新潟青陵大学短期大学部

卒業生紹介

「あなたが選んでくれるお洋服は素敵ね」と言われたい。アパレル販売員 浅間 智恵さん

私が販売しているブランドは、独特の色使いが特徴的。母親世代から20代まで幅広く支持されているので「洗濯できるかしら」「結婚式に着たい」という声も多く、短大で学んだ繊維などの専門的な知識が役に立っています。
お客様の雰囲気に合わせて選んだ服を、「自分では選ばなかったけれど」と気に入ってお買い上げいただけるととてもうれしい。私を指名してくれるお客様を増やして、キャリアアップしていきたいと思っています。

私の知識が、お客様の健康維持に役立ちますように。ドラッグストア店員 西 有希さん

料理も好きだし、栄養素の働きにも関心がある。フードを学んできた私にとって、ドラッグストアはその知識を生かすことができる職場です。たとえば、かぜ薬をお求めのお客様には「あわせてビタミンを補給するといいですよ」とアドバイスすることもできますし、商品説明のポップにひと工夫することもできます。入社3年目には登録販売者の資格も取得したので、勉強をつづけながら後輩を指導し、育成するような立場をめざしたいです。

高価な買い物だからこそ、信頼を大切に。自動車営業職 本橋 玲奈さん

短大で学んだビジネスマナーは、相手を尊重する姿勢や自分の誠意をあらわすもの。約束の時間を守ることや、いつも笑顔で気持ちよく挨拶することなど、基本的なマナーの大切さを改めて感じています。整備、査定、保険、ローンなど、お客様のほうがよくご存じのこともあるのですが、まずは私自身が信頼される人間でありたい。「本橋さんがいるから」とご来店いただくうれしさを励みに、もっともっと学んでいくつもりです。

「伝えたい」が、コミュニケーションのはじまり。銀行職員 植木 光さん

人前で話すのが苦手だった私が変わったきっかけは、短大でのホームステイ体験でした。現地の人々は、思うように英語で話せない私を受け入れ、理解しようとしてくれたのです。大切なのは伝えようとする気持ち。銀行の窓口でも、お客様の立場で客観的に物事をとらえ、どうしたらご満足いただけるかを考えることが大切です。今はまだ先輩や上司に教えられることばかりですが、いつかは同僚やお客様に頼りにされる存在になりたいと思います。

「ここで挙げてよかった」というひと言が聞きたくて。ブライダルサービス 藤井 達彦さん

結婚披露宴の運営には、多くのスタッフの連携が欠かせません。アルバイトスタッフを含め、10名ほどのチームを責任者としてとりまとめるのが私の仕事。華やかさに憧れてめざしたブライダルの仕事ですが、素晴らしい式は地道な努力の積み重ねであることを知りました。新郎新婦や参列者から「いい式だった」「楽しかった」という声を聞くのが何よりのよろこび。もっと視野を広げて、どんな要望にも応えられるプロになりたいです。

相手を思いやる気持ちは、介護の基本と同じです。銀行職員 高橋 彩夏さん

窓口でお客様の応対をするときには、聞き取りやすい声でお話ししたり、伝票の記入方法をわかりやすく説明したりと、相手が求めていることを丁寧に汲み取れるように気をつけています。今は、銀行業務をマスターすべく日々仕事に励んでいますが、毎日ご来店される多くのお年寄りのお客様との応対のなかでは、これまで大学で学んだことが生かされています。

間違いは許されないという責任感がやりがいになって、私を成長させてくれる。銀行員 松本 美希さん

銀行の仕事は小さなミスが大変なご迷惑につながります。窓口からまわってくる伝票の処理やさまざまな会社の給与の振り込み、企業から企業への送金などすべて大切なものばかり。入行したての頃は、その責任がプレッシャーに感じられ、押しつぶされそうになることもありました。でも、最近では、責任が大きい仕事だからこそやりがいも大きいのだと考えられるようになり、「もっといい方法があるのでは」と自分なりに日々、新しい仕事の仕方を工夫できるようになりました。
お客様と直接お話しする機会もあるのですが、そのときには、短大時代に「上級ビジネス実務演習」で学んだお茶の出し方や電話応対の方法などがそのまま生かせています。また、授業で徹底されていたイスをきちんと机に入れることや、挨拶は顔を見てすることなど、社会人として当たり前の振る舞いが自然と身についたことも、とてもプラスになっています。
これからは、もっとお客様に信頼していただけるよう、証券外務員、ファイナンシャルプランナーなどの資格取得をめざしたいと思います。銀行員として大切な笑顔を忘れずに。

「今度もいっしょに選んでくれる?」帰り際のこのひと言は、本当にうれしいものです。販売員 齋藤 麻衣子さん

お店にいらっしゃるお客様はさまざまです。ですから、販売員の仕事は、まずお客様の好みをつかむところからはじまります。会話からだけでなく、お召しになっているお洋服やヘアスタイルや香水、身に付けているアクセサリーなどから感じられる「好みのサイン」も読みとりながらよろこんでいただけそうな服を選びます。
短大のときに学んだコーディネートの基礎は、感覚だけでなく客観的な視点も交えておすすめする場面でとても役に立っています。私の働くお店は、比較的年齢層の高い女性がメインのお客様になるので、話題も当然若い人と同じというわけにはいきません。買い物だけでなく会話まで楽しんでいただけるよう、ニュースはもちろんですが、芸能ネタやミセスの流行など、今まで気にしていなかったことにも自然と広くアンテナを張るようになりました。いろいろお話をして、最後に私がおすすめした服をご購入いただけたときはやはりうれしいものです。
お客様のことを想った分だけ自分も磨かれているような気がします。「齋藤さんいる?」とたくさんご指名いただけるよう、もっともっと勉強して魅力的になりたいです。

車をご購入いただいたときは、うれしさと同時に責任を感じる瞬間でもあります。カーライフアドバイザー 早川 祐見さん

カーライフアドバイザーとして、ショールームで車の販売をしています。車を探しに来店されるかたは、どの車にしようか迷っていたり、決めきれずに意見を求めにいらっしゃるという方がほとんどです。お客様からのご質問は車種のこと、整備のこと、保険のこと、査定のことなどさまざま。最初は聞かれても答えられず「担当を変えてほしい」と言われ、悔しくて泣いたこともありました。高いお買い物なので、逆の立場で考えたら当然です。それからは本気になって猛勉強しました。
初めてご購入いただいたのは入社して半年たった頃。「軽で車内が広いものを」というご要望でした。どうして広いものをご希望されるのだろうと、もう一歩踏み込んでお聞きしたら「長距離で出かけることが多い」とのこと。もしかすると車内でお休みになることもあるのでは、と広くてくつろぎやすい車種をご紹介したところ大変よろんでいただけました。
車をご購入いただくということは、その車とお客様の新しい人生がはじまるということ。私が売っているのは車ではなく「カーライフ」です。快適で安全な時間を提供できるようがんばっています。

心遣いひとつで、おいしいものはもっとおいしくなると思う。事務スタッフ 中根 佳世さん

新潟で長い間愛されてきた老舗食品メーカーが私の職場です。主な仕事は、電話、FAX、メールなどで受けた注文を正確にお客様のもとへ届けるための手配。忙しいときには1日2000件以上を扱うこともあります。事務作業がメインですが、ただの作業だと思えばそれで成長は止まってしまうもの。おいしい商品をもっとおいしくお客様にお届けするために、自分にできることはないかいつも考えています。たとえば言葉遣い。正しい敬語を使うのはもちろんですが、語尾を上げるのと下げるのでは相手に与える印象は全然ちがいます。そういった心配りの一つひとつも加島屋のおいしさなのだと思います。
食に関する知識も大切で、塩分の身体への影響などをご説明する際には、短大のときの「フードマテリアル」の授業が役に立っています。おなかが満たされれば人は幸せを感じます。おいしければさらに幸せを感じます。でも、私がめざすのはその先です。おいしくて、「ここで買ってよかった」と思える満足感もプラスすること。お客様のことをいちばんに考え、これからもたくさんの幸せをお届けします。

自分の感性を信じて一生に一度の衣裳を選ぶお手伝いをしています。衣裳フロント 小出 咲恵子さん

衣裳フロントとして入社2年目。今までに50組以上の新郎新婦とそのご家族の衣裳をご提案してきました。ウェディングドレスには強い思い入れがあるかたも多く、基本的にはご要望に沿う色やデザインのドレスをご用意するのですが、その他にも300種類以上あるドレスのなかから、お客様自身も気づいていない魅力を引き出せそうなものもいっしょにご提案するように心掛けています。「自分では絶対に選ばないけど、すごくいい」と私の提案がよろこばれ、徐々に信頼関係ができてくると、「小出さん、このティアラどう思います?」「私は、こちらの方がお似合いだと思いますよ」「小出さんがそういうなら、そっちで」というようにほとんどお任せいただけることも。
「素敵な衣裳をありがとうございました」と言っていただいたときなどは、一生に一度の衣裳を選ぶお手伝いができるこの仕事をとても誇りに思います。短大のとき経験した「ブライダル総論」の実習での感動。今度は生みだす側として、満足いただける一着をご提案できるよう感性をさらに磨いていきたいです。

世界のために私ができることを知りたい。大学生として学んでいます。大学生 上谷 奈穂さん

短大に入学したときは、卒業したらすぐに働きたいと思っていました。ところが1年の後期、アメリカ・シアトルに留学して考えが変わったのです。世界にはまだまだ1日1ドル以下で暮らしている人たちがいる。そして私も同じ世界に生きている。さまざまな国籍の留学生に囲まれていたのでその現実をより強く感じたのだと思います。
「自分にもできることがあるのでは」とあらためて大学で学ぶことを決心しました。ゼミの先生は「大変だけどがんばれる?」と気にかけてくださいましたが、好きなことを勉強できると思えば、期待の方がはるかに大きく、国際政治と発展途上国の支援を学ぶべく新潟大学へ進みました。3年生への編入学とはいえ新しいことばかり。1年生のつもりで、はじめて知ることをどんどん吸収しています。編入学の試験では英語は必須でしたが、短大のときはいつもテストで100点を狙い勉強をしてきたので、それほど苦労することなく突破できました。将来は国際支援にかかわる仕事か、物流、貿易、商社など、世界とつながり世界を変えていける仕事ができればと考えています。

介護福祉士の仕事は、おばあちゃんへの恩返しでもあります。介護福祉士 松井 佑馬さん

私が働く施設には、脳梗塞やケガから退院されたお年寄りがリハビリのためにいらっしゃいます。そのかたわらでプロとしてふさわしい介助をすることが私の役割。医師や看護師、理学療法士や作業療法士の方々とチームになってサポートしています。
ときには辛いリハビリもあるので、1回きりで来なくなってしまうかたもいらっしゃいますが、それでは回復を遅らせてしまう。だからこそ介護福祉士にも、リハビリの合間やお手洗い、入浴のときには「また来たい」と思っていただける接し方が求められます。高齢者の介助方法は利用者の状態によってさまざまですが、基本は笑顔ではっきりと話すこと。
そして、しゃがんで目線を同じ高さに合わせることが大切です。学校で基礎を徹底的に学んできたからこそ、応用ができる。やはりベースは大切です。ずっとおばあちゃん子で、近所のおばあちゃんたちにも可愛がってもらってきたので、これからは私の番。力になりたいですね。リハビリに意欲がわいて、この施設で過ごすことが楽しみになるように、がんばっていきます。

利用者のかたの気持ちを想像すると、やるべきことが見えてくる。介護福祉士 浅井 美香子さん

小学生の頃、祖母の自宅療養を家族みんなでサポートをしたことが福祉の道への最初の一歩でした。短大では「専門的に学んでもっとお年寄りの力になりたい」と介護のことを勉強しましたが、働きはじめた頃は落ち込んだ時期もあります。「お世話」のつもりが「余計なお世話」になってしまい怒られることもしばしば。だからといって、びくびくして介護の仕事が作業のようになってしまうのは絶対にいけないという思いもあり、今では自分なりにこだわりをもって仕事と向き合えるようになりました。
たとえば食堂で食事ができず、部屋でひとりで食べないといけない利用者のかたには、こまめに声を掛けるようにすること。配膳と回収のときだけ会話を交わすのでは寂し過ぎますし、食事はやっぱり楽しく食べてほしいからです。「また来ますね」と言って部屋を出るときに「いつも一生懸命やってくれてありがとね」と微笑んでいただくと、本当にうれしくなります。
余計なことだと言われても、まずは自分を信じて行動したいと思っています。これからの目標は、早く長岡の方言をマスターすること。利用者のかたにもっと安心していただける存在になりたいです。

地域活動をするようになって、ますますこの仕事にやりがいや意義を感じています。保育士 高島 愛さん

先生になって3年目。今年は担任という立場ではなく、クラスの枠を超えて全体を見る「フリー教諭」として子どもたちを支え、音楽や工作をいっしょに楽しんでいます。
特別な配慮が必要な子を担当しているのですが、ゆっくり時間をかけながら成長していく姿を間近で見ていると、健康な子どもの援助とはまた違ったよろこびを感じますし、自分にとっても貴重な経験になっています。私が得意なダンスを生かして行っている「ダンスであそぼう」という地域活動は、保護者と未就園の子どもたちを招いて子育てをサポートしているプログラムです。
親御さんにとっては情報交換ができる場として、私にとってはご本人が抱える不安や悩みを直接お聞きできる機会としてとても勉強になっています。働きはじめた頃は不安だった保護者とのコミュニケーションも、ずいぶん自信がもてるようになったと思います。短大時代の体操ダンス部の経験がこんな形で生きるとは思ってもみませんでした。私にできることで子どもたちにも保護者のかたにも楽しい輪が生まれ、その輪がさらに広がっていけばうれしいですね。

子どもたちが自分で考えるアイデアを大切にしたい。保育士 丸山 璃奈さん

保育士になって1年目のときは、自分と子どもたちの関係づくりに精一杯。子どもどうしの関係性にまでとても気がまわりませんでした。
でも最近は、お互いに学び合って成長していく子どもたちを陰で支えることにやりがいを感じています。子どもたちは、決められたことをやっているときよりも、自分たちでアイデアを出して、みんなでいっしょに考えて、問題を乗り越えていくときの方が成長します。ですから、たとえばクッキングをする場合でも、「何をつくりたい?」「次はどうしたらいいと思う?」と本人の考えを引き出せるように導いていくことが大切です。
ああでもない、こうでもないと先に進めないときは、「こういう考えはどうかな?」と良いアイデアをもっている子どもと引き合わせたり。うまくつないでいくことが私の役目だと思っています。
子どもにとっては、保育園にいる時間が生活のすべてといっても過言ではありません。それは、私にとっても同じです。いっしょに時間を過ごしながら、常に温かいまなざしを向け、私自身も成長しつづけたいと思っています。