講義概要

社会福祉学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 社会福祉学科3年
講義番号 S251 教科名 障害の理解U
単位数 1 必・選 選択 開講時期 前期 担当者 平川 毅彦
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「別途N-COMPASS上に示されている「DPとカリキュラムとの対照表」を参照のこと。」
授業の概要
(教育目標を含む)
障害の理解Uでは、障害とともに生きる人の体験を理解し、障害が及ぼす心理的影響や障害の受容、日常生活への影響を「生活
支援技術」と関連付けて学ぶ。授業では障害をもつ人の事例を中心として、(1)障害は個人にあるのではなく、個人の生活する
社会と個人との関係性にあること、(2)障害を持つ人の生活上の「生きにくさ」、(3)日常生活の場としての地域社会におい
て障害を持つ人を支援するうえでの基本的な考え方という3点の理解を主要な目的とする。
学生の学習
(行動)目標
(1)障害は個人にあるのではなく、個人の生活する社会と個人との関係性にあることを理解する。(2)障害を持つ人の「生き
にくさ」の内容を理解する。(3)だれもが「障害者になる資格」を持っていることを理解する。(4)日常生活の場としての地
域社会ちおいて障害を持つ人を支援するうえで基本的な考え方を理解する。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 発達障害者の理解と支援(1) 障害の社会的規定、ICF <予習>ICFの基本的な考え方について確認しておくこと。 0.5
2回 発達障害者の理解と支援(2) ノーマライゼーション原理、バンク=ミッケル
セン
<復習>ICIDHとICFの違いをふりかえっておくこと。
<予習>バンク=ミッケルセンの人と業績を調べておくこと。
1
3回 発達障害者の理解と支援(3) ノーマライゼーションの定式化、ニィリエ <復習>ナチズムへの反省からこの原理が形成されたことを振返る
<予習>ニィリエによる定式化の特徴を調べておくこと。
1
4回 精神障害者の理解と支援(1) 伝統的ノーマライゼーション <復習>伝統的ノーマライゼーションの特徴をふりかえっておくこと。
<予習>ノーマライゼーションの課題について調べておくこと。
0.5
5回 精神障害者の理解と支援(2) ソーシャル=ロール=バロリゼーション、ヴォル
フェンスベルガー
<復習>本原理が知的障害者限定であったことを確認しておくこと。
<予習>ヴォルフェンスベルガーの人と業績を調べておくこと。
1
6回 精神障害者の理解と支援(3) ICIDH、ICF <復習>ICFの理解を確実なものとしておくこと。
<予習>支援の場におけるICFの使われ方を調べておくこと。
1
7回 精神障害者の理解と支援(4) 障害観 <復習>支援の場におけるICF活用をふりかえる。
<予習>障害が個人から社会的規定へ移行した背景を調べておくこと。
1
8回 聴覚障害者の理解と支援(1) 「異文化」としての障害、「ろう文化」 <復習>障害観の社会的規定の特徴をまとめておくこと。
<予習>事前に「ろう文化宣言」を読んでおくこと。
1
9回 聴覚障害者の理解と支援(2) 日本手話、日本語対応手話、コーダ <復習>「ろう者」と「聴覚障害者」の違いをふりかえっておくこと。
<予習>「日本手話」と「日本語対応手話」との違いを調べておくこと
1
10回 聴覚障害者の理解と支援(3) 自立 <復習>音声言語と手話言語の違いをまとめておくこと。
<予習>障害を持つ人にとっての「自立」を調べておくこと。
1
11回 身体障害者の理解と支援(1) 脳性マヒ者(CP)、青い芝の会 <復習>「社会的自立」の意味内容をまとめておくこと。
<予習>「青い芝の会」の特徴を調べておくこと。
1
12回 身体障害者の理解と支援(2) 健全者文明 <復習>「青い芝の会」の主張を整理しておくこと。
<予習>「健全者文明」の意味を調べておくこと。
1
13回 身体障害者の理解と支援(3) 障害当事者 <復習>「青い芝の会」の社会的影響を整理しておくこと。
<予習>「障害当事者」とは誰のことを指すのか、調べておくこと。
1
14回 身体障害者と理解と支援(4) 自立生活 <復習>障害当事者の視点から必要とされる支援を整理しておくこと。
<予習>障害者にとっての「自立」の意味内容を調べておくこと。
1
15回 まとめ 障害と障害者 <復習と予習>これまでの授業内容をふりかえり、「わたし」にとって
「障害」「障害者」の意味内容をまとめておくこと。
2
15
成績評価 小テスト 56% 学修成果の
フィードバック
・毎回の授業で「小テスト」を行い、採点・添削の後返却することで理解を深める。
・レポートは上記の小テスト結果を踏まえた内容で執筆させることで、理解が不十分で
あった点を修正し、さらなる学びに向けた姿勢を整える。
試験 0%
レポート 44%
学習態度 0% 備考 毎回、授業終了時に「小テスト」を行う。この小テストの結果とレポート評価とをあわ
せて最終評価を行う。
その他 0%
100%
テキスト テキストは特に使用しない。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 『おさんぽいってもいいよぉ〜 自閉症児ヒロキと歩んだ15年』山下久仁明、ぶどう社、2008年,\1404
2 『自閉症論再考』小澤勲、批評社、2010年,\1836
3 『コミュニティ支援、べてる式』向谷地生良・小林茂、金剛出版、2013年、\2808
4 『コーダの世界ー手話の文化と声の文化』澁谷智子、医学書院、2009年,\2160
5 『手話を言語と言うのなら』森壮也・佐々木倫子、ひつじ書房、2016年、\1300
6 『ニーズ中心の福祉社会へ-当事者主権と次世代福祉戦略』上野千鶴子・中西正司、医学書院、2008年,\2376
7 『母よ!殺すな』横塚晃一、生活書院、2007年、\2700
8 『よい支援? 知的障害/自閉の人たちの自立生活と支援』寺本晃久他、生活書院、2012年,\2484
9 『障害者運動のバトンをつなぐ』尾上浩二他、生活書院、2016年,\2200
10 『ブ〜ケを手わたす−知的障害者の恋愛・結婚・子育て』平井威他、学術研究出版、2016年、\1800
履修上の注意事項や
学習上の助言など
レジュメの配布及び小テストの提出はNコンパスで行います。毎回必ずノートパソコンを持参すること。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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