講義概要

社会福祉学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科1年、社会福祉学科1年、臨床心理学科1年
講義番号 G120 教科名 看護・福祉史
単位数 2 必・選 選択 開講時期 前期 担当者 渡邉 タミ子、平川 毅彦
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「別途N-COMPASS上に示されている「DPとカリキュラムとの対照表」を参照のこと。」
授業の概要
(教育目標を含む)
看護・福祉活動の歴史を通じて、看護、福祉活動の創設と沿革を学ぶ。また、日本と諸外国の保健医療にかかわる看護活動、な
らびに他の対人サービスの今日的状況と課題を学ぶ。
(渡邉タ/7回)看護の原点とその発達過程について、社会的・文化的・政治的な歴史的経緯と関連づけて理解し、未来に向けて
看護を探求できるように学修する。
(平川/8回) 社会福社の原点と変遷を学び、その根底にある理念を理解するとともに、社会福祉の理念を基にした実践につい
て考察を深める。
学生の学習
(行動)目標
1.人々の暮らしや健康状況等と関連させて看護の歴史的変遷を学び、その根底にある根本的な看護に対する考え方や意義について
理解し、表現できる。(看護史)
2.看護の歴史的な発達過程を踏まえ、看護活動や看護教育などにおける今日的課題とあり方について考察し、表現できる。(看護
史)3.社会福祉の原点と変遷を学び、その根底にある理念を理解できる(福祉史)。
4.社会福祉理念形成の歴史的プロセスをふまえ、現代社会のあり方についての考察を深めることができる(福祉史)。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 ガイダンス:看護から見る歴史、福祉から見る歴史 看護の変遷、福祉の変遷 <予習>「看護の歴史」と「福祉の歴史」の大きな流れについて他の授業
で使用した概論・概説等のテキストを予め参照しておくこと。
2
2回 看護の概念 原始・古代時代 看護の語源 看護の起源 宗教と看護の関わり <予習>第1章「原始看護と古代看護」、<復習>学習した知識や考え
た事柄の整理
4
3回 中世から近世までの看護 古代-近世と看護、宗教改革と魔女と看護 キ
リスト教看護
<予習>第2章「宗教下における中世看護」、第3章「仏教看護」第4章
「近世における看護」、<復習>学習した知識や考えた事柄等の整理
4
4回 看護の近代化と看護教育1 ーナイチンゲール時代を中心にー ナイチンゲール、看護の職業化、看護師と資格制
<予習>第5章近代看護の確立と展開、<復習>学習した知識や考えた
事柄等の整理
4
5回 看護の近代化と看護教育2 ー我が国を中心にー 初期の看護基礎教育と特徴、看護婦規則
看護と戦争
<予習>第4章-C.から第5章-C.の日本における近代看護、<復習>学習
した知識や考えた事柄等の整理
4
6回 戦後の看護改革と看護教育 GHQと看護、保助看法、職能団体、看護教育の
改革
<予習>第5章、第6章、第7章:我が国の変貌する看護教育・看護
制度」<復習>学習した知識や考えた事柄等の整理
4
7回 看護の役割拡大と専門分化 社会ニーズ、専門職業人、専門分化、認定・専
門看護師 保健・医療・福祉サービス、
<予習>「人口動態と疾病構造、看護の動向と課題」、<復習>学習し
た知識や考えた事柄等の整理
4
8回 まとめ「看護の歴史」 看護の歴史、総まとめ、学生の学習目標の達成 <復習>看護の歴史について、学んだ内容を学生個々で再整理し、その
学びの意味について自己表現できるようにしておくこと。
6
9回 歴史のなかの社会福祉、社会福祉のなかの歴史 歴史、社会福祉 <予習>17世紀から今日に至るまでの社会変化の歴史を年表等を講義ま
でにに参照し確認しておくこと。
2
10回 産業化の帰結としてのの階級社会と貧困 相互扶助、産業化、階級社会、貧困、救貧法 <復習>資本主義社会形成過程と福祉との関係を整理する。
<予習>産業化と貧困の意味について予め調べておくこと。
4
11回 国民国家の形成と専門職の成立 国民国家、分業、専門職 <復習>産業化と貧困との関係性について整理する。
<予習>国民国家の意味と成立の背景を事前に調べておくこと。
4
12回 現代的社会福祉理念の形成 普遍的処遇、選別的処遇、福祉国家 <復習>国民国家の特徴を整理する。<予習>福祉国家形成にあたっての
普遍的処遇の意義を、選別的処遇との対比で整理しておくこと。
4
13回 歴史的形成物としての社会福祉 安全装置としての社会福祉 <復習>基本的人権に裏づけられた現代的福祉の意味を整理する。
<予習>資本主義社会の特徴と課題について予め確認しておくこと。
4
14回 福祉国家の先にあるもの 当事者主体、自立生活、地域社会 <復習>現代社会における福祉理念の特徴を整理する。
<予習>福祉国家の意義とこれからの課題について事前に確認する。
4
15回 「福祉史」まとめ 歴史、社会福祉 <予習と復習>現代社会形成のプロセスと社会福祉制度整備との関係性
を自身の言葉で説明できるように準備しておくこと。
6
60
成績評価 小テスト 0% 学修成果の
フィードバック
・まとめ報告はいずれも添削のうえ返却する。
・レポートは採点基準を明示し、間違えたところや、理解が不十分な点を受講生自ら気
づき、今度の学びに備えることが出来るようにする。
試験 0%
レポート 50%
学習態度 0% 備考 評価方法については第一回目の授業の際に詳しく説明しますが、概
要は以下のとおりです。

@まとめ報告:2回(看護史・福祉史各1回)で合計50点(各々25
点)

Aレポート:2回(看護史・福祉史各1回)で合計50点(各々25
点)
その他 50%
100%
テキスト 看護史:『看護史』(系統別看護学講座別巻9)、杉田暉道他、医学書院 7版、2016.02.(¥2,000+税)
福祉史:テキストは使用せず、毎回ハンドアウトを配布します。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 『看護学生のための世界看護史』、看護史研究会、医学書院、1997年、¥2,700
2 『看護学生のために日本看護史』、看護史研究会、医学書院、1989年、¥2,376
3 『ナイチンゲール伝:図説看護覚え書とともに』、茨木保著、医学書院、2014年、¥1,944
4 『新・日本社会事業の歴史』、吉田久一、勁草書房、1994年(絶版)
5 『よくわかる社会福祉の歴史』、清水教惠、ミネルヴァ書房、2011年、¥2.808
6 『やりなおし高校世界史』、津野田興一、ちくま書房、2013年、¥907
7 『日本史世界史対比年表』、エディット編、PHP研究所、2007年 、¥1,512
8 『アルプスの少女ハイジの文化史』、福田二郎、国文社、2010年(絶版)
9 『ハイジ』(上・下)、ヨハンナ=シュピリ(上田真而子訳)、岩波書店、2003年、¥778(上)、 ¥734(下)
10 『クララは歩かなくてはいけないの?』、ロイス=キース(藤田真利子訳)、明石書店、2003年(絶版)
履修上の注意事項や
学習上の助言など
年代や人名を覚えることが「歴史を学ぶこと」ではありません。本授業で扱う歴史は「いま」「ここ」での「わたし」が生活して
いる社会で看護・福祉が果たしている役割と課題を理解するための「鍵」です。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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