幼児教育学科

2年間の学修

授業・教員紹介

表現(身体)指導法Ⅰ

幼児教育学科 青野 光子教授

幼児教育学科
青野 光子教授

保育者は、子どもの表現を受容・共感する心と体を持ち合わせていることが求められます。授業では「表現」領域の身体表現(からだの動き)に着目し、幼児が五感を通して表現する楽しさを味わい、豊かな感性と創造性を育むための理論と実践を学ぶことを目標としています。幼児は、様々な心を動かされる体験を通して、五感(視覚、聴覚、触覚、味覚、臭覚)で感じ取り、よろこんだり、感動したり、わくわくする体験を積み上げるなかで、主体的な遊びを発展させていきます。
保育者はこの体験を支える環境構成者として、物(素材)教材を準備し、自らが人的環境として「子どもたちのあこがれのモデル」となれるよう保育技能・技術を磨いていく存在です。この授業では、幼児に人気のリボンを使ったリズム表現遊びから、人気の「ミッキー・マウスマーチ」の曲に合わせて、ミッキーになりきり自分を変身させて、楽しく動きます。

保育内容総論

幼児教育学科 仲 真人准教授

幼児教育学科
仲 真人准教授

保育園やこども園に行くと、元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの姿、そして子どもに寄り添う保育者の姿が見られます。「いつも子どもと遊べて楽しそう」そんなイメージを抱かれることもある保育の仕事ですが、もちろん、子どもと遊ぶことだけが保育ではありません。保育者は、乳児期から小学校就学までの子どもの発達を見通しながら、子どもたち一人ひとりが豊かな体験を積み、すこやかに育っていけるよう、子どもの心と体の健康、人間関係の育ち、身近な環境への関わり、言葉の発達、感性や表現力など、多くのことに配慮しながら園生活を組み立て、運営していく役割を担っています。
保育内容総論では、そうした保育の仕事の全体を見渡しつつ、保育者がどのような役割を果たしているか、写真や動画を使ってわかりやすく解説します。

表現(音楽)指導法Ⅰ

幼児教育学科 野口 雅史准教授

幼児教育学科
野口 雅史准教授

子どもは遊びのなかで自分を表現しています。表現がのびのびとでき、楽しくてもっとやりたいという気持ちにできたら、子どもの感性は育まれていきます。こうして意欲や期待感を高めることはとても重要なことです。まずはみなさんが思いっきり表現をして、その楽しさと意義を知ることが第一目標です。大人になると表現することが恥ずかしいと思うこともありますが、こころを開いてやってみてください。そして子どもの楽しみとは何かを考えると子どもの理解に近づくことでしょう。
この授業は、みなさんが今まで受けてきた「音楽」の授業のイメージとはちょっと違うかもしれません。人間の根源的で生命的な表現である声・音・動きを重視して、音楽だけにとどまらない表現について考えます。そして活動の組み立て方や指導者が見せるべき姿について学び、一人ひとりが実際に指導をする体験をします。

質の高い幼児教育にふれる環境

教職実践演習室

学生が実践力を身につけるための大切な演習空間です。木でできた温かな部屋は実際の保育現場にかぎりなく近い施設として、授業や自主学修の場となっています。低い机や壁面構成、豊富な絵本や教材がそろっており、仲間同士で意見交換をしながら課題や制作を進めたりすることができます。また実習助手の教員を配置しており、細かな相談にも応じられる体制が整っています。

教職実践演習室
  • オリジナルのアイテムをつくる
    オリジナルのアイテムをつくる
    パネルシアターやエプロンシアターの参考にできる実例もあり、実際に動かしてみることもできます。創作意欲も増します。
  • おりがみ・教材のつくり方を紹介!
    おりがみ・教材のつくり方を紹介!
    実習や就職に役立つ、いろいろな教材のつくり方を紹介!「おりがみ教室」では、夏の金魚やクリスマスの飾りなど、子どもたちがよろこびそうなものに挑戦します。
  • 心をつかむ絵本の読み聞かせ
    心をつかむ絵本の読み聞かせ
    外国・日本のもの・しかけ絵本・乳児向けなど、子どもの年齢や季節、ねらいにあった絵本が選べます。実際に練習することも。
  • 来週の実習もこれで安心!
    来週の実習もこれで安心!
    身近な実習助手の先生に、部分実習や指導案について質問。不安も解消します。実習から帰ってきて先生に報告するのも楽しみ!
  • ピアノを弾きながら歌う
    ピアノを弾きながら歌う
    授業や実習に向けて思い立ったときにピアノの練習。友だちも聴きながら口ずさんでくれるので、緊張感のなか度胸もつきます。

様々な学びのフィールド

  • 第一音楽室
    第一音楽室
    楽器演奏や発声法を学んだり、学生による模擬保育を行ったりします。
  • 第ニ音楽室
    第ニ音楽室
    電子ピアノが46台備えられており、ピアノ演奏、弾き歌い、実習での課題曲などに取り組む教室です。
  • ピアノ練習室
    ピアノレッスン室
    個別の練習室が19部屋あり、専門の教員が指導にあたります。自主的な学修・練習の場として開放しています。
  • 体育実技室
    体育実技室
    子どもたちと一緒に体を動かすことを想定し、フラフープやお手玉、ダンスなどの実技を行います。
  • 多目的実習室
    多目的実習室
    子どもたちと楽しめる工作や、就職してからも現場で使えるようなツールをつくります。
  • えほんのもり
    えほんのもり
    図書館内にある絵本や紙芝居の専用室です。新潟県内大学一の絵本蔵書数を誇り、実習で使用する教材としても活用することができます。
  • 新潟青陵幼稚園
    新潟青陵幼稚園
    隣接する新潟青陵幼稚園は1967年に青陵短大の実習園として創立。子どもたちの「豊かな感性」「想像力」「創造性」を育んでいます。はじめての実習は、この新潟青陵幼稚園からスタート。新潟青陵幼稚園の質の高い幼児教育にふれることで、保育観の基礎を養うことができます。

学生の声

幼児教育学科 2年 髙橋 航大さん

幼児教育学科 2年
髙橋 航大さん 山形県 羽黒高校出身

実習を繰り返すことで「自分らしい保育」を確立
授業だけでなくレポートなどの課題もたくさんあり大変でしたが、すべてクリアしてきたことが、自信につながっています。実習先でクラスを 1日担当する「責任実習」も模擬保育の授業を経験していたので、落ち着いてクラス運営をすることができました。しかし最初の頃は実習先の先生方の目を意識しすぎて、常に緊張しっぱなし。そんなとき、「自分らしい保育」を見出す大きな出来事がありました。 2年次の施設実習で僕がウクレレを演奏した際、施設利用者のみなさんだけではなく、職員の方も一緒に楽しんでいました。その様子に「自分が楽しんで活動しないと、相手に伝わらない」ということを学び、次の実習からはこころから楽しみながら実習を行うことができました。あのときの実習がなかったら今の自分はいません。青陵に入ってよかったと思うことはたくさんありますが、何よりも「保育が楽しい」「保育はいい仕事だ」とこころから思える授業を先生方から受けられたことが一番です。