2021年1月15日
学生・教職員・保護者の皆様方へ
新潟青陵大学 学長 リボウィッツ よし子
新潟青陵大学短期大学部 学長 関 昭一
新型コロナウイルス感染症への本学の対応について(2021年1月15日)
昨年1月国内初めての新型コロナウイルス感染者が確認され、1月末に新型コロナウイルス感染症対策本部会議を設置いたしました。そして、学生、教職員の新型コロナウイルスへの感染リスクと感染による健康被害を最小限に抑える目的のもとに感染予防対策を実施して参りました。同時に、高等教育機関(アカデミア)の使命として、地域住民の感染拡大防止の基層の役割を果たすべく、学生・教職員・保護者の皆様と一丸になり、感染拡大防止のための実践活動を推進して参りました。約1年を迎えますが、これまで皆様のご理解ご協力をいただきましたことに心より感謝申し上げます。
昨年12月下旬から首都圏、関西圏を中心にした急速な感染者数拡大による医療体制の逼迫が、医療崩壊とも言うべく極めて深刻な状況になってきていることから、政府は1月7日1都3県に緊急事態宣言発令し、1月13日さらに7府県を加え11都道府県に拡大することを発表しました。新潟県は、12月17日県独自基準に基づく「警報」発出し、さらに1月8日に「警報」継続を決定し、感染拡大が見られる他都道府県との往来、飲み会や食事会を極力控えることなどのお願いを県民にさらに強く呼びかけました。新潟県の現況は、新規感染者数および入院病床利用者数は増加しており、すでに警報基準を大きく上回っております。この渦中において、本学卒業生達は、看護、福祉、介護、保育、心理など、それぞれの現場において、日々奮闘中であります。本学における学生、教職員、保護者の方が一丸となって、感染予防活動の実践を推進することが、卒業生の後方支援につながるものと願っております。
このような新型コロナウイルス感染症をとりまく現下の状況を踏まえ、本学は1月13日対策症本部会議を開催し、下記の通り今後の対処方針を決定いたしましたので、お知らせ申し上げます。諸外国ではコロナウイルス変異種に由来する急速な感染拡大が起こっており、今後の状況は不透明性を増しております。今後も、本学は、新型コロナウイルス感染症渦中において、「感染予防対策の徹底」とともに、学修機会の確保を図り、「学びの達成」という「両輪」の稼働に全力で取り組む所存です。引き続きご理解とご協力を賜りますよう何卒宜しくお願い申し上げます。
1.「新型コロナウイルス感染拡大防止のための行動指針」危機管理レベル継続
・1月14日(木)現在の危機管理レベルを 2月10日(水)まで、維持継続します。
学 生:危機管理レベル3(要警戒)を維持(国内移動はレベル1-2(注意))
教職員:危機管理レベル1-2(注意)を維持(授業・教育活動はレベル3(警戒))
学 生
|
授 業 |
キャンパスへの入構 |
国内移動 |
危機管理 レベル |
レベル3(要警戒) |
レベル1-2(注意) |
|
内容 |
・遠隔授業のみ実施 ・学生は自宅で受講 (※対面許可基準によって特別許可された授業、実習、演習、試験のみを実施) |
・入構禁止(やむを得ない事情の場合は大学の許可を得ること)
|
・自粛または注意 ・感染拡大が見られる他都道府県との往来(出張、帰省等)は、さらに慎重に判断し、極力控える |
教職員
|
授業・ 教育活動 |
教員出勤 |
研究活動 |
会議 |
事務職員 出勤 |
国内移動 |
危機管理 レベル |
レベル3 (要警戒) |
レベル1-2(注意) |
||||
内 容 |
・遠隔授業のみ実施 ・学生は自宅で受講 (※対面許可基準によって特別許可された授業、実習、演習、試験のみを実施) |
・在宅勤務を推奨し、感染拡大防止に留意し勤務 ・遠隔授業は、在宅、研究室、講義室等で実施 |
・感染拡大防止に留意し、研究活動を実施 ※入構基準遵 守 |
・オンライン会議を推奨、感染拡大に最大限の配慮をして対面会議実施可
|
・感染拡大防止に留意し勤務 |
・自粛または注意 ・感染拡大が見られる他都道府県との往来(出張、帰省等)は、さらに慎重に判断し、極力控える |
新型コロナウイルス感染拡大防止のための行動指針(2021/1/15版)
※下記画像をクリックすると拡大されます。
※PDF版はこちら(157KB)
・2/11以降の対処方針(危機管理レベル)について
2/10(火)を目途に皆様にお知らせいたします。
2、入構制限基準を改定します。(2021年1月15日より適用)
(改定部分赤字)
下記に該当する場合は 、大学への入構を禁止します。
(学生、教職員、外来者、すべての者を対象)
① マスクを着用していない人は、入構できません。
② 登学前の検温(※)で体温37.5℃以上、37.5℃未満でも自己の平熱と比べ高い場合、あるいは、新型コロナウイルス感染症を疑う普段はない症状(咳、呼吸苦、倦怠感、嗅覚・味覚障害)がある場合は、アおよびイの両方の条件を満たす、またはウまでの間は入構できません。
※他の病因によることが明らかな場合を除く。
ア) 症状出現後、発症日を0日として少なくとも8日経過するまでの間
イ) 薬剤を服用していない状態で、症状消失した日を0日として少なくても3日間
ウ)感染対策長が入構を許可するまでの間
③ 新型コロナウイルス感染症と区別がつかない感染症症状(のどの痛み、頭痛、下痢)がある場合は、鎮痛薬や下痢止めを服用していない状態で、症状が消失するまでの間
④ 新型コロナウイルスに感染していると診断された場合
⑤ 海外渡航者で、帰国日から14日経過するまでの間
⑥ 新型コロナウイルス感染症のPCR検査対象となった場合、検査結果が陰性でかつ他の症状より新型コロナウイルス感染症が強く否定された場合には、発熱や症状消失した日を0日として少なくとも3日間
⑦ 感染者の濃厚接触者となり自宅待機となった場合は、自宅待機期間が終了するまでの間
⑧ 同居の親族等に感染者の濃厚接触者がいて、その親族等の自宅待機期間が終了するまでの間
⑨ ①~⑧以外において、感染対策長が、「新型コロナウイルス感染症に感染のおそれ」があると判断したものは、感染のおそれがないと判断されるまで
A) 同居の親族等がPCR検査対象者になった場合、検査結果が判明するまでの間
B) PCR検査対象者(学生・教職員)の濃厚接触者と同定された場合、検査結果が判明するまでの間
C) その他
⑩ その他、インフルエンザや感染性胃腸炎(ノロウイルス等)など学校感染症による出席停止の場合
http://www.n-seiryo.ac.jp/campuslife/health/
※大学玄関のサーマルカメラに表示される温度は顔の表面温度であり、体温ではありません。必ず登学前に自宅で体温を測定してください。わきの下で測定した体温を記入してください。