卒業生のメッセージ

卒業生のメッセージ(福祉心理学科)

新潟青陵大学 福祉心理学科卒業生

※所属等はすべて取材当時のものです。

社会福祉士

渡辺 愛深さん 福祉心理学科 2011年度卒業

阿賀野市地域包括支援センター笹神
渡辺 愛深さん
福祉心理学科 2011年度卒業
取得資格/社会福祉士・認定心理士・医療事務

その方の個別性に合った支援を生み出す
地域づくりの担い手になれる仕事に就きたいと、直に住民と接することができる市役所を希望しました。現在、65歳以上の高齢者と、その家族の方の総合相談窓口である地域包括支援センターに勤務しています。介護や健康に関する相談業務のほか、認知症対策や多職種連携のシステムづくり等を行う部署です。社会福祉士としては、虐待や成年後見制度に関する権利擁護を担当しています。支援した方の生活が、徐々によい方向に向かったときや、感謝されたときにやりがいを感じます。一人ひとり性格や生活背景が違う対象者に合った支援をすることは難しいですが、そこが対人援助の仕事の奥深さだと思います。
これからも何かあったときに頼ってもらえる社会福祉士になりたいと思っています。人に言いにくい生活の悩みも「この人には話してもいいかな」「助けてくれるかもしれない」と思ってもらえるような関係づくりができるよう努めていくつもりです。大変に感じることも多いですが、とてもやりがいがありますし、先輩方に支えてもらいながら毎日楽しく仕事をしています。地域住民、社会福祉協議会や病院、事業所など様々な関係機関と協力するなかで、そこで違う分野の社会福祉士とのやり取りもあり、とても勉強になります。みなさんともいつか一緒に仕事できることを楽しみにしています。

精神保健福祉士

荒井 優実さん 福祉心理学科 2009年度卒業

医療法人 恵生会 南浜病院
荒井 優実さん
福祉心理学科 2009年度卒業
取得資格/介会福祉士、精神保健福祉士、レクリエーション・インストラクター

患者様が自分らしく生活できるように支える
病院で精神保健福祉士として働いています。外来や入院患者様からの様々な不安や悩みを伺い、ときにはご家族も含めて問題を解決できるよう支援をしています。私は患者様の話をしっかり聞くことを心がけています。新患の受診入院相談や診察前の生活歴・病歴の問診(インテーク)、関係機関との連携、ご家族への支援、訪問看護(アウトリーチ)等、私たちの仕事は多岐にわたります。このようなプロセスを経て、患者様が自分らしく生活できるようになった姿を見ると、やりがいを感じます。精神保健福祉士という仕事は、医師、看護師等、多職種と連携し患者様に寄り添い、行政サービスなどの社会資源を活用して、その人らしい生活をお手伝いしていく仕事です。今後さらに社会から求められる仕事だと感じています。

生活支援員

渡邉 和佳さん 福祉心理学科 2011年度卒業

新潟県中越福祉事務組合 障害者支援施設 まごころ寮
渡邉 和佳さん
福祉心理学科 2011年度卒業
取得資格/社会福祉士・保育士・認定心理士

利用者さんにとって特別なお祭り「楽しい!」を共有する喜び
私は25歳以上の知的障害を持っている方が生活する施設で、利用者さんの支援や見守りをしています。人生を過ごすその場で、一緒に作業をしたり身体の機能訓練に取り組んでいます。そんななか利用者さんが楽しみにしているサマーフェスタがあります。家族など約300人を招いての施設の一大イベントです。利用者さんにとっては夜、屋外に出ることや、屋台での買い物などを家族と一緒に楽しみながら過ごせる特別なお祭りです。準備は大変ですが、利用者さんと家族がおいしいものを食べながらゆっくりとした時間を過ごすことができます。花火が上がるなか、利用者さんのイキイキとした表情を家族に見てもらえることで、楽しい時間を共有できた気がします。そんなとき、この仕事のやりがいを感じます。

介護福祉士

竹石 めぐみさん 福祉心理学科 2011年度卒業

社会福祉法人 茨塚福祉会 特別養護老人ホーム 山王苑にいがた
竹石 めぐみさん
福祉心理学科 2011年度卒業
取得資格/介護福祉士、レクリエーション・インストラクター、福祉レクリエーション・ワーカー

温もりや笑顔、いただく方が多いのかも
大学で学ぶなかで、自然と介護の仕事に就きたいと思うようになりました。特に介護実習での経験は私のなかで大きく、教科書で勉強したことと現場での違いに戸惑ったことも。介護職の大変さや厳しさを実感しましたが、そのなかでも利用者様から顔を覚えていただいたり、仲良くなれていると感じたときにはうれしくて、心が通ったと感じる瞬間に大きなやりがいを感じました。現在、特別養護老人ホームで働いており、利用者様の食事や入浴など、日常生活全般のお手伝いをしています。一人ひとり違う個性がある利用者様の生活を支える仕事ですので、ときには悩んだり悔やんだりすることもありますが、利用者様の笑顔や温かさに支えられています。また人生の最期をここで迎えられる方もいます。最期までその方らしい生活をしていただけるようなお手伝いができればと思っています。
なかには、寂しかったり自分の思うようにいかないという気持ちから、声をかけても感情的になられる利用者様も多くいます。心がけているのは利用者様が穏やかに過ごせるよう、一人ひとり時間をかけて傾聴すること。そうしたなかで「ありがとう」の言葉を聞くと心が温かくなります。反省したり悩んだりの毎日ですが、利用者様から温もりや笑顔をいただける、この仕事をしていてよかったと思っています。春から副リーダーになります。リーダーと2名の副リーダーで、10名のスタッフをまとめます。今は指導することで逆に勉強させてもらっています。責任感を持ってがんばりたいです。

保育士

佐藤 良さん 福祉心理学科 2010年度卒業

新発田市立五十公野保育園
佐藤 良さん
福祉心理学科 2010年度卒業
取得資格/保育士

子ども一人ひとりの想いや考えを大切にしたい
子どもと関わる仕事がしたい、という漠然とした想いは高校時代から持っていました。大学で学んでいくなかでその想いがだんだんと具体的になり、子どもの福祉や教育に関する仕事がしたいと考え、「保育士」の道を選びました。現在の保育園に配属されて5年。1年目は0歳~1歳児クラスの担任をしていましたが、乳児に距離を置かれてしまい、いつもベテランの先生に助けてもらう日々。自分の力不足を感じ、一番悩んだ時期でした。2年目になり4歳児クラスの担任になりました。はじめはプレッシャーを感じましたが、子どもたちとゆっくりふれ合うことを心がけていくうちに、子どもたちの気持ちを汲み取ることができるようになりました。現在は5歳児クラスの担任をしていますが、運動会などの行事や日々の生活のなかでできることが増えていく様子を見守れること、またそれを支えることができていることに大きなやりがいを感じています。子どもたちには、社会への第一歩として保育園や保育士に慣れ、親しみを持ってほしいと思っています。
私が常に心がけているのは、子ども一人ひとりの想いや考えを大切にすることです。保育士になり、専門知識はもちろんですが、直接関係しない分野の知識や教育について学んだことが、考え方の幅を広げる点で役立ちました。振り返ると、大学でたくさんの人と関わることで、コミュニケーション力や多くの感性が身についたのだと感じています。

一般企業

槇坂 大地さん 福祉心理学科 2011年度卒業

株式会社ココカラファインヘルスケア クスリのコダマ 南紫竹店
槇坂 大地さん
福祉心理学科 2011年度卒業
取得資格/介護福祉士、レクリエーション・インストラクター

多くの人との関わりが自分を成長させてくれる
入学した頃は、福祉系の仕事をしたいと考えていました。祖母と同居していたことと、中学の頃、職場体験で福祉施設に行き楽しかったことが印象に残っていて、福祉職に興味を持ったことがきっかけです。就職に一般職を選んだ理由は、カゼ薬を買いに行った近所のドラッグストアで、親身になって商品を勧めてもらったことが心に残り、自分はより広い場で、学んだことを活かせる仕事をがんばってみようと思ったことがきっかけです。
現在の仕事は、シフト作成やマネジメントなどの店長業務、レジ業務、品出しなどがあります。接客では相手の立場に立った接客を心がけています。私がお勧めしたものを、お客様が使われて症状などがよくなったときや「ありがとう」と言われるときにやりがいを感じます。お客様と一緒に考え悩みや症状が改善されたとき、役に立てたという気持ちになります。以前、自分がお勧めした薬を、後日「あれよかったからもう一度買いに来たよ」と言われたことがありました。うれしかったですね。今後は、より多くのお客様に「ありがとう」と言っていただくことと、セルフメディケーションをもっと知っていただけるようなお手伝いをしていきたいと考えています。セルフメディケーションとは病院に行かなくとも、自分で予防ができたり治せたりすること。これからの社会で、個人の健康維持に必要な考え方だと捉えています。多くの人と関わりながら、仕事を通し自分を高めていきたいです。

一般企業

渡邉 彩香さん 福祉心理学科 2010年度卒業

北越後農業協同組合 金融共済部融資課住宅ローンセンター
渡邉 彩香さん
福祉心理学科 2010年度卒業
取得資格/認定心理士

福祉を学んだからこそ人に対して持てる視点
仕事をイメージしたときに、まずはじめに思い浮かんだのが金融機関でした。なかでもJAは、金融だけではなく高齢者福祉事業にも取り組んでおり、大学で学んだ福祉の知識も活かすことができるのではと思い志望しました。入組後の貯金窓口業務を経て、現在は住宅ローンセンターでの相談受付や融資の提案をしています。ハウスメーカーや土地家屋調査士、司法書士とのやり取りも業務のひとつです。常にお客様の立場に立って考え、行動するように心がけています。在学中に学んだ知識や経験は福祉施設だけではなく、一般企業でも役に立つものです。たとえば、高齢の方は同じことをくり返し言ったり、耳が遠かったりするといった身体的・心理的特徴などを学んできたため、それらを理解し窓口応対するよう努めることができました。福祉を学んだからこそ、人に対して広い視野を持ち、仕事をすることができると思っています。

一般企業

渡邉 竜介さん 福祉心理学科 2008年度卒業

株式会社大光銀行 三条支店
渡邉 竜介さん
福祉心理学科 2008年度卒業
取得資格/保育士

お客様が必要としていることを敏感に気づけるように
銀行は、幅広い年齢・職種、そして企業のオーナーから個人まで、様々な人との出会いがあります。個人顧客には、ローン相談や資産運用の提案を、法人顧客には、融資の提案から財務内容の相談等、ニーズに応じ様々な仕事を行います。お客様の悩みがアドバイスや提案で解決した際、「ありがとう」の言葉をいただくとうれしいですね。ときには、資金面で困っている企業のお客様も来られます。そんなとき、どうすればお客様のご要望に応えられるか考え、提案をします。とても感謝してもらえますし、私自身やりがいを感じ自信にもつながります。これからも、お客様が何を必要としているか、敏感に気づけるように努力していくつもりです。10月には係長への昇進をかけた試験があります。今はそれに向けてがんばっています。

スクールカウンセラー

鈴木 陽子さん 福祉心理学科 2010年度卒業、大学院 臨床心理学研究科 2012年度修了

新潟県 スクールカウンセラー
鈴木 陽子さん
福祉心理学科 2010年度卒業、大学院 臨床心理学研究科 2012年度修了
取得資格/臨床心理士・精神保健福祉士

「より生きやすくなる」ように支えていく仕事
私がこの仕事を選んだ理由は、悩みを抱えている人の話を聞き一緒に考え、少しでもその人が楽に生きられるお手伝いをしたいと考えたからです。そのための専門家が「臨床心理士」です。心理面接(カウンセリング)、心理査定(アセスメント)などを用い、困っていることを共に考え理解していきます。
以前ある学校で、家族の悩みを抱えた不登校の生徒がいました。カウンセリングを通し、不登校を家族との関係性における自己形成の過程と捉え、保護者とも面接してその不安や悩みも整理し、生徒と保護者が前へ進むきっかけづくりのお手伝いをしました。このように臨床心理士は「より生きやすくなる」ように支えていく仕事です。カウンセリングでお会いしている人が、悩みながらも自己について発見や気づきを得た場を共にしたときや、自分で何かを決断することができたときにやりがいを感じます。臨床心理士である私と会うことで、何を得ようとしているのか、どんなことを求めているのかを今よりも理解できるようになりたいです。キャリアとしてはまだまだですが「自分がどんなことで役に立てるのか」の視点を忘れないようにしたいと思っています。ただ表面的に受容するだけでなく、本当の意味でその人をわかるために「わからない」という自分の感覚も大切にできる専門家になりたいです。

官公庁

佐藤 勇人さん 福祉心理学科 2011年度卒業

新潟県警察三条署 地域課
佐藤 勇人さん
福祉心理学科 2011年度卒業
取得資格/認定心理士・ホームヘルパー2級

被害を受け、動揺している人に安心感を与えたい
大学の授業で、事件・事故の被害者が長年苦しんでいることを知り、自分に何ができるか考えたとき「被害に遭う前に救う」「現場に真っ先に行く」のが、警察官でした。被害者に安心感を与え、その後の支援もできるのが魅力でした。仕事は、世帯を巡る「巡回連絡」と「事故措置」が多いです。一軒ずつ訪問し困りごとがあれば、解決の手助けとなるよう助言等の対応をしています。また、独居世帯の話し相手もします。事件・事故では初動対応で現場に向かい、刑事や交通の係と連携して検挙や保護等を行います。当事者にとっては一生に一度あるかどうかの事件・事故です。「早く来てくれて安心しました」などの言葉にやりがいを感じます。「身近な頼れる存在」として、警察官に勝る仕事はありません。100%人と向き合うなかで心理の学びが生きると感じています。

一般企業

須貝 奈緒さん 福祉心理学科 2012年度卒業

日本生命保険相互会社 新潟支社
須貝 奈緒さん
福祉心理学科 2012年度卒業
取得資格/認定心理士

お客様の信頼を得ながらライフプランを提案
“一人は万人のために、万人は一人のために”という「相互扶助」の経営理念にひかれ、また、人と関わる仕事がしたくてこの会社を志望しました。現在、担当企業の保険のコンサルティング営業をしています。そこではライフプランニングや、人生の資金計画の相談に乗り、万が一のときの備えや資産形成についてアドバイスします。お客様から相談を受けお話をするなかで、信頼を得てライフプランニングをさせてもらうときなど、やりがいを感じます。お客様の要望や状況をしっかり聞き、役立つ情報を提供したいと考えています。いろいろな人と関わり、様々な考え方に触れ視野を広げる仕事は自分に合っていると思いますし、具体的な目標を明確に掲げながらそれを達成していく充実感も感じています。