新潟青陵大学大学院

研究科長メッセージ

研究科長 橘玲子写真

臨床心理学研究科長
橘 玲子

「こころ」により添う臨床心理士に。

本学大学院に臨床心理学研究科ができて7年目に入りました。私たちスタッフは地域で活躍できる実践的な臨床心理士をめざして教育を提供してきましたが、今年はこれまでの教育内容をさらに整備しました。この結果、理論と実習のバランスがよく取れてきたと自負しています。修士1年生では実習内容として心理査定、心理療法(カウンセリング)を中心にして、理論だけではない体験的学習を重視しています。修士2年生になりますと大学院内にとどまるのではなく、地域の臨床現場や子育て支援施設に出掛けてより実践的な実習をいたします。

専門職としての臨床心理士は相談を望んでいる方の人格を尊重し、かつ相談者に利益を提供しなければなりません。特に、臨床心理学の最も重要なことは専門家として完璧な助言を与えるという上から目線ではなく、相談者の「こころ」により添いながら信頼関係を基盤にして、その人らしい生き方を選んでいってもらうことを最優先します。大学院教育もこの線に沿って、偉い教員が教え込むのではなく、学生の皆さんと共に啓発しあいながら成長するということをモットーにしています。学生にとっても教員にとってもこの関係は刺激的なものとなります。多才なスタッフが待っていますので、どうぞ、期待しておいで下さい。

プロフィール
橘玲子(たちばなれいこ)/昭和42年新潟大学医学部附属病院精神科助手。平成13年放送大学大学院文化科学研究科文化科学専攻臨床心理プログラム教授。平成17年新潟青陵大学看護福祉心理学部福祉心理学科教授。平成18年より新潟青陵大学大学院臨床心理学研究科教授。同研究科長就任