講義概要

社会福祉学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 看護学科1年、社会福祉学科1年、臨床心理学科1年
講義番号 G111 教科名 生物学
単位数 1 必・選 選択 開講時期 前期 担当者 太田 達夫
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「別途N-COMPASS上に示されている「DPとカリキュラムとの対照表」を参照のこと。」
授業の概要
(教育目標を含む)
ヒトは「環境を破壊する動物」ともいわれる。地球の生態系を正しく把握することも大切である。脳・ゲノム・環境といった21世
紀の生命科学の中心的課題について、身近な話題を取りあげながら解説する。具体的には、ヒトの誕生と進化(生物の多様性と進
化、脳と心の進化)、生態系と地球環境、ヒトのシナリオ(遺伝情報の発現、タンパク質の機能発現、ゲノム工学技術)、ゲノムと
医療(生命の誕生と終焉、免疫とがん、再生医療)という4つのテーマを順に扱う。
学生の学習
(行動)目標
1.高校「生物」の基本を確認し、大学での専門科目の履修に役立つ生物学の基礎を理解する。

2.生物学に関する身近な出来事を正しく理解し、問題点について述べることができる。

3.生物学に関する最近の出来事に関心を示すことができる。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 オリエンテーション 生物学の基礎 ヒト、脳、ゲノム、環境
生物の特徴、生物体を構成する物質
配布資料「生物学第1回」を読み、内容を理解しておく 0
2回 ヒトの誕生と進化(1) 単細胞生物から多細胞生物へ 生命の誕生、化学進化、宇宙生物学、原核細胞
と真核細胞、細胞内共生、単細胞と多細胞生物
配布資料「生物学第2回」を読み、内容を理解しておく 0
3回 ヒトの誕生と進化(2) 生物の多様性と進化 進化の証拠、生物大絶滅Big5と進化、スノー
ボールアース、ヒトの発祥と進化
配布資料「生物学第3回」を読み、内容を理解しておく 0
4回 ヒトの誕生と進化(3) 脳と心の進化   神経系の構造と進化、脳機能解析、神経伝達物
質、ことばのもつ意味、人工知能と人類の未来
0
5回 生態系と地球環境(1) 生態系の構成 生態系と食物連鎖、様々な物質循環、生態系ピ
ラミッド、人類の対環境戦略、共生と人類
配布資料「生物学第5回」を読み、内容を理解しておく 0
6回 生態系と地球環境(2) 地球環境の実態 生態系と地球環境の現状、地球温暖化、生物多
様性条約、低炭素社会、持続可能社会
配布資料「生物学第6回」を読み、内容を理解しておく 0
7回 ヒトのシナリオ(1) 遺伝的プログラム 遺伝子とDNA、ヒトゲノム、染色体の構成、 配布資料「生物学第7回」を読み、内容を理解しておく 0
8回 ヒトのシナリオ(2) DNAの複製と細胞分裂 DNA複製、DNA傷害と修復、細胞周期、体
細胞分裂、減数分裂、染色体分配
配布資料「生物学第8回」を読み、内容を理解しておく 0
9回 ヒトのシナリオ(3)  遺伝情報の発現 DNA、RNA、タンパク質、セントラルドグ
マ、転写と翻訳、転写調節
配布資料「生物学第9回」を読み、内容を理解しておく 0
10回 ヒトのシナリオ(4) ゲノム工学技術1 DNA塩基配列解析、PCR、ヒトゲノムプロ
ジェクト、DNA鑑定、遺伝子検査
配布資料「生物学第10回」を読み、内容を理解しておく 0
11回 ヒトのシナリオ(5) ゲノム工学技術2 遺伝子組換え、クローン技術、ゲノム編集、生
殖医療
配布資料「生物学第11回」を読み、内容を理解しておく 0
12回 ヒトのシナリオ(6) 細胞分化とエピゲノム 細胞分化、転写の調節、エピゲノム、DNAの
メチル化、ヒストンコード
配布資料「生物学第12回」を読み、内容を理解しておく 0
13回 ゲノムと医療(1) 再生医療 再生医療、臓器移植、初期化、万能幹細胞、ES
細胞、iPS細胞、Muse細胞
配布資料「生物学第13回」を読み、内容を理解しておく 0
14回 ゲノムと医療(2) 免疫機能 自己と非自己の識別、自然免疫と獲得免疫、抗
原と抗体、アレルギー、自己免疫疾患
配布資料「生物学第14回」を読み、内容を理解しておく 0
15回 ゲノムと医療(3) 免疫とガン・老化 まとめ 遺伝子変異と発ガン、免疫賦活化療法、近未来
のガン治療、老化とテロメア、重要事項の整理
配布資料「生物学第15回」を読み、内容を理解しておく
配布資料全体を復習しておくこと
0
0
成績評価 小テスト 30% 学修成果の
フィードバック
 
試験 0%
レポート 30%
学習態度 10% 備考 授業の理解度を問う小テストを毎回実施する。

質問や感想を毎回受け付け、積極的な学習態度として評価する。

レポートは新聞等のメディアから生物学に関する記事を選び、
筆者の主張および学生本人の考えをまとめる。

その他:15回目の授業時に講義全体を振り返り、意見・感想をまと
める
その他 30%
100%
テキスト テキストは使用せず、毎回資料プリントを配布する。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 分子から見た生物進化〜DNAが明かす生物の歴史.宮田隆.講談社.2014.本体1,260円
2 凍った地球〜スノーボールアースと生命進化の物語.田近英一.新潮社.2009.本体1,100円
3 進化しすぎた脳.池谷裕二.講談社.2007.本体1,000円
4 私たちにたいせつな生物多様性のはなし.枝廣淳子.かんき出版.2011.本体1,400円
5 ゲノムが語る生命像〜現代人のための最新生命科学入門.本庶佑.講談社.2013.本体940円
6 エピゲノムと生命〜DNAだけでない「遺伝」のしくみ.太田邦史.講談社.2013.本体980円
7 増補「iPS細胞」世紀の発見が医療を変える.八代嘉美.平凡社.2011.本体740円
8 新しい免疫入門〜自然免疫から自然炎症まで.審良静男.講談社.2014.本体860円
9 DNA医学の最先端 自分の細胞で病気を治す.大野典也.講談社.2013.本体760円
10 老化はなぜ進むのか 遺伝子レベルで解明された巧妙なメカニズム.近藤祥司.講談社.2009.本体820円
履修上の注意事項や
学習上の助言など
日頃から生物学に関する新聞記事やテレビ番組、それにインターネットの情報に関心を持っていると、授業内容が理解しやすい
し、より深い知識を身につけることができる。ただし、誇張された表現や時には誤報もあるので注意しなければならない。
「参考書」として、読みやすい新書版の解説書を推薦しておくので、ぜひ読んで見てほしい。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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