卒業生のメッセージ

卒業生のメッセージ(看護学科)

新潟青陵大学 看護学科卒業生

※所属等はすべて取材当時のものです。

看護師

猪股 篤人さん 看護学科 2012年度卒業

新潟市民病院
猪股 篤人さん
看護学科 2012年度卒業
取得資格/看護師

身体的な症状だけでなく精神的な苦痛も緩和したい
高校生のときの看護体験で、看護師が患者さんと笑顔で接する姿を見て、人と関わり役に立てるこの仕事に就きたいと思いました。勤務先の市民病院は高度急性期病院なので、多くの疾患を学べます。また青陵の先輩も多いですし、実習で雰囲気が良かったことも志望した理由のひとつでした。現在は、消化器内科の病棟で、様々な臓器の疾患を持つ、幅広い年齢層の患者さんを担当しています。患者さんの全身状態を把握し、その人に合ったケアを実践していきたいですし、身体的な症状だけでなく、精神的な苦痛も緩和できるよう心がけています。
終末期の患者さんに関わることも多く、本人だけでなく家族にも寄り添うように努めています。終末期の場合、精神的なケアが重要です。忙しい日々ですが、時間が許す限り、患者さんの話を傾聴し、それをスタッフ間でも共有できるようにしています。こうしたなかで、患者さんやその家族に笑顔になってもらえたときは、何事にもかえがたいよろこびを感じます。看護師は多くの知識や技術が必要とされ、仕事内容も楽ではありませんが、それ以上にやりがいを見いだせる仕事でもあります。後輩のみなさんにはがんばって看護師をめざしてほしいですね。

保健師

佐藤 美紗子さん 看護学科 2011年度卒業

五泉市役所
佐藤 美紗子さん
看護学科 2011年度卒業
取得資格/看護師・保健師

地域で母親とともに子どもの成長を支えたい
高校までは漠然と、人のためにできる仕事がしたいと考えていました。大学に入学して、看護師をめざしながら臨地実習を重ねていくなかで、印象深い患者さんとの出会いがありました。いつも冷たい態度が多かった患者さんが、実習最終日に「もう終わりなの?本当はもっと話したかった」と言ってくれたのです。不機嫌で、きつい言葉を使っていたのは、痛みや不安をともなう病気のせいだと気づきました。こころを開いてもらうためには、寄り添う気持ちが大切。実習を通して、その人の人生や想いについて深く考えるようになりました。
3年次の地域看護学実習を通して、より広い範囲で住民の健康維持や病気の予防に取り組みたいと思うようになりました。このきっかけから保健師をめざし、現在五泉市で仕事をしています。乳幼児健診や育児セミナーのほか、各家庭を訪問し、母子の様子を確認して、母親が抱えている課題を把握していきます。もともと小さな子どもが好きで、子どもに関わりたいという想いもあったので、毎日が充実しています。
関わっていくなかで、最初は不安が強かったお母さんが、話しながら本来の自分を取り戻し、明るくなっていくのを確認できたとき、やりがいを感じます。母親と一緒に子どもの成長をよろこび合えることは、うれしいですね。

助産師

小浦方 愛さん 看護学科 2011年度卒業

長岡赤十字病院 産科
小浦方 愛さん
看護学科 2011年度卒業
取得資格/看護師・保健師・助産師

人が誕生する瞬間に立ち会うよろこびがあります
総合周産期母子医療センターで助産師として働いています。分娩介助、妊産褥婦への保健指導、母親学級、新生児ケアが主な業務です。たとえば、お母さんのおっぱいのトラブルで「出ない」「飲んでくれない」場合の指導などです。ここで働きたいと思ったのは、助産師として様々な経験を積むことができ、そこから学ぶことも多いと思ったためです。また、出身地である中越地区で、この仕事を通じ少しでも地元の役に立ちたいと考えました。分娩は危険と隣り合わせなので、安全に出産が終わったときや、生まれた赤ちゃんが元気に泣いてくれたとき、そしてお母さんをはじめ家族の方のうれしそうな表情を見ることができたとき、この仕事をしていてよかったなと思います。
今年「アドバンス助産師」と呼ばれる分娩管理に関する一定の信頼を得られる資格を取得しました。今後の目標として、総合周産期母子医療センターに勤務している環境を活かし、関連部署のNICUでの新生児ケアを学びたいと思っています。また、妊婦の急変時の対応への知識を得るために、成人領域の看護をより深く学びたいと考えています。急変時にはいろいろな病気を合併している場合もあります。そういったケースに直面したときのため、より深い知識を身につけたいです。助産師をめざす人には「人が誕生する瞬間」に立ち会うことができる素敵な仕事だと伝えたいです。実習や勉強は大変ですが、めざしてほしい仕事です。

養護教諭

小松 香菜さん 看護学科 2010年度卒業

新潟市内小学校
小松 香菜さん
看護学科 2010年度卒業
取得資格/看護師・保健師・養護教諭

「なんとなく」の理由を察しながら迎え入れる
もともと子どもが大好きで、子どもと一緒に成長できる仕事に就きたいと思っていました。高校時代、ケガをして保健室に行ったとき、先生が温かく迎え入れてくれ、優しく声をかけてくれました。そんな先生に憧れて養護教諭をめざすように。保健室では主に、病気や、ケガをした児童の対応をしています。ほかにも健康診断、保健教育、保健管理、健康相談など、学校保健全般の仕事を担っています。保健室に来る児童の背景には、心理的な問題を抱えている場合もあるため、その点を常に念頭に置き、日頃から全職員と連携を取り合うようにしています。
この仕事のやりがいは、具合の悪い子やケガをした子が元気になった姿を見られることです。また保護者の方から「丁寧な対応をしていただきありがとうございました」など感謝の手紙をいただくこともあります。休み時間になると「なんとなく」来室する児童も見られます。時には「癒されに来ました」という児童もいます。「なんとなく」の背景にある様々な理由を察しながら、寄り添うようにしています。気軽に来室でき、来ると元気を取り戻す温かい雰囲気の保健室経営を心がけています。夢だった養護教諭として、子どもたちと毎日一緒に過ごせることを、とても幸せに思っています。後輩のみなさんには、仲間と励まし合いながら、夢を叶えていってほしいですね。