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職員室から・・・

 

2008年4月17日  

 このお便りは、私のひとりごと-----職員室から見えている子どもたちの姿などをお伝えしたいと思います。これにつきまして、皆様にお願いなのですが、クラス便りもそうですが、こういったお便りをしつけの材料にしないでいただきたいのです。たとえば「○○ちゃんはね、こんなことしてるんだって、○○ちゃんはいい子ね〜あなたもこうしたら?」などと---ただし、、「今日美味しいお団子食べたんだって?」といったように、親子の会話の元になるようなことは取り入れていただくといいですね。


 朝、Ri君とD君がお母さんたちと一緒に登園してきました。歩いてきたとのこと、4人の周りからは、すがすがしさと生き生きとした温かい空気が取り巻いていて、Ri君とD君の満たされた思いが伝わってきました。歩くことは、体つくりにも重要ですが、脳も発達するそうです。脳を発達させるのは、手と足からの刺激の割合が多くを占めるとのことです。おまけに松林を歩いたら、自然が、生命あるものが、子どもたちに、そしてもちろん大人にも、働きかけて、センスオブワンダーが育ちますね。
 今、園の前の松林は、桜が咲いてとてもきれいです。白い桜は山桜でしょうか-----お子さんと一緒に歩いて見られるのも良いですね。自然のなかで、何も教える必要はないのです。お母さんやお父さんが、感動するだけでいいのです。その感動がつたわって、物事に対する興味や関心を持つようになりますから----“きれい”と心から思うこと、その思いを口にしてみることが、お子さんの心に呼びかけますね。
 そして何より、お母さんと一緒に歩いたという思い出が心に刻まれるので、大きくなってから辛いことに出会ったときに、それを乗り越える力となりますね。愛された思い出をたくさんたくさん心に刻んであげたいですね。


*入園したての赤ばらさんが、いろいろな姿を見せてくれています。
「ようちえん いやだ〜」と言いながら、体を斜めにして幼稚園の玄関へ入ろうとしなかったJ君、ほんの少しの間、お母さんと園庭を散歩をしていただいて、そのあとで、今日のおやつはなにかな〜聞きに行ってこようね〜とお母さんと玄関へ。
職員室には、一日目に大泣きをしてママに偽電話をかけたR君がいいお顔で座っていました。きっと職員室の居心地の良さを感じてくれたのでしょう。 R君の向かいには、H君が半泣きのお顔、 今井が絵本を読んであげていたのですが、絵本が終わると、「ままに あいた〜〜い」と始まるので、思い切って外へ連れ出そうと思って、 「お外行く?」と聞くと、ぱっと表情がかわって、立ち上がりました。「じゃぁ、靴をはいてね」「は〜い!」とR君とH君は先に駆け出しました。「すべりだい、すべりだい〜」と階段を駆け上がって、ズ・ズ・ズ 「?あんまりすべらないね〜」といいながら砂遊びに入りました。 R君が砂にへらを埋めて「ほら!みえないよ」 私が「あれ、見えないね〜」といっているところにH君がやってきて 「あ〜できたね〜、だいじょうぶ?うん、いいね」と一生懸命、R君をほめているのです。 きっと、H君は、ご両親やお兄ちゃんにこんなふうにいつも温かい言葉をかけてもらっているのでしょうね。こんなふうに遊んでいると、泣いている J君とRちゃんが伊藤に抱っこされて園庭にきました。 J君は、お母さんとバイバイできたものの、気持ちは立ち直らなかったようです。「一緒にお砂で遊ぼう〜」と誘ったのですが「いやだ〜 わ〜んあ〜ん」と泣くばかり、 そこで何とか気持ちをやわらげようと、「ここ掘るとね、温泉になるんだよ、そうだ!お水入れてみようか?」というと「うゎ〜ん?お水?〜」としゃべるを手にして砂を掘り始めました。(やった!!遊び始めた!)----でも、お水は本当は、赤ばらさんが幼稚園に慣れて、且つ、多少濡れても冷たくないほど暖かくなってから----なのです。ですから、お水のことは忘れたふりをして、穴を掘り続けていたのですが、そううまくいくはずもなく、「水は?」と繰り返す J君、そこで、また泣くかな?と心配しつつ、わざと水道のところへ言って、「あれ?でない?へんだね、今日水道屋さん、おやすみかな?」といってみました。すると「ふ〜ん」といっただけで、遊び続け、次はプリンを作り始めました。H君とR君はままごとの家(昨年度の修了記念品としていただいたものです)にはいって、ご飯やプリンを並べていましたが、R君「みんな、ばらばらにしたよ〜」と嬉しそうに教えてくれました。するとその様子を見てH君「ぼくのは、ぼくのは、こわさないでね、あ、これもう一回いれてこよ〜」と作り直していました。 R君もその言葉を聞いて、それ以上H君のものは壊さなかったのです。一方Rちゃんは、桜の花びらを集めて一生懸命----だったのですが、ママ〜と泣き始めてしまいました。
そんなところに、「おやつですよ〜」の声、私は、内心“ほっ”   
 でもさすが赤ばらさん、「おやついらない」といってなかなかおやつ列車に乗ってくれなくて、は・は・は・かわいいですね〜


 Rちゃんが、ママを待って門のところにいた時のこと、「ママが、てくてく歩いてくるわよ」 と私がいうと、Rちゃん「ちがうよ、ママはとことこってくるんだよ、ままはくつがとことこっていうんだよ」 Rちゃんはママの靴の音まで聞き分けていたのですね。ヒールの音かもしれませんね。鋭い感覚ですね。 門の前を新潟交通のバスが通るたびに、「あ!バスだ、ママが乗ってるかな〜」と大好きな大好きなママを待っていたのです。
こんなに、大好きを表現できる幼児期っていいですね。そしてこんなに大好き・大好きといわれているお母さんってやっぱりいいな〜  母親って幸せを一人じめしてるみたいですよね。


加藤 由美子

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