講義概要

人間総合学科 2017年度入学生用

新潟青陵大学

学科・学年 人間総合学科1年、人間総合学科2年
講義番号 2114 教科名 染色学
単位数 2 必・選 選択 開講時期 後期 担当者 山口 雄三
DP(ディプロマ・ポリシー)
との関連
「 【知識・理解】◎【技能・表現】 【態度・姿勢】○ 【汎用的能力】○ 」
授業の概要
(教育目標を含む)
衣服の与える印象の中で色の果たす役割は大きい。我々が着用している衣服は特別なものを除いては、ほとんどの場合染色が行われ
ている。染色の原理や、染色の及ぼす様々な影響を知ることは、衣服の企画、製造、販売に関するものはもちろん、一般消費者にと
っても有用である。かなり科学的な内容であるが、染色の概要について初学者にもわかりやすく解説する。主な内容は、染色の基礎
理論を中心に、次のことについて説明する。
1.染色準備工程 2.染料の色と構造 3.染色のメカニズム 4.各種繊維の染色方法 5.染色堅牢性
学生の学習
(行動)目標
ほとんどの学生が染色ついては未経験である。授業の中では実際に染色を行い、染色を身近なものとして取り組めるよう工夫してい
るが,次のことを目標に学習して欲しい。
・染料の特徴を把握している。    ・染色の基本的なメカニズムを理解している。
・各種助剤の働きを理解している。  ・染浴の調整方法がわかる。
・染色物の取り扱い方法,消費性能についてある程度理解している。
以上のことを踏まえて,日常の衣生活をより科学的,合理的に考える姿勢を身につける。
授業計画(シラバス)
内容 キーワード 準備学習(予習・復習)の内容と分量 準備学習に要する時間
1回 染色とは 染色加工とは 染色の準備工程 のり抜き,精練,漂白,蛍光増白 <予習>次回行う授業の資料を事前に配布するのでよく読んでくる。
わからない用語等は下調べしておく。質問する事項を用意する
2
2回 染料とは 染料と顔料 染料の歴史 天然染料・合成染料 色素,染料,顔料,親和力 <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
3回 各種染法1 染まるとは(染色現象) 浸染と捺染 浸染,捺染,吸着,拡散,染着力 <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
4回 染色基礎実験
実験レポート作成
対繊維質量(重量),浴比 <予習>染浴調製ための計算をしておく。
<復習>実験レポートを作成する。
4
5回 各種染法2 染色操作から見た染法分類 直接染法,酸性染法,分散染法,媒染染法,
反応染法,還元染法
<予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
6回 光と色 光とは 可視光線 光源色と物体色
染料の色と化学構造 光の選択吸収 発色団・助色団説
電磁波,可視光線,分光反射率,減法混色,
加法混色,選択吸収,発色団,助色団
<予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
7回 染色の基礎理論1 染着力 染着平衡 染色温度 吸尽度 水素結合,ファンデルワールス力 <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
8回 染色の基礎理論2 吸着等温線 親和力 染色速度 混合染色 化学平衡,半染時間,染着率 <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
9回 染色の実際 染色処方 対繊維重量 染色助剤 o.w.f.,促染剤,緩染剤,均染剤,浴比 <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
10回 セルロース繊維の染色1 直接染料による染色 染色条件 塩効果 直接性,塩効果 <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
11回 セルロース繊維の染色2 建染染料による染色 反応染料による染
還元染法,バット染料,ロイコ体,共有結合 <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
12回 タンパク質繊維の染色 酸性染料による染色 均染性と不均染性
まとめと学習理解の確認@
アミノ酸,タンパク質,等電点,pH,均染
性,不均染性,媒染剤
<予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
13回 半合成・合成繊維の染色 分散染料による染色 分散状態,固溶体,ポリエステル <予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
14回 染色物の消費性能 染色堅ろう性とは 各種染色堅ろう度試験 変色,退色,ブルースケール,グレースケー
<予習>事前に配付資料を読んで,わからない用語等はチェックする。
<復習>講義内容,配付資料に基づきノートを整理する。
4
15回 まとめと学習理解の確認A これまで学習した全てのキーワード <予習>ノート,プリントの整理をし,学習内容を確認する。
<復習>指摘されたポイントをノートにまとめ,試験に臨む。
6
16回 定期試験 これまで学習した全てのキーワード   0
60
成績評価 小テスト 0% 学修成果の
フィードバック
・レポートは,添削の上,返却する。
・「まとめと学習理解の確認」の際には,特に不明な箇所をあらかじめチェックしてお
き,質問をするなどしてノートにまとめる。
試験 70%
レポート 10%
学習態度 20% 備考 ・学習態度は,授業を通しての発言,行動などをもとに評価する。
その他 0%
100%
テキスト 書 名: 繊維製品の基礎知識 第1部 繊維に関する一般知識 備 考: アパレル素材論T・Uと同じテキストを使用する。
著 者: 日本衣料管理協会刊行委員会
出版社: 日本衣料管理協会
金 額: 1,800円
テキスト以外の参考書
(番号は、推薦順)
(図書館備付)
1 染色学 奥山,水梨監修 相川書房 1983
2 新版 染色概説 矢部,林著 光生館 1979
3 新版 染色加工学 東京都私立短期大学協会編 酒井書店 1985
4 染色の化学 黒木宣彦著 槇書店 1987
履修上の注意事項や
学習上の助言など
衣料管理士必修科目ではあるが、それ以外の学生で関心のある学生の受講を歓迎する。

新潟青陵大学

講義要項やWebシラバスの記載内容は、登録された受講生の人数や理解度に応じて、授業開始後に変更となる可能性があります。

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