公開講座のご案内

BSN共催 地域貢献センター企画公開講座
「ふわりとつつむ新潟青陵インクルージョン講座」

平成29年度テーマ 「誰もが共に地域で生きるために」

講座趣旨

 地域貢献センターでは、多様な人々があたりまえの生活を地域社会で営むための条件である「インクルージョン(ふわりとつつむ)」をキーワードとし、市民の方々を対象とした企画講座を平成28年度から開講しています。今年度は春と秋に分けての開催です。
 春季では、「障害を持つ人」について「文学」「就労」という視点から講座を開講しました。秋季では、セクシャリティーやジェンダーで「生きづらさ」を抱えている人の理解と支援を「心理」と「法律」の視点から扱います。新潟青陵学園に所属する多様な分野の教員による講義・演習を通じ、隣人として彼ら/彼女らとともに地域社会で暮らしていくために必要とされることを一緒に考えましょう。 

講座内容

【春季】障害を持つ人の理解と支援

【第1回】文学の中の障害、障害者
 文学は、読んで楽しいだけでなく、時として、読み手の思い込みや思い違いなどに気づかせてくれるものでもあります。障害のある子どもたちを描いている絵本などの児童文学を通して、障害や障害者についての、私たち自身の意識のあり方を振り返ってみたいと思います。また、ハンディのある人たちを社会全体で支える、という考え方は、近現代になってからのものと考えがちですが、古い文献をよむとかならずしもそうでないことが分かります。様々な時代の文学を楽しみながら、一緒に考えていきましょう。取り上げる作品を読んだことのある方もない方も、楽しめる講座を目指します。

【第2回】コミュニケーションが「合理的配慮」を可能にする!
 障害を理由とする差別の解消を推進することを目的として「障害を理由とする差別の解消の推進に関する法律(いわゆる「障害者差別解消法」)が、平成28年4月1日から施行されました。同時に新潟市では「新潟市障がいのある人もない人も共に生きるまちづくり条例」も施行されました。これらのキーワードとなる「合理的配慮」について、事例の分析を行いながら解説し、グループワークも取り入れながら考えていきたいと思います。

【秋季】「性的多様性」の理解と支援

【第3回】男と女の心理学~男性も女性もLGBTも、みんなで幸せになるために~
 「ジェンダーのレンズ」という言葉があります。私たちは、無意識のうちに「男だから、女だから」と色眼鏡で人を見て、世の中を窮屈にしているところがあります。男女をめぐる価値観がめまぐるしく変わり、一方でLGBTがクローズアップされる機会も増え、面倒な社会になったと感じる方も少なくないかもしれません。この講座では、心理学の知見を交えながら異性やLGBTへの理解を深め、ジェンダーのレンズに縛られず、ひとりの人間として幸せになる方法について考えたいと思います。

【第4回】ジェンダーってなあに?~みんなが生きやすい社会を創るヒント~
 「結婚したんだね!おめでとう!苗字は何に変わったの?」と女性側に聞くのはなぜでしょう?日本では女性はズボンを履いているのに、男性がスカートを履きづらいのはなぜなのでしょう?男性同士・女性同士では結婚できないの?そもそも世の中には「男と女」しかいないのかしら?この窮屈さ、生きづらさは一体どこからくるのでしょうか。法的な知識をとりまぜて、「あなたが生きやすい社会を創るヒント」を一緒に考えてみましょう。

講座詳細

日時 【第1回】 6月17日(土) 13:00~16:00 ※終了しました
【第2回】 7月 1日(土) 13:00~16:00 ※終了しました
【第3回】10月14日(土) 13:00~16:00
【第4回】11月18日(土) 13:00~16:00
申込締切 【第1回】 6月 2日(金) ※締めきりました
【第2回】 6月16日(金) ※締めきりました
【第3回】 9月29日(金)
【第4回】11月 2日(木)
受講料 各回 1,000円
場所 新潟青陵大学・短期大学部
定員 各回 100名
対象者 一般成人
講師 【第1回】原田 留美(社会福祉学科 教授)
【第2回】海老田 大五朗(臨床心理学科 准教授)
【第3回】碓井 真史(臨床心理学研究科 教授)
【第4回】里見 佳香(社会福祉学科 助教)
お問い合わせ 4大学メディアキャンパス公開講座担当
TEL 025-278-3875(9:00~17:15 土・日・月・祝日は除く)
E-mail ex※ ※メールを送信するときは「@」および「n-seiryo.ac.jp」を付けてください。
WEB申込 お申し込みはこちら

講師紹介

【第1回担当】原田 留美  社会福祉学科 教授
日本女子大学大学院文学研究科日本文学専攻博士課程後期満期退学(修士)。本学では、「言葉指導法」「言語表現技術」「保育内容総論」等を担当。著書に『保育学生のための実践国語表現』(単著)、『児童文学批評・事始め』(共著)など。ここ数年、日本の神話を子ども向けに再話した絵本等について、考察を重ねている。
【第2回担当】海老田 大五朗  臨床心理学科 准教授
成城大学大学院文学研究科コミュニケーション学専攻博士課程後期単位取得退学[博士(文学)]。本学では社会福祉士養成に関する科目や社会学、保健医療社会学などを担当。地域での活動として、新潟市障がい者雇用支援企業ネットワーク“みつばち”やに参加している。著書に『概念分析の社会学2』(共著 ナカニシヤ出版)、『ワークプレイス・スタディーズ』(共著 ハーベスト社)などがある
【第3回担当】碓井 真史  臨床心理学研究科 教授
2006年より本学 臨床心理学研究科の教授として勤務。社会心理学を専門とし、やる気・犯罪・自殺予防等を研究テーマとしている。また、教育・研究の傍ら、新潟市スクールカウンセラー、テレビ、ラジオでも活躍している。
【第4回担当】里見 佳香  社会福祉学科 助教
専門は国際法、国際人権法で、「拷問」等概念の解釈について研究。新潟国際情報大学市民講座(憲法)や、新潟県行政書士会(民法)、国際こども・福祉カレッジ(権利擁護と成年護憲制度、更生保護制度、憲法、法学)等の講師も務める。

会場/交通アクセス

新潟青陵大学・短期大学部 新潟市中央区水道町1‐5939