公開講座のご案内

社会連携センター企画公開講座
「ふわりとつつむ新潟青陵インクルージョン講座」

講座趣旨

社会連携センターでは、多様な人々があたりまえの生活を地域社会で営むための条件である「インクルージョン(ふわりとつつむ)」をキーワードとし、市民の方々を対象とした企画講座を平成28年度から開講しています。
2019年度後期は新潟県全域で行われる「第34 回国民文化祭にいがた・ 2019 、第19 回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会」と関係した講座を開催します。まず10月に応援事業として、近年注目されている障害のある方の芸術作品について『関係性』という面から、障害とアートについて考えるワークショップを開催します。11月は障害者芸術・文化事業として「ヒューマンライブラリー」とそれに関連する特別企画を開催いたします。本講座を通じ、地域社会であたりまえの生活をするために必要とされることを一緒に考えましょう。

講座内容

【第3回】
第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会応援事業
ART & DIALOG – はなしながら、ふれてみる、障害とアート-

ふっとつ新潟
 近年、障害のある人たちの様々な表現活動が、新たなアート(芸術表現)として注目されています。この新たなアートの特徴は、障害のある人たちが生み出した様々な表現に、周囲の人たちが芸術的な価値を見出すことによって、芸術「作品」として評価されるようになっていったことです。周囲の人たちがどのような観点で評価するかで、障害のある人たちの表現は「作品」になることもあれば、ただのゴミになってしまうこともあります。
 今回のワークショップでは、福祉施設の職員の方々やご家族といった「周囲の人たち」に、『かわいい』をキーワードにして障害のある人たちの「作品」紹介や制作のエピソードを語っていただきます。参加者のみなさまも、アートとは一味違う観点から障害のある人たちの表現活動に触れ、その魅力を再発見していただければと思っています。ワークショップでは、はじめに障害のある人たちの「作品」を目にした時と、「作品」紹介を聞いた後の2回に分けて、自分がもっとも『かわいい』と感じた「作品」にシールを貼ってみようと思います。「作品」紹介を聞く前と後で、自分の「作品」に対する感じ方がどう変わるのか確かめてみてください。
 今回は「作品」の案内役として福祉施設の職員が活躍します。このささやかなワークショップを通じて、参加者のみなさまが障害のある人たちの制作の場である福祉施設にも関心をもち、足を運んでいただくきっかけになれば何よりのことと思っています。

【第4回①】
天皇陛下御即位記念
第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会
障害者芸術・文化事業ニイガタヒューマンライブラリー2019特別企画
身長100cm 車椅子のママの子育て~みんなと同じだけど、ちょっぴり違う~

ふっとつ新潟 beyond2020
 伊是名さんは、生まれつき骨の折れやすい障害である「骨形成不全症」を患いながらも、「障害者だから」や「〇〇」だからという理由や偏見、「呪いの言葉」をはねのけて、自分の周囲の環境変えてきました。この講演では、高校のバリアフリー化、留学、結婚、出産、そして子育てと、周囲の支えも受けながら自分の意思を大切に自由に生きることを心掛ける伊是名さんの経験(日々の生活の中で感じている悩み、葛藤など等身大のお話含む)や、彼女がヒューマンライブラリーに共感する理由などもお聞きします。また社会の中や、来場者ひとりひとりの中にあるステレオタイプについて、そして求められる社会の在り方ついて考えていきたいと思います。
※手話通訳・要約筆記あり。

【第4回②】
天皇陛下御即位記念
第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会
障害者芸術・文化事業
ニイガタヒューマンライブラリー2019@SEIRYO~あなたを知って、私を知りたい~

ふっとつ新潟 beyond2020
 ヒューマンライブラリーとは「人を貸し出す図書館」。その人の持っている属性・要素・特徴や価値観によって誤解や偏見を持たれた経験があったり、「生きにくさ」「世の中の多数とのズレ」を感じたことがあり、それを変えたいと思う人々(例えば、精神的・身体的・知的障害や疾病のある方やその支援者・ご家族、依存症経験者、LGBT、里親、不登校、特殊な職業・経験etc.)を「本」として招き、参加者が「読者」として、図書館で本を借りるように、人を「本」として借り、一対一(または少人数)で30分程度の対話をするイベントです。図書館で多様な本に偶然出会うように、普段の生活の中では触れ合うことのできない多様な人々との直接的な対話を通して、自分の中にある誤解や固定観念への気づきや、多様な生き方を認め合っていくことを目指した取り組みです。
※手話通訳・要約筆記あり。

【第4回③】
天皇陛下御即位記念
第34回国民文化祭・にいがた2019、第19回全国障害者芸術・文化祭にいがた大会
障害者芸術・文化事業ニイガタヒューマンライブラリー2019特別企画
天上の音楽~ハートケアコンサート~

ふっとつ新潟 beyond2020
 音楽は古来から祈りとともに神と人をつなぐツールとして、人の心の理解を超えて魂に働きかけ、その「いのち」に安らぎをもたらします。今回、演奏をしてくださる日比野則彦氏、日比野愛子氏は、終末期を迎える方々、そのケアを担う方々との公演を通じた出会いの中で「いのちの希望」を持てるか持てないかで、「医療者・家族・患者」の和解に大きな差が生まれることを知ったそうです。
 本公演では在宅医療のパイオニアでもある福田喜一先生もお招きし、終末期に向き合う方々の状況を語って頂きます。また人が生まれ、愛され、人生の試練を経てやがて天に還っていく人生の走馬灯のような映像と「いのちの希望」をテーマにした楽曲の演奏を通じて、みなさまが魂に安らぎを得、自らの「いのち」と向き合い「どう生きるか」を改めて見直すきっかけになることを願っております。
※手話通訳・要約筆記あり。

講座詳細

日時 【第1回】2019年 7月13日(土) 13:00~16:00 ※終了しました
【第2回】2019年 8月 3日(土) 13:00~16:00 ※終了しました
【第3回】2019年10月19日(土) 13:00~16:00
【第4回①】2019年11月10日(日) 10:30~12:00
【第4回②】2019年11月10日(日) 12:00(受付開始)~16:45
【第4回③】2019年11月10日(日) 16:10~17:30
申込締切 【第1回】2019年 6月25日(火) ※終了しました
【第2回】2019年 7月16日(火) ※終了しました
【第3回】2019年10月 4日(金)
【第4回①】2019年10月25日(金)
【第4回②】申し込みは不要です。当日会場までお越しください。
【第4回③】2019年10月25日(金)
受講料 第1回、第2回、第3回:1,000円
※下記対象の方は別途割引いたしますので当日、受付での申告をお願いいたします。
1.障害当事者(障害者手帳・療育手帳 当日提示):500円
2.介助者:500円
3.本学卒業生:500円(割引適用には申込時に卒業年度・卒業学科の記載が必要です)

第4回①、第4回②、第4回③:無料
場所 新潟青陵大学・短期大学部
定員 第1回、第2回:100名、第3回:50名、第4回① :100名、第4回②:定員なし、第4回③:100名
対象者 一般成人
講師 【第1回】
池田 かよ子(看護学研究科長・教授、看護学部看護学科教授)

【第2回】
森 扶由彦(福祉心理学部 社会福祉学科 教授)

【第3回】
運営:新潟県アール・ブリュット・サポート・センターNASC
ファシリテーター:仲 真人(幼児教育学科 准教授)

【第4回①】
講演者:伊是名夏子

【第4回②】
企画・運営:ヒューマンライブラリー新潟 青陵学生司書プロジェクト

【第4回③】
演奏者:日比野則彦(sax・pf)、日比野愛子(vo)
ゲストスピーカー:福田喜一
お問い合わせ 4大学メディアキャンパス公開講座担当
TEL 025-278-3875(9:00~17:15 土・日・月・祝日は除く)
E-mail ex※ ※メールを送信するときは「@」および「n-seiryo.ac.jp」を付けてください。
WEB申込 第1回は申込み受付を終了しました
第2回は申込み受付を終了しました
第3回は申込み受付を終了しました
第4回①は申込み受付を終了しました
第4回②は申し込みの必要はありません。当日会場までお越しください。イベントページはこちらからからご覧いただけます。
第4回③は申込み受付を終了しました

※いずれも外部サイトへのリンクになります。WEB申込み受付についてはPeatixを利用しております。

講師紹介

【第3回】
運営:新潟県アール・ブリュット・サポート・センターNASC
芸術活動に取り組む障害者のある方やその家族、施設職員に対する支援を目的とした中間支援組織。具体的には相談支援や施設職員を対象とした研修会、アーティストの発掘、展示や舞台といった発表の機会を企画・実施している。
講師:仲真人(幼児教育学科 准教授)
上智大学大学院外国語研究科(国際学修士)。専門は幼児教育学、社会学。短大で保育者養成に携わるかたわら、多様な人々の「人生の語り」を聞き取る活動を続けている。日本ライフストーリー学会会員
【第4回①】
伊是名 夏子
コラムニスト、1982年沖縄県に英語教諭の父、家庭科教諭の母の三女として生まれる。生後一か月で骨の弱い障害「骨形成不全症」と診断される。電動車いすを使用。現在、神奈川県在住で、琉球新報、東京新聞・中日新聞、ハフィントンポストでコラムを連載中。身長100cm、体重20kgとコンパクト。右耳が聞こえない。5歳と3歳の子育てを、総勢10人のヘルパーに支えられながらこなす。 早稲田大学卒業、香川大学大学院修了。在学中に、アメリカ、デンマークに留学。那覇市小学校英語指導員を経て結婚。
「助け合う」をテーマに16歳からの講演は50回以上。ファッションショーや舞台でも活躍中。 好きなことは、パンダ、体と環境にいいこと、性教育。5月に初の著書『ママは身長100cm』を発売し話題となる。
【第4回②】
ヒューマンライブラリー新潟 青陵学生司書プロジェクト
「図書館」には「司書」が必要です。今回のヒューマンライブラリーは青陵大学・短大の有志学生約30名が「司書」となり運営にあたります。また、「司書」たちは「多様性」について勉強をしながら、「本」の方ひとりひとりにインタビューをし、その方々のライフストーリーを自分たちの言葉で「あらすじ」としてまとめています。当日は会場に掲示してある「あらすじ」をご覧になり、ぜひ読みたい「本」を見つけてください。
【第4回③】
演奏者:日比野則彦(sax・pf)
バークリー音楽院ジャズ作編曲科卒業。ゲーム音楽で世界的に名声を得るも、知人が若くして癌で亡くなる経験を通して人生が一変。たった一人に寄り添う音楽の価値を知る。音楽の創造・演奏・エンジニアリング・伝達に至るまで、一貫して「本物」にこだわり続ける音楽プロデューサー、作曲家、サックス奏者。
演奏者:日比野愛子(vo)
洗足学園短期大学声楽科にて学ぶ。シュトゥッツガルト音楽大学マスタークラス修了。ミラノ音楽院修了。自身の抱える鬱の治療の一環として教会で歌うことを始め、現在は同じ悩みを持つ方々の所や、病院・介護施設を訪れ、祈りの音楽を届けている。
ゲストスピーカー:福田喜一
潟東クリニック院長、新潟県在宅ケアを考える会副会長、西蒲区在宅医療ネットワーク代表。消化器・一般外科診療に加え、癌終末期を自宅で家族と過ごしたいという願いを叶えるべく、在宅緩和ケアに力を注ぐ。

会場/交通アクセス

新潟青陵大学・短期大学部 新潟市中央区水道町1‐5939