう、一番先に何を言ったらいいのかを考えていた。早く会いたくてしかたなかった。だから、記憶に残っているのは、チョコレートファクトリーで試食した、中が緑のチョコレートがすごくまずかったということだ。
 
 夕方4時頃になって、私たちがこれから通うことになるGreen River Collegeでホストファミリーが待っていてくれた。私は手紙をもらった時に写真が一緒に入っていたので、バスから降りてすぐホストファミリーのところへ走った。感動して言おうと思っていたことは一言も言えなかった。タクシーで家に向かう途中、子供たちは色々と話しかけてくれたが、私には早すぎて理解できなかった。悪いとは思いながらも何度も聞き返した。聞き返したからといってすべて理解できるわけでもないが、少しでもわかりたい、わかるようになりたかった。しまいには、Motherから何年英語を勉強しているのかと聞かれてしまった。ホームステイとして日本人を受け入れるのは私で2人目らしく、前にきた人はすごく英語の話せる人らしかった。だから、私が7年も勉強して話せないのが不思議だったんだと思う。でもだんだんゆっくり話してくれたり、私が分からない顔をしていると何回も言ってくれたりした。そのやさしさがうれしかった。
 

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