講義概要

人間総合学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 人間総合学科1年、人間総合学科2年
講義番号 4227 教科名 日本文化論
単位数 2 必・選 選択 開講時期 後期 担当者 荻 美津夫
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「 【知識・理解】◎ 【技能・表現】 【態度・姿勢】○ 【汎用的能力】 」
授業の概要
(教育目標を含む)
これまで、中学校、高等学校で勉強してきた日本の歴史は、主として年代や歴史用語を暗記することであったと思います。この講義
では、日本古代から近現代までにおける文化(文学・美術工芸・芸能・宗教等)に関して、各時代にありながら、現在の日本文化の基
礎となっていったと思われる文化事項を中心にとりあげ、図像・音・映像を等も参照してもらいながら、各時代の人と文化の営みに
ついて、考えてみたいと思います。
学生の学習
(行動)目標
1.時代区分を通して、日本の歴史や文化の流れを理解することができる。
 2.各時代の人の営みと、それと関わっている文化の状況を理解することができる。
 3.それぞれの文化と、現代の日本文化の関わりにつて考えることができる。
 4.これらを通して、日本文化の特質について考えることができる。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 オリエンテーション:講義内容、進め方、評価等。「時代区分について」これまで
日本史の中で学習してきた政治経済史の時代区分と文化史の時代区分を復習する。
西暦、五区分法、年号、大化 〈予習〉中高時代の日本史の時代区分の知識等を確認しておくこと。 4
2回 「日本列島と文化流入の入り口-日本文化の特色-」(1)「日本列島と文化流入の
入り口」。東アジアの中の日本の地理的環境の重要性を理解する。
海獣狩猟文化、稲作、朝鮮半島、中国文明 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
3回 「日本列島と文化流入の入り口-日本文化の特色-」(2)「日本文化の特色」。日
本の地理的環境から導き出される日本文化の特色について考え、理解する。
北方系神話、南方系神話 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
4回 「日本人の起源について」(1)「日本人の起源の研究のはじまり」。ここでは、
幕末〜明治期にかけて来日した西洋人による日本人起源論を紹介する。
シーボルト父子、コロポックル、琉球人 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
5回 「日本人の起源について」(2)「日本人起源論の有力な説」。ここでは、日本人
起源論の有力な説について、具体的に考える。
血液型、東日本・西日本文化、頭示数 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
6回 「神話の世界と仏教の伝来」(1)「神話の世界」。イザナギ・イザナミの国土形
成、天の岩屋戸、海幸山幸神話をとりあげ、その持つ意味などについて理解する。
イザナギノミコト、イザナミノミコト、天照大
神、大嘗祭
〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
7回 「神話の世界と仏教の伝来」(2)「仏教の伝来」。仏教の伝来・受容と初期の仏
像、そして正倉院宝物等を紹介し、飛鳥・天平文化の国際性について理解する。
欽明朝、聖徳太子、飛鳥寺、螺鈿紫檀五絃琵
琶、聖武天皇
〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
8回 「国風文化の成立」(1)「日本語の誕生」。文字の伝来から、様々な工夫を通し
て成立する平仮名・片仮名の誕生までを、具体例をあげながら考える。
金印、銅鏡、渡来人、山ノ上碑文、万葉仮名 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
9回 「国風文化の成立」(2)「平安朝の女性と女流文学」。女流文学作品をとりあげ
るとともに、彼女らの出自についても検討する。
紫式部、清少納言、和泉式部、女房、『源氏物語』 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
10回 「鎌倉文化と北山・東山文化」(1)「鎌倉文化」。『平家物語』と平曲、運慶・
快慶の彫刻などを紹介し、公家・武家による鎌倉文化について理解する。
『平家物語』、平曲、運慶、快慶、金剛力士像 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
11回 「鎌倉文化と北山・東山文化」(2)「北山・東山文化」。ここでは、書院造・能
楽などを通して、現在につながる室町文化について理解する。
書院造、能楽、世阿弥、足利義満、足利義政、
北山文化、東山文化
〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
12回 「桃山文化と元禄文化」(1)「桃山文化」。豪華絢爛な城郭や美術、侘び寂びの
ほか、キリシタン文化(南蛮文化)の影響などについて考える。
千利休、豊臣秀吉、茶道、華道 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
13回 「桃山文化と元禄文化」(2)「ルイス・フロイスによる日欧文化比較」。ルイ
ス・フロイスの『日本覚書』を通し、当時の日欧文化を比較的に考える。
織田信長、ルイス・フロイス、イエズス会、寺入り 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
14回 「桃山文化と元禄文化」(3)「元禄文化」。京都・大坂・江戸の三都を中心に発
達し、多くの町人が担い手となった江戸文化について理解する。
松尾芭蕉、近松門左衛門、市川団十郎 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
15回 「欧化政策と西欧文化の流入-鹿鳴館・洋服-」。鹿鳴館での夜会、風俗・言語・文
学・演劇などの改良の動きと、洋服の普及など、欧化政策について考える。
鹿鳴館、井上馨、軍服 〈予習〉配布資料を見て、その内容を確認しておくこと。
〈復習〉ノートを整理しておくこと。
4
16回 定期試験     0
60
成績評価 小テスト 0% 学修成果の
フィードバック
・レポートは、添削の上、返却する。
試験 60%
レポート 30%
学習態度 10% 備考 ・学習態度は、授業中の発言・態度、学習への取り組み状況を元に評価する。
その他 0%
100%
テキスト 使用しません。ときどき、プリントを配布します。
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 家永三郎『日本文化史』(岩波新書)
2 尾藤正英『日本文化の歴史』(岩波新書)
3 吉村武彦・他編著『日本の歴史を解く100話』(文英堂)
4 歴史教育者協議会編『100問100答日本の歴史』(河出書房新社)
履修上の注意事項や
学習上の助言など
 

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