講義概要

臨床心理学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科3年、社会福祉学科3年、臨床心理学科3年
講義番号 S403 教科名 社会調査論
単位数 2 必・選 選択 開講時期 後期 担当者 平川 毅彦
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「別途N-COMPASS上に示されている「DPとカリキュラムとの対照表」を参照のこと。」
授業の概要
(教育目標を含む)
社会調査論では、社会福祉援助技術方法の一領域としての社会調査を中心として、その意義や方法等を理解する。そのために、
統計法の概要、社会調査における倫理や個人情報保護、社会調査の意義と目的及び方法の概要について理解する。さらに量的及び
質的それぞれのデータ特性を踏まえ、データ収集及び分析方法から報告書作成・報告といった一連の作業を通じて社会調査の意義
を理解する。またコンピュータを活用したデータ集計及びプレゼンテーションの方法についても学ぶ。
学生の学習
(行動)目標
社会調査の基本的な知識と技術を自ら蒐集したデータを用いて修得する。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 はじめに:「わたし」からはじめる社会調査 「わたし」
外在性と拘束性を持つ社会
<予習>テキスト第1章(1-6頁)を授業までに読んでおく。 2
2回 ソーシャルワーク技法としての社会調査 社会調査、社会福祉調査、貧困調査 <復習>社会調査の全体像をまとめておく。
<予習>テキスト第2章(7-13頁)を事前に読んでおく。
4
3回 社会調査に関わる法律と倫理 統計法、量的調査、質的調査
仮説、プレ調査
<復習>ソーシャルワーク上の社会調査の位置づけを確認する。
<予習>テキスト第3章(15-25頁)を事前に読んでおく。
4
4回 調査計画の立案とサンプリングの基本 母集団、ランダムサンプリング
有意選択法、スノーボールメソッド
<復習>統計法の概要の調査倫理について整理する。
<予習>テキスト第4章及び第5章の該当部分を呼んでおく。
4
5回 調査票の意義と配布・回収の方法 面接調査、留置調査、集合調査、郵送調査、
電話調査、自記式、他計式
<復習>社会調査における母集団確定の重要性を確認する。
<予習>テキスト第4章の該当部分を確認し、長所と短所を確認する。
4
6回 調査票の構成 ワーディング、ダブルバーレル、イエステンデ
ンシー、項目配置、フェイスシート
<復習>5つの代表的な配布回収法と長所・短所を整理する。
<予習>テキスト第4章の該当部分を参照し、注意点をまとめておく。
4
7回 測定尺度の考え方 名義尺度、順序尺度、間隔尺度、比率尺度、信
頼性、妥当性
<復習>正しい言葉を使った調査票の構成について整理する。
<予習>テキスト第4章の該当部分を参照し、各尺度の特徴を理解する。
4
8回 調査票の処理 第一次資料、第二次資料、単一回答、多重回
答、ダミー変数
<復習>4尺度の特徴と関係性を整理する。
<予習>テキスト第5章・第6章の街頭部分を読んでおく。
4
9回 データ入力の基本 データクリーニング、欠損値 <復習>ダミー変数の数学的特長を確認しておく。
<予習>テキスト第6章・第7章の該当部分を呼んでおく。
4
10回 データ分析の基本(1) 単純集計、平均値、分散、標準偏差、Z変換、
偏差値
<復習>欠損値処理の基本をふりかえっておく。
<予習>基本統計量を求めるエクセルの基本操作を確認する。
4
11回 データ分析の基本(2) 度数分布、パーセント、ピボットテーブル <復習>エクセルの基本操作と関数についてふりかえる。
<予習>エクセルのピボットテーブルの使い方を確認しておく。
4
12回 データ分析の展開(1) 相関係数、散布図 <復習>ピボットテーブルを使った度数分布表の作成法をふりかえる。
<予習>相関係数の意味を理解しておく。
4
13回 データ分析の展開(2) 独立変数、従属変数、因果関係、回帰方程式、
多変量解析
<復習>相関係数が示す意味をふりかえる。
<予習>独立変数と従属変数との関係性を理解しておく。
4
14回 データ分析の展開(3) クロス集計、行パーセント、列パーセント <復習>独立変数と従属変数を入れ替えると違う結果が出ることを確認
<予習>ピボットテーブルを使った集計法を確実にしておく。
4
15回 まとめ 統計的推定、統計的検定、第1種の誤り、第2種
の誤り
<予習>これまでの授業をふりかえり、ポイントとされた部分を自分自身
の言葉でまとめておく。
6
60
成績評価 小テスト 56% 学修成果の
フィードバック
・毎回行う小テスト(4点満点)は採点した後、毎回Nコンを通じて返却する。
・レポートは全て添削のうえ返却し、理解が不十分なところがどこにあるのか受講生自
ら理解し、更なる学びへと展開できるようにする。
試験 0%
レポート 44%
学習態度 0% 備考 毎回、後半にエクセルを使った実習を行います。ノートパソコン本体だけでなく、マウ
スも持参すること。
その他 0%
100%
テキスト 米川和雄『ソーシャルワーカーのための社会調査の基礎』(北大路書房)2013年
、¥1728
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 『社会調査の方法』S.ウエッブ、B.ウエッブ、東京大学出版会、1982年、\3024
2 『初めて学ぶ人のための社会福祉調査法』根本博司他、中央法規、2001年、\2700
3 『日本の下層社会』横山源之助、岩波書店、1949年、\1102
4 『調査されるという迷惑-フィールドに出る前に読んでおく本』宮本常一他、みずのわ出版、2008年、\2080
5 『データ対話型理論の発見』B.G.グレイザー、A.L.ストラウス、新曜社、1996年、\4536
6 『ソーシャルワーカーのための社会福祉調査法』平山尚他、ミネルヴァ書房、2003年、\2800
7 『このとおりやればすぐできる社会調査のための統計学』神林博史他、技術評論社、2011年,\1980
8 『「聞き書き」をはじめよう』小田豊二、木星舎、2012年、\1500
9 『グラウンデッド・セオリー・アプローチを用いたデータ収集法』戈木クレイグヒル滋子、新曜社、2014年、\2100
10 『社会福祉・介護福祉の質的研究法』田中千枝子他、中央法規、2013年、\2500
履修上の注意事項や
学習上の助言など
毎回、Nコンパスを通じてレジュメ・資料・データを配布します。授業開始時までに各自プリントアウトないしDLしておいてく
ださい。表計算ソフト(エクセル)を活用して、データ分析を行います。情報処理の授業内容をしっかりと復習しておいてくださ
い。

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