講義概要

人間総合学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 人間総合学科1年、人間総合学科2年
講義番号 4130 教科名 新潟の地誌(地誌学入門)
単位数 2 必・選 選択 開講時期 前期 担当者 丸田 滋彦
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「 【知識・理解】◎  【技能・表現】○  【態度・姿勢】○   【汎用的能力】
授業の概要
(教育目標を含む)
自分のことは分かっているつもりでも、実はよく分かっていない。自分が住んでいる土地についても同じことがいえる。他県の人
に「新潟はどんなところ?」と聞かれても的確に答えられない人が多い。この講義を聞けばそんな悩みは解決されるであろう。
 講義内容は多岐にわたるが、新潟の特色を「肌で実感」できるよう、パワーポイントなどを使いながら講義を進める。
新潟だけを見つめても、新潟の本当の姿は見えてこない。新潟を知るには日本や世界との比較が必要である。そのため講義の内容は
新潟にとどまらず世界のことにまで展開する。
 新潟の多様な姿を学びながら、新潟を愛する気持を培い、新潟に住むことの誇りを自覚し、同時に「知ることの喜び」と「物の
見方やとらえ方」を理解してもらう。なお地誌の範囲は基本的に「新潟県」とするが、一部は「政令市・新潟」の範囲となる。
学生の学習
(行動)目標
1 新潟の地理や歴史などについて他人に説明できるようになる
2 他人の受け売りではなく、自分流の「新潟論」を形成する
3 新潟を知るために、自分の足と目で現地を見に行く気持を持つ
4 ただ漫然と新潟に住むのではなく、もっと愛着と誇りを持って新潟に住む
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 <宇宙・太陽・地球・日本・新潟・人間の関係>これらは一連のものとしてつな
がっており、全ての物質は素粒子から成り立つ
「ウロボロスの蛇」と「アルビレックス新潟」 この講義で知りたい事柄とその理由を、A4サイズの用紙に個条書きで
まとめておく。当日、それをレポートとして提出する。
1
2回 <日本列島の成立と特徴―その1> @地球の構造とプレート・テクトニクス理論
 Aプレート移動は地震と火山の原因 B日本列島は四つのプレートで構成
プレート・テクトニクス理論(地球の表面は
絶えず動いており、押し合っている)
プレート・テクトニクス理論の骨格をレジメや参考図書で調べる。 3
3回 <日本列島の成立と特徴―その2> @地震と火山は一定の法則で発生
 A日本列島と日本海の形成 B新潟県の地形形成の歴史
「日本列島と日本海」はユーラシア大陸から切
り離されて誕生
レジメを読み、地震や火山が発生する原理を理解しておく。 3
4回 <新潟県の地形の特徴―その1> @新潟は太古、大地溝帯であった 
 A「新発田―小出構造線」と「糸魚川―静岡構造線」
新潟は二つのプレートが衝突する特異な県 糸魚川―静岡構造線は東西文化の境界線であるが、具体的にどのような
差があるのか参考図書で調べておく。
2
5回 <新潟県の地形の特徴―その2> @広大な越後平野
 A砂丘と砂丘湖
信濃川と阿賀野川が越後平野と新潟砂丘をつく
越後平野の「下部構造」と「平野の特徴」をレジメを読んで理解してお
く。
1
6回 <日本と新潟の風土を考える> @風土差を生む要因は四季の変化
 A日本人は世間体を気にし、新潟県人は進取の気風が乏しい
明確な四季と多神教国家 レジメを参考にして、日本と新潟県の風土の特徴を自分なりに考え,
それをレポートとして提出する。
4
7回 <私たちの祖先はどこから来たか?> @日本人の人種はモンゴロイド 
 A私たちは縄文人と弥生人の混血である
人類の誕生と私たちの祖先を探り、ミトコンド
リア遺伝子の特徴を知る
レジメを読んでモンゴロイドの特徴を理解しておく。 1
8回 <新潟の歴史的位置づけ―その1> @7世紀頃は「蝦夷対策」の拠点 
 A江戸時代末期は「北海防御」の拠点
日本の歴史の中で新潟がになった役割 レジメの「新潟の歴史的位置づけ」を事前に読み、参考図書などで当時
の時代背景を理解しておく。
2
9回 <新潟の歴史的位置づけ―その2> @明治初期は「文明開化」の拠点 
 A明治中期以降は太平洋側への人口と食糧の供給基地
同上 同上 2
10回 <柳都と新潟美人> @芸妓の歴史と現状 A花柳界を文える日本舞踊・市山流 
 B新潟美人のルーツは新潟芸妓
柳都文化と新潟美人のルーツを探る レジメを読み、新潟が「柳都」といわれる由来を調べておく。 1
11回 <新潟の景色を考える―その1> @景色とは何か? A景色の成立と本質
 B景色の分類と表現方法
新潟にも美しい景色はたくさんある レジメを読み、景色とはいったい何なのか、景色のとらえ方や本質を理
解しておく。
2
12回 <新潟の景色を考える―その2> @景色は人が与えてくれるものではない A景
色を町づくりに生かす B景観行政の歴史
景色の保存は健全な都市の発展につながる あなたが美しいと思う新潟の景色について、その場所と美しいと思う理
由を個条書きでまとめ、それをレポートとして提出する。
2
13回 <新潟の観光ポイントを見る―その1>
 @北区 A東区 B江南区
新潟市の各区別に主要な観光ポイントの意義を
考える
あなたが知りたい観光ポイントを「新潟市観光・文化検定―公式テキス
トブック」などで事前に調べておく。
1
14回 <同上―その2>
 @ 中央区
同上 同上 1
15回 <同上―その3>
 @西区 A西蒲区 B南区 C秋葉区
同上 同上 1
16回 定期試験     0
27
成績評価 小テスト 0% 学修成果の
フィードバック
・優れたレポートは、講義日に講評する。
試験 50%
レポート 25%
学習態度 25% 備考 1 試験はレジメの全範囲を対象とし、選択式の設問で実施する。

2 第1回目のレポートは箇条書き程度でよい。様式はA4サイズ。

3 第6回と第12回のレポートは、様式はA4サイズで、1000字程度とする。

4 インターネットから丸写しのレポートは、評価の対象外とする。
  
5 学習態度は準備学習(予習)の状況や受講態度(私語がなく、学習意欲に燃えている
  かどうか)などをもとに評価する。
その他 0%
100%
テキスト テキストは使用しない。テーマごとに「レジメ(講義概要)」を配布する。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 日本社会の歴史(上・中・下) 網野善彦 岩波書店 1998年
2 新潟県の歴史 田中圭一 山川出版社 2004年
3 宇宙は何でできているのか 村山斉 幻冬舎新書 2010年
4 地学のツボ 鎌田浩毅 筑摩書房 2009年
5 日本列島の誕生 平朝彦 岩波新書 2011年
6 新潟もの知り地理ブック   同ブック編集委員会 新潟日報事業社 2007年
7 街並みの美学 芦原義信 同時代ライブラリー(岩波書店) 1991年
8 新潟市観光・文化検定「公式テキストブック」 第一印刷所 2007年
9 新潟の花街 藤村誠 新潟日報事業社 2011年
10 日本列島100万年史 山崎晴雄・久保純子 講談社 2017年
履修上の注意事項や
学習上の助言など
1 講義内容について理解できないことがあれば、授業中か授業終了後に遠慮しないで質問をしてください。Eメールでもよい。
2 学習態度が極度に悪い学生には受講を拒否する場合があります。

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講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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